映画レビュー0297 『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』

この前「ブルース・ブラザーズ」を観た時にオススメされた作品。早速観てみたわけですが…!

※「いいからコレ観ろよ」的オススメ映画は随時募集しております。

ハーレーダビッドソン&マルボロマン

Harley Davidson and the Marlboro Man
監督
サイモン・ウィンサー
脚本
ドン・マイケル・ポール
出演
ドン・ジョンソン
チェルシー・フィールド
音楽
公開
1991年8月23日 アメリカ
上映時間
99分
製作国
アメリカ

ハーレーダビッドソン&マルボロマン

馴染みのバーが立ち退きを迫られていることを知ったハーレー・ダビッドソンは、仲間のマルボロマンたちと共に現金輸送車を襲い、店を維持するためのお金をゲットした…と思いきや、襲った現金輸送車に積まれていたのは新種のドラッグだった…。

悪い意味で「ザ・アメリカ」。

3.5

オススメして頂いておいてのこの評価は大変申し訳無いんですが、僕にはまったく面白みを感じられず…。

なにせ「ブルース・ブラザーズ」を観たときののオススメだったので、勝手にああいう感じの軽いノリを想像して観てたんですが、物語は思ったよりもシリアスで、笑いどころはほとんどなく。「街のチンピラがマズイ人たちに手を出しちゃって命を狙われる」話をアメリカンにカッコつけたワイルド男二人主演でお送りします、という感じの内容でした。

馴染みの店のために現金輸送車を襲ったものの、積荷はお金ではなく新種のドラッグで、即座に「ヤバイやつらの荷物を奪った」ことを知る主人公たち。それでもそのドラッグを取引材料に、「返す代わりに金をくれよ」と交渉して、うまくお金をゲットしたと思いきや…というお話。

基本は「男の友情物語」だと思うんですが、ドンパチが多いのでアクション映画のような気がしました。なにせドンパチ系の映画は好きじゃないので、繰り返される「死にたくないぜ」の逃避行&ドンパチにはウンザリザリウン。

友情的に語ってる内容も薄っぺらく、よくある展開。主人公二人もお決まりのセリフ反復に中学生が憧れる程度の男性像、という感じで深さがなく、ラストのナンパの「いかにもなアメリカっぷり」には違う意味で笑っちゃいましたね。あのセリフは無いわ。

男の友情を観るならもっと渋かったり味のある映画もたくさんあるし、主役二人も特に堕ちていくわけでもないので感情が揺さぶられる感覚もないし、展開自体はよくある上に、スカッとした爽快感にも欠けるし、というなんとも評価するところが見当たらない映画でした。本当に申し訳ないんだけど。

基本的に僕はこの手のアウトローの人たち自体好きじゃないので、この時代のミッキー・ロークの存在そのものにシンパシーを感じられないのが致命傷なのかもしれません。

好きな人は好きだろうな、という世界だとは思いますが、そういう時代はもうとうに過ぎてもいるので、今からご新規さんが「いいねこれ!」と思えるか、というと厳しい気がします。

このシーンがイイ!

バイクを滑らせて相手の車を爆発させるシーンは笑いましたね。そこでちょっと期待したんですが、そういう映画では無かったという…。

ココが○

うーん、特に無し。

誰も死なないならまだよかったのかもしれませんが、そういう映画でもないし…。

ココが×

正直なところ、僕の目には「ミッキー・ロークのアイドル映画」程度のものにしか見えず、それ以上のものは無いと思います。

タイトルからバイク好き向けか、と思いきやそういう雰囲気も無いので、結局「ミッキー・ロークを主演にする」以外の目的が見えて来ません。

MVA

この人かなぁ。

ドン・ジョンソン(マルボロマン役)

テンガロンハットの渋いヤツ。セリフからしても、ポジションからしても、この人の方が美味しかった気がします。登場シーンのビリヤードはカッコ良かったなぁ。

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