映画レビュー0138 『エニグマ』

最近どうも「これ観たかったんだぜ!」っていう映画以外は集中力に欠けるんですよねぇ。これで映画好きを自認していいのか悩みつつ、今週は宅配が遅れているためまたBSから。

エニグマ

Enigma
監督
マイケル・アプテッド
脚本
原作
『暗号機エニグマへの挑戦』
ロバート・ハリス
音楽
公開
2001年9月28日 イギリス
上映時間
119分
製作国
イギリス

エニグマ

イギリス軍の暗号解読センターで天才的な暗号解読者として働いていたジェリコだったが、恋人と喧嘩別れしたことが原因で精神を病み、職を離れていた。やがてドイツ軍の暗号が変更になったことで再度呼び戻されるジェリコ。まだ彼女への思いを引きずる彼だが、かつての恋人・クレアは失踪していた。

すべてにおいて中途半端。

4.0

まず入り口として、「暗号解読の戦争モノ」と勝手に期待していた自分の勘違いがよくないんですが、それにしてもどの要素も中途半端で、全体的に盛り上がらずに終了。

わかりやすく図解にしましょう。

<自分の期待>

  • 暗号解読は大変だぜ ■■■■■■■ 70
  • 人間関係も大変だぜ ■ 10
  • 戦争はやめようだぜ ■■ 20

<実際>

  • 暗号解読は大変だぜ ■■ 20
  • 実は恋愛話もあるぜ ■■■■ 40
  • サスペンスなんだぜ ■■ 20
  • 実話ベースなんだぜ ■■ 20

結果、散漫。

個人的に、暗号解読の世界っていうのは結構惹かれるものがあるので、そう言う面を期待しすぎた部分はあったと思いますが、それにしても話の軸が失踪した元カノ、っていうのはツライ。

しかもなんかよくわからないうちに「探偵仲間」に惹かれてるし。え? どこでスイッチ入ったの? っていう。この辺はFF8(駄作)に似た印象。んで急にイイ感じになっちゃって、でも元カノの捜査も続けてて。

おいおい、4日で解読しなきゃいけないっていうのにそんなところで油売ってていいのかよ…っと思ってたらなんか割と簡単に解読しちゃって、これまた「はぁ?」。

他の解読者たちも結構出てくる割に、チームワークみたいなものもほとんど描かれないし。そしたら(シーンからなんとなく予想はしていたものの)カティンの森の話まで出てきて、挙げ句の果てにエンドロール前に実話っぽいテロップを入れて“それっぽい”雰囲気に仕上げました的な。

もー何がしたいねん!!!

「探偵ごっこ」も、見つかりそうになったり捕まりそうになったりしても「いやそのスルーは無いでしょ」っつーガードの甘さで緊張感がまったくナシ。

変に煽らない真面目な作りは良かったですが、総じて残念ながら観るべきところは見当たりませんでした。観終わってもまだ眠い。

このシーンがイイ!

暗号解読の情報が集まり始めたところは好きでしたね。頭脳フル回転始まるよ! みたいな。ところがこれもあっけなく終了…。

本筋がここにないから仕方ないとは言え、不満でした。ヒナ不満。

ココが○

上にも書いたように、結構真面目な作りというか、商業臭のするハリウッド映画っぽさはないです。そこはいいところじゃないかなと思います。

ココが×

そんなわけで散漫なこともあり、果たして何を期待して観ればいいのか、僕にはわかりませんでした。

「すげーよかった!」って言ってる人も何が良かったんだろうか…。もっといい戦争映画は山ほどあると思うんですが。

MVA

今回はやや消去法的に、ですがこの人。

ケイト・ウィンスレット(ヘスター・ウォレス役)

これまたザ・節穴クンとしては観終わるまで気付かなかったわけですが、役作り(?)で少しふっくらした感じで、さらに丸眼鏡だったので全然イメージが違ってました。でも確かに眼鏡を外した顔は綺麗だったなぁ。

演技としては、まあ当然しっかりしてました。

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