映画レビュー0678 『16ブロック』

今回はBS録画から。前日社会派の映画(ハンナ・アーレント)を観たので、ちょっと気楽な映画を観たいと思ってチョイス。

16ブロック

16 Blocks
監督
脚本
音楽
公開
2006年3月3日 アメリカ
上映時間
101分
製作国
アメリカ

16ブロック

夜勤明けの窓際警察官・ジャックは、帰り間際に犯人の移送を頼まれ、渋々引き受けるも途中謎の男たちに襲われてしまう。署に連絡して救援を呼ぶと、元相棒のフランクがやってきて数人の刑事とともに「こいつはワケアリなんでね」と移送中の犯人を殺そうとしたため、とっさに彼を救って逃げることにしたが…。

何から何まで予想通りでした。

5.0

もうね、いい加減こういうベタな展開が予想されるアクション映画って観るのやめるべきだな、と思いましたよ。マジで。それなりに映画を観てきている人であれば、大体このシーンはこういう狙いで、この後これが出てくるんでしょ…とかわかっちゃうお話だったので、まあ何一つ盛り上がることがないお話でした。

ブルース・ウィリス演じる主人公のジャック・モーズリーは、アル中で足も悪い超窓際警察官。思えばこの設定が一番珍しかった気がする。“死なない男”ダイ・ハードのジョン・マクレーンとは正反対の、ホントにすぐ死にそうなオッサン。そんな彼が夜勤明け(眠い)に「こいつを裁判所まで移送してくれ」「いやワシ眠いんで」「すぐ近くだろ」「でも勤務外なんで」「いいから行けや!」と移送を渋々引き受けます。その移送先の裁判所が警察から16ブロック先ということで、「16ブロック」。ちなみに約1.6kmだそうです。近いけど、なんかあったら嫌な距離だぜ…ってことで当然なんかあったよ、というお話。

このモス・デフ演じる犯人はどうやら悪徳警官の悪行を裏付ける証言をしに裁判所へ連れて行かれるようで、当然ながら証言されたら困る警官たちがいるわけです。彼らはこの犯人を殺して証拠隠滅→解決しようぜ、ということでボンクラのジャックなんて丸め込んでおしまいだろ…と思っていたらジャックが反発してしまったがために面倒なことになったぜ、と追走劇が始まります。

もう本当にいろいろとわかりやすくフリも用意されているし、お決まりのようにピンチがあってはかわしてというお話なので、よほどアクション映画好き or ブルース・ウィリス好きとかでない限りは今さら改めて観るにはしんどい映画ではないかと思います。エンディングに出てくるであろうものも誰でも気がつくものだし、ラス前のちょっとしたトリックも「ああこれアレでしょ」ってな形でいろいろと既視感のある内容でした。もうそれ以上でも以下でもないという…。だからあんまり語ることはありません。

でも実は予想通りだったエンディングでちょっとホロッと来ちゃったのはショナイでお願いします。マジで。

このシーンがイイ!

ということでエンディングですかね。もーホントにわかりきってたベッタベタなエンディングだったんですけどね…。じんわりきたよね…。

ココが○

ド定番大安定ってことで、それなりの映画が観たい時にはそれなりに応えてくれるかもしれません。

ココが×

んで、そこそこ映画観ている人であれば、もう完全におなじみの展開なので楽しめないわけです。もうアレですよ。ベタなAVで興奮できなくなってるのと似てる感じ

あと、移送されるエディが喋りすぎ。舞台回しなのはわかるんですがさすがに喋りすぎでウルサイ。もうちょっとバランス考えても良かったんじゃないかなと。

MVA

消去法ではありますが…ちょっと思う所あってこの人かなー。

デヴィッド・モース(フランク・ニュージェント役)

マジでいつも通りのデヴィッド・モースなんですが。もう真面目なフリして悪い警官はこいつにやらせとけよ、みたいな。

いつも通り過ぎて特に良いとか無かったんですが、ただ久しぶりに観た気もするし、ザンダーさんのようなある意味便利屋ポジションとして貴重な人材なんじゃないか、とモース見直し論が自分の中で巻き起こったこともあって。

嫌な役はギャラもそんなに高くないからデヴィッド・モースかピーター・サースガードにやらせとけよ、みたいな。そんなちょっとした悲哀みたいなものが見え隠れしてた気がしないでもないので、ご苦労様ということで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA