映画レビュー0770 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
最近、記事を公開すると「購読者にメールが送信されます」って表示が出るんですが、これってやっぱり記事を作成するたびに更新したよって送られてるんですかね。っていうか読者登録なんてしてくださる奇特な方がいるんでしょうか。
この辺はWordPressの初期設定のままなのでまったく感知していないんですが、念のため書いておくとこちらでは(調べる方法もあるかもしれませんが)登録者の有無やメールアドレス等はわからないので、もし個人情報的な心配がある方もご安心くださいね。ってか登録してくれてる人なんているのかよ!!
人物ページをゴリゴリ作ってる時とかに何通も送られているのかと思うと申し訳ないんですが…こういう構造のサイトなのでその辺りはお許しくださいまし。
ということで観てきました。
散々書いてますがIMAXとは言えイヤイヤ3Dですよ。もはやこの手の大作系は上映終了近くを待たない限り3Dで観ざるを得ないというのがなんともツラいところですが…。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
史上最強のオールスタームービー。
- あの人もあの人も出てくるMCU集大成
- 人数が多いだけに見どころもたくさんであっという間の2時間半
- まだまだ離れることを許さない先が気になる展開
- で、クイックシルバーさんは?
今回より唐突にちょっとだけ私感をまとめた導入部分を入れてみました。完全なる自己満足です。こういうのを新しいデザインで追加していけるのがCSSの楽しいところですね。
ということで奥さんご存知のMCU第19作目となります今作。「アベンジャーズ」としては3作目ですね。前回のレビューにも書いた通り、個人的には「ブラックパンサー」のみ未見で後は全部鑑賞済みです。
今回のヴィラン(敵役)はサノス。過去のMCU作品でも何度か登場していることもあり、また原作的にもかなり強烈なヴィランとして有名なので、「いよいよ来たか」ってなところですね。
僕もね、その昔カプコンの格ゲーで散々やられたんですよ。サノスには。ラスボスだったんですがまー強くて。あのゲームでも6つの「インフィニティ・ジェム」を集めてウンタラカンタラあったので、懐かしいなーと思いつつの今回のお話です。
前回「別に観なくてもいいんじゃね」的なことを書いたマイティ・ソー/バトルロイヤルでしたが、実は今作はあの映画のエンドロール後に流れるシーン直後から始まるので観といて良かったわと。あっさり前言撤回致します。
※以下マイティ・ソー/バトルロイヤルのネタバレになるのでご注意
アスガルドが滅亡するも「民がいればなんとかなるさ」とアスガルド民を連れて地球へ向かっていたソーの宇宙船にいきなりステーキばりのいきなりサノスでアスガルド民大ピンチ、という状況からスタート。
すでに凶悪な強さであるサノスに対し、ソーもロキもまったく歯が立たずにいきなり囚われの身になりますが、しかしここにはあのハルクもいる…! と彼に希望を託すもこれまた歯が立たずに万事休す、ヘイムダルの機転でなんとかハルクのみ地球に逃げるもソーの宇宙船は大破してしまって彼も生死不明、いよいよこれはヤバイぞ…! と地球でも態勢を整えようとアベンジャーズ再結成を目指しますが、トニー(アイアンマン)はキャップと喧嘩別れした状態で「そう簡単な話じゃない」という状況。
地球にはサノスが収集を目論む「インフィニティ・ストーン」のうち2つ(1つはヴィジョンの額に埋め込まれたアレ、もう1つはドクター・ストレンジのアガモットの目)があり、彼が地球にやってくるのも時間の問題、さてどうするアベンジャーズ…! あとはまあなんだ、みんな観るんだ…!
もう最近のMCUはクロスオーバー推しが強いだけに、特に「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」なんて最たるものでしたが、「アベンジャーズでオールスター感出すのももう難しいんじゃね?」的にいろんな作品のヒーローたちがちょくちょくあちこちの作品に顔を出すようになってきているわけですよ。
しかしどうしてやっぱり“本家オールスター”のアベンジャーズシリーズということでさすがのオールスター。
個別作品が作られているヒーローたちはもちろん、その各作品に出てくる脇役クラスのメンバーもことごとく登場、これほどまでに過去作を観てきた人たちを興奮させる要素に事欠かない映画もなかなか珍しいんじゃないかと思います。
どうでもいい話ですが、おそらく当ブログで(現時点で)最も個人ページへ&個人ページからのリンクが多い映画だろうと思われます。それだけいろんな人が出てきちゃってもう。
おお、あの人も…!
