映画レビュー0601 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

アレの仕様上、今年観た映画は年内にレビューを消化しないといけないわけですが、長々とうっかりしていたのでレビューが溜まってしまい、これから年内はほぼ日刊なんプロ新聞となる予定です。嘘です新聞ではないですごめんなさい。

ということで観てまいりましたファンタビ。IMAX 3Dにて鑑賞。

そう言えば(IMAXでは流れませんが)いまだにNO MORE 映画泥棒のCM変わらないですね。年に一回は変わるもんだと思って期待してるんですがもう年越しそう。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

Fantastic Beasts and Where to Find Them
監督
脚本
音楽
公開
2016年11月18日 イギリス・アメリカ
上映時間
133分
製作国
イギリス

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

独自に魔法生物を集め、育てている魔法使いのニュート・スキャマンダー。ある日、彼のカバンと別の男性のカバンが入れ替わってしまったせいで魔法生物たちが街に放たれてしまい、大騒動に。なんとかすべての魔法生物を取り戻そうと奔走するニュートだったが…。

まだまだこれから? 少々弱めのスタートです。

6.0

ついにあの「ハリー・ポッター」の世界が帰ってきたぜ、ということで話題のコチラ。舞台としてはハリー初作が1992年、これが1926年とのことで、まあハリーたちのおじいちゃんぐらいでしょうかね。イメージ的に。ただコチラはホグワーツ出身のニュートがニューヨークにやって来てドタバタ的なお話になるので、アメリカが舞台になります。

ニューヨークにやって来てウロウロしていたニュートのカバンから、キラキラしたものが大好き=金目のものを拾い集めるというぜひとも一家に一匹欲しい魔法生物・ニフラー(かわいい)が逃亡。早速小銭をせっせと集め逃げ回る彼(?)を捕まえようと奔走するニュート。その最中、ニュートが気付かずに置いていった卵をたまたま拾ってしまったパン屋を夢見る中年男性・ジェイコブが騒動に巻き込まれ、さらにその騒動を見ていた魔女・ティナがニュートを捕まえて「全部の魔法生物をすぐに捕まえなさい!」ってな形でてんやわんやの大騒ぎでございます。以上、適当概要説明。

まずね、巻き込まれるマグル(今作ではノー・マジとも言われていましたが、要は魔法を使えない普通の人間)が太った中年のオッサン、っていうのがいいですね。とてもいい。ここでいきなり綺麗どころを充てられたらその後の展開も読めちゃって興ざめですからね。んで、そのオッサンも忘却術かけておしまい…かと思いきや逃げられてしまったことで、彼自身もこの騒動に巻き込まれていくことになります。

加えてニュートを捕まえた女性・ティナと、彼女の妹・クイニーの4人が今作の主人公、ということで、やや年齢層高めの「大人のハリー・ポッター」という感じでしょうか。なかなか良いメンツ。んで、彼らとは無関係(?)なところで謎の災害のような事件が起こっていて、これを追う何やら怪しげな男・米国魔法議会長官のパーシバルその他も混ざってああだこうだ、と。

話によると、これは今後作られる“新5部作”の1作目という位置付けのようで、確かに最後まで観ても少し…物足りないというか、まだまだ導入っぽいよなぁという感が強かったです。お披露目感はそこまでではないものの、なんせタイトルにもなっている「ファンタビ」たちの見せ場が少ない。ニュートその他主人公組が“巻き込まれる”事件も、巻き込まれているだけに中心でもないし、結構微妙。

「アメリカにやって来たニュートが騒ぎを起こし、それとは別に魔法界がゴタゴタしてるところに巻き込まれる」という感じで、主人公組がメインとなる大事件に大きく関わっているわけでもないし、「魔法生物探し」と「大事件」があんまりちゃんと絡んでないのが少々微妙かな、と。

魔法使い的な能力に関してもなんだか微妙で、もうちょっと簡単に捕まえられるでしょ? と思うような場面も多々。なんでしょね、ちょっと力を制限しているように見えて、若干のストレスを感じるような。近距離はシュシュッとワープするのに遠距離は無理なの? とか、力の具合がよくわかりませんでした。

んでもって最初に書いた通り、ファンタビたちは個性的で魅力的なのにご紹介程度であまり見せ場がないので、これまたちょっとストレス。もうちょっと大活躍させてもいいんじゃないかと。そういう話なわけだし。

ということで総じて結構微妙な感じで、ワクワクしそうでイマイチ乗り切れない内容になっていたように思います。1作目なので結論が出る話でも出す話でもないですが、まだハリー・ポッターシリーズの方が全然上。

ただ、前にハリー・ポッターを観た友人が「結局プッシング(押す)だけじゃないスか」と文句を言っていたことを考えれば、今後、いろいろ変化に飛んだ見せ場を作れそうなファンタビたちが大活躍するシリーズなのであれば、期待できそうな気がします。

ま、いずれにしても今後に期待、ってところでしょうか。

当然ハリポタシリーズファンならおさえておくべきだと思うし、そんなに期待しないで「わー、帰ってきたー」っていう喜びだけでお腹膨らませればいいんじゃないの感。

さすがに魔法の世界の描写は相変わらず素晴らしく、いまだにワクワクさせてくれるものがあるのは間違いありません。

このシーンがイイ!

「虫とティーポット」のシーンかなー。もうバカバカしくて笑っちゃった。

あとは事前情報無しでぜひ観て欲しいシーンが終盤に出てくるので、そこを。結構ビックリしました。「んんっ!?」って。

ココが○

やっぱり魔法世界と現実社会の描き方はド安定かつ楽しい。時計一つの造形からしてワクワクしますらかね。よいよい。

ココが×

なーんか乗り切れなかったんですよね。散漫…とまでは言わないけど、全体的に微妙で。あんまり山場が無かったような気がする。

あとはメインとなる舞台が人間界っていうのが、やや物足りない印象に繋がってた気がします。もっと魔法が見たい。

MVA

キャスティングはとても良かったですね。

エディ・レッドメインは初めてちゃんと観ましたが、もう同性ながらかわいくてかわいくて。今後も主役として引っ張ってくれるでしょう。期待。

んで、MVAはこの方に。

キャサリン・ウォーターストン(ポーペンティナ・ゴールドスタイン役)

ニュートを捕まえたことで巻き込まれていく魔女(姉)。

めっちゃかわいかったわー。特にラスト。全盛期の安田成美っぽかったというどうでもいい感想。

黒髪ショートっていうのと、何よりおっぱいが無いのがいい! ぺちゃんこなのが!! あれで谷間とかドーンってあったら全然事情が変わってきちゃうので、この役はおっぱい無しが大正義。それも含めてかわいかったです。

調べたら、「インヒアレント・ヴァイス」の元カノのあの子だったのね…。ややファムファタール的な雰囲気だったあの役とはまた全然違ってすごく良かった。これまた結構ビックリ。

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