映画レビュー0464 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』

ロビン・ウィリアムズ追悼企画第2弾。

ひとまずこれで終了ですが、なにせいろいろ良い映画に出ている方なので、今後も折にふれてご紹介することにはなると思います。

今回は名作と誉れ高いこちらの映画。お恥ずかしながら初鑑賞。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

Good Will Hunting
監督
ガス・ヴァン・サント
脚本
出演
マット・デイモン
ベン・アフレック
ミニー・ドライヴァー
音楽
ジェフリー・キンボール
公開
1997年12月5日 アメリカ
上映時間
127分
製作国
アメリカ

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

天才的な頭脳を持ちながらも心を閉ざし、仲間と暴行を繰り返す不良のウィル。彼の数学の才能に目をつけたマサチューセッツ工科大学の数学教授・ランボーは、彼を更正させるために数人の著名なセラピストに診てもらうが、全員ウィルに軽くあしらわれてさじを投げてしまう。そこで最後の一人としてランボーが用意したのは、学生時代の友人で、ウィルと同じく過去に傷を持っていた心理学教授のショーンだった。

自分の中での旬を逃した気がする…。

6.0

映画好きなら誰もが知っている名作の一つで、僕自身も何人もの人に薦められた映画なので正直かなり期待していたんですが、結果的には期待外れに終わってしまいました。自分でもなぜここまで入り込めなかったのかよくわからないんですが、ちょっと振り返ってみましょう。

一言で言えば、トラウマを持った天才が同じトラウマを持つ“先輩”を通して成長し、自分の道を定めていく過程を綴ったヒューマンドラマで、やや青春映画の趣きもあります。

僕としても、天才性は置いといて、性格的には主人公のウィルと共感できる部分が結構あって、特に狭い世界で自分から見切りをつけて傷つけないようにする感覚、身につまされるような思いで観ていました。自分でも良くないとわかっていながら変えられないような痛いところを突かれている感覚があって、そういう意味ではかなり共感できる内容だったハズなんですが、なぜだかどうも引き込まれるものがなく、なんなら途中で少し寝ちゃったぐらい、合いませんでしたね…。

思うに、とにかく実直で真面目な作りであるという点がまずあるでしょう。これはこの映画の良さでもあるとは思いますが、その分地味にもなってしまうので、どうしても一旦集中力を切らすとなかなかしっかり入り込めない面があります。

こういう映画こそ、劇場で観るべきだったと思います。家でダラダラ観てるとどうしても100%の集中力では観られないし、その分映画との距離が開いてしまうなーと改めて感じました。

おそらく、世の中的にもこれだけ評価された映画なので、イマイチピンと来なかった僕がヌルいのは間違い無いでしょう。お恥ずかしい限りです。

ただ言い訳を一つするのであれば、もっと若い頃に観ていたら、そう、ちょうどこの映画がリアルタイムで公開される頃に観ていたら、だいぶ印象も違っただろうし、もしかしたら自分の人生も変わっていたかもしれない、それだけのメッセージ性がある映画だったとは思います。

ということで、まだ希望溢れる若い人たちにぜひ観ていただきたいな、と。スレたオッサンにはちょっと距離が遠い話なのかな、という悲しい事実に気付いた次第です。

このシーンがイイ!

せっかくなのでロビン・ウィリアムズが出ているシーンを…と思いましたが、一番良かったのは現場仕事終わりにマット・デイモンとベン・アフレックが会話をするシーン。男の友情らしい良いセリフがグッと来ました。

ココが○

セリフはなかなか味わい深いものが多く、もう一度じっくり観るべきかな…という気もします。

映画自体の良さとしては、やはり過激な演出を控え、真っ当に静かに展開する映画という点でしょうか。

ココが×

静かさはイコール地味さにつながるので、どうしても集中力を切らしがちになってしまう面はあると思います。これから観る方は座椅子とかで観ちゃダメです。空気椅子とかで集中できる環境を作りましょう。

MVA

ンマー、さすがにマット・デイモンその他が若い。ただ若い頃のマット・デイモンはやっぱりあんまり好きじゃないんですよね…。最近はすごく良くなったと思うんですが…。

ステラン・スカルスガルドも“らしい”感じで良かったですが、まあやっぱり…この映画はこの人にしておくべきでしょう。

ロビン・ウィリアムズ(ショーン・マグワイア役)

ウィルの心を開こうとする教授。

優しく寄り添う雰囲気はまさにロビン・ウィリアムズの真骨頂の一つでしょう。この温かい雰囲気がもう観られないのかと思うと…。

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