この人も出てくるのか胸熱…!
ヨッ、待ってましたご登場!
といちいち大興奮、楽しくって楽しくって仕方がない贅沢盛り合わせに人の金で焼肉を食べているかのような高揚感がたまりません。
あれ? ところでクイックシルバーさんは?
とやっぱり思うわけですがきっと彼は誰もが忘れていると思われているだけに文字通り忘れた頃に助けに来てくれるんだ! 待ってるよ! と最後までサプライズ期待で楽しませてくれる辺りもニクイ。クイシルさんが出るか出ないかは書きません。ご自身でご確認くださいね。
まあ一つだけ言えることとしては集中しちゃってもう劇中もクイックシルバーなんて頭にいなかったけどね。実際。
話自体はあんまり書いちゃうと興を削ぐのでこれ以上は書きません。何せ監督さん自ら「できるだけネタバレ広めないでね」的なことを言っていたそうなので、あとはもう観ろよと。それなりにMCUを追ってきていますよ、という人であれば間違いなく大興奮だろうし、間違いなくあっという間の2時間半だと思います。
僕も開場から実質3時間ぐらい座っていたわけですが、本当に久しぶりの「あっという間感」がありましたね。この時間感覚が狂うほどのあっという間感は「インターステラー」以来かもしれない。もっと観たかった。
最後も「なるほどこう来たか…で、ここからさらに…!」と思ってたら終わりましたからね。「えー! もう時間!?」って感じで。いやはや楽しませて頂きました。
今回の敵であるサノスも(原作的に)ちょーっと今までのヴィランとはランクが違うので、それだけに強烈強大で絶望的な絶望が味わえます。果たして彼に勝てるのか…! いやそりゃ最終的には勝つんだろうけども…! と思いつつのエンディング、果たしてどうなるんでしょうか。お楽しみください。
なお、興行収入としてはこの映画が公開された時点での史上最高記録を残しているようで、文字通り現代最高のバケモノ娯楽映画と言って良いでしょう。
これはもう間違いなく映像による娯楽の極みなわけで、公開中に観るっきゃない!(安っぽい〆)
このシーンがイイ!
やっぱり各々の登場シーンはベタですけど良いですよね。しびれますよそりゃあ。
ちゃんとBGMで誰のフェーズなのかがわかるのも嬉しい。固有の曲どうこうではなく、雰囲気で「おっ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのターンだね」みたいな感じで。
中でもやっぱり…キャップかなぁ。あの登場の仕方はズルい。鳥肌モノでした。
ココが○
さすがにここまで積み上げてきたものが大きいだけに、その価値を存分に利用した見せ場の作り方はどうあがいても単発映画には出せない贅沢さで早い話が鼻血モンです。
こんなの少年が観た日にゃあおしっこちびりますよマジで。っていうか絶対いるでしょちびった子。正直に言いなさい?
ココが×
あるっちゃあるんですが…ネタバレになるので書けないですね…。
まあでも概ね不満もなく、さすがの作りで大満足です。さすがに気合も入ってるし、この上ないお祭り映画になっているのではないでしょうか。
ああ、あとやっぱり一応触れておかないといけないのが…3Dホントやめて欲しい。初期の頃よりは立体感は出てきていると思いますが、その反動かミニチュア感がすごいんですよ。キン消しで遊んでるっぽい感じ。(おっさん例)
MVA
これだけいろんな人が出てくると本当に悩むところなんですが…役どころの美味しさ込みでこの人じゃないかな〜。
クリス・ヘムズワース(ソー役)
まあやっぱり神様ですからね。ちょっと他とは立ち位置が違うというか、唯一勝てる可能性を感じるのがこの人だな〜と思いながら観てました。
劇中の扱いもやや大人しめだったトニーとは違ってキャップと並ぶレベルの主役感だったし、まあやっぱりなんだかんだ言ってかっこいい。いい男になってきたなぁと思います。
あとはスカーレット・ウィッチのエリザベス・オルセンも良かったですね。こいつも実はすげー強いんじゃねーか的な感じで。ただ弟の(以下割愛)