映画レビュー1586 『真夜中のパリでヒャッハー!』

この前過去の記事を読み返してたんですが、結構この前文のところに最近の出来事とか昔はちゃんとブログっぽいことを書いてたんだなと感心しました。(内容が面白いか否かは別です)
なので改めて今後もちょっと書いていこうかなと思っております。自分で振り返るためのものなので。

で、最近の話としては今4月中旬なんですが、ここ2年ほどこの時期に帯状疱疹が発症していまして、まさにこの映画を観る前日から3年連続でまたやってきたよ、というご報告です。
毎年会う友達みたいになってきやがりましたね。帯状疱疹。
一回やれば二度と発症しない人が多いと聞くんですが…臨床的には何度もかかる人も珍しくはないようです。
みなさんも気をつけてください。一回やったら割と気付きやすいと思いますが、スピード勝負なのですぐ病院に行きましょう。
今回もすぐ病院に行ったのでほぼダメージもなく平和に過ごしてはいますが嫌なものは嫌です。

真夜中のパリでヒャッハー!

Babysitting
監督

ニコラ・ブナム
フィリップ・ラショー

脚本

ジュリアン・アルッティ
タレク・ブダリ
フィリップ・ラショー

出演

フィリップ・ラショー
アリス・ダヴィ
ヴァンサン・ドゥサニア
タレク・ブダリ
ジュリアン・アルッティ
ジェラール・ジェニョ
クロティルド・クロー
エンツォ・トマジーニ
フィリップ・デュケーヌ
シャーロット・ガブリス

音楽

マキシム・デプレ
ミカエル・トルディマン

公開

2014年4月16日 フランス・ベルギー

上映時間

85分

製作国

フランス

視聴環境

U-NEXT(Fire TV Stick・TV)

真夜中のパリでヒャッハー!

どこかで観たような内容ではある。

7.0
誕生日に社長のクソガキの子守を押し付けられ、大人しくしてると悪友が押しかけパーティーが始まり…
  • 誕生日パーティーのはずが社長に子守を押し付けられてしまい、やむなく社長宅でお留守番
  • しかしそれを知った悪友2人が勝手にやってきてパーティーを開催してしまう
  • 社長夫妻は出先で警察からの連絡を受けて事件を知り、録画されていた映像を観る形で振り返っていく
  • ハングオーバー!+プロジェクトXっぽい内容

あらすじ

まあまあ面白くはあったんですが結構既視感がある内容だったのでほどほどかなぁといったところです。

出版社で受付をやっているフランク(フィリップ・ラショー)は漫画家志望のため、今日こそ社長に見てもらうぞと自作のラフを持参して社長室に乗り込みますが社長はお忙しく顔見せ程度で物別れに終わり意気消沈。
その後社長の元にいつもお願いしているベビーシッターが事故だかなんだかで子守が無理になったと奥さんから連絡が入り、丸一日何かの授賞式的なものに出席するためのっぴきならないとのことでその場にいたフランクに「ラフを見る」ことを条件に強引に子守を引き受けさせます。
フランクはこの日がお誕生日らしく、悪友のサム(タレク・ブダリ)とアレックス(ジュリアン・アルッティ)が誕生日パーティーを企画してくれていたんですがこのチャンスは逃せないということでパーティーは中止、社長宅でお留守番です。
一方社長夫妻は翌朝警察から連絡を受け「息子さんが行方不明な上に言葉では説明できない事態なので早急に帰宅してください」と言われ予定を早めて帰宅、家の中はあらゆるものが破壊され強盗にあったかのような状態です。
現場にはビデオカメラが残されており、再生するとサムとアレックスのバカ2人が社長宅にやってくるところが…!
こうして現場にやってきた刑事とともに「昨日から今朝にかけて何が起こったのか」が録画されている動画を観ながら振り返りましょう、というお話です。

こういうのが好きなら観る、でOK

あらすじからもわかる通り、またフィルマでも結構な人が言及していたように「フランス版ハングオーバー!」といった感じの映画です。
ですが僕としてはどちらかと言うと「プロジェクトX」の方が近い感じがしました。パーティーだからね…!
鑑賞人口が比にならないと思うのでハングオーバーが例に出てくるのもよくわかりつつ、実際は「ハングオーバー!+プロジェクトX」のフランス版と言ったほうがしっくりくるので、その両方を観たことがある人であればもうこの説明だけで観なくてもいいぐらいにそのままだと思います。
最終的にちょっといい感じにまとめてはいますが、まあそれは枝葉の部分というか大枠が一緒なら別にラストがどうでもあんまり印象は変わらないよね、と。
なのでこの手のコメディが好きであれば多分それなりに楽しめるだろうし、特にそうでもなければ観なくてもいいかなぐらいの感じです。

少し調べたところ、この続編で「世界の果てまでヒャッハー!」という映画があるらしいんですが、今作のポスターに「世界の果てまでヒャッハー! には前作があった…!」的なものが書いてあったのでおそらく続編がそれなりにウケたので1作目であるこの映画も日本に入ってきたような順番っぽいですね。日本公開も続編の方が先になっているので。
もうこの邦題の安っぽさもなかなかのレベルだなと思うんですが(そもそもパリっぽさもない)、それはさておき主演のフィリップ・ラショーはこの映画が監督デビュー作だそうです。
で、フィリップ・ラショーと言えば「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」の監督・脚本・主演なんですよね。
あの映画は非常に面白かったので、どこかで観たような内容とは言えなるほど最初からコメディを作るのがお上手だったのねと納得の仕上がりではあります。
そしてあの映画も元々彼が原作(シティーハンター)のファンだと言っていたので、今作の漫画家志望という設定からも相当マンガが好きなんでしょう。
今作にマンガ的な要素はあまりないものの、とは言え普通に「捕まるだろ」みたいな展開をゴリゴリと進めていく破天荒さに現れているような気がしないでもありません。結局隣の爺さんはどうなったんだよ…!

国が違えどバカはバカ

そんなわけで特段語ることもなく、割と安定した内容の映画でしたよと。
フランスとアメリカとで笑いの違いがあるんだろうなとも思いますが、そもそもハングオーバーだったりプロジェクトXだったりの詳細を忘れているポンコツなので違いもよくわかりません。
ただ結局全体的に似た感じでああいうのが好きなら面白いと思うであろうことは間違いないので、あんまり国の違いもないのかもしれないですね。バカはバカだよ、っていう。
しかし映画に登場する悪友って本当に心底近くにいてほしくないタイプばっかりで笑いますね。

このシーンがイイ!

娼婦のたまり場であの人が出てきたところと、そのあとの「俺がバカだった頃に来た」「先週?」の流れが一番笑いましたね。
「今もバカじゃん」と思ったら鋭い刃で突っ込まれてたっていう。
あとエンドロールのキャスト&役紹介がバカバカしすぎて良かったです。なんていうか勢いがあるね!

ココが○

笑いの作りとして当然ではあるんですが、主人公は一貫して「やめてくれ」って立場なのがやっぱり良いですよね。不本意ながらひどい方向に引っ張られていくところに悲しみと面白みがあるというか。

ココが×

類似の2作ほどでは(多分)ないにせよ、それなりに品がないのは事実です。
まあでもこの手の笑いにしては下ネタは少ない方だったかもしれないですね。

MVA

正直際立って良かったな、と感じる人もあまりいなかったので消去法的にではありますが…こちらの方。

フィリップ・デュケーヌ(カイヨー役)

刑事の一人。プロファイリング担当だったかなんだか。
非常にデリカシーのない人物でいろいろ笑えていいキャラでした。

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