映画レビュー0401 『フィリップ、きみを愛してる!』
あまりここでおおっぴらに書くつもりはないんですが、サービスを開始したFF14に加えてもう一つ新しい趣味を見つけてしまい、これから余計に映画を観る機会が減りそうです。まあ、いつものようにインドアなので、家にいる時間の使い方が変わるだけなんですが。
何かはナイショです。
※2017年現在、何のことなのかまったく思い出せないという恐怖
フィリップ、きみを愛してる!

すげー話。
途中までウッカリ忘れていたんですが、実話を元にしたお話らしく、ジム・キャリー演じるスティーヴン・ラッセルさんも、ユアン・マクレガー演じるフィリップ・モリスさんも実在の方のようです。…にしてもフィリップ・モリスて! 気の毒すぎますね。名前が。日本で言えばキラキラネームになりそうな。
物語冒頭では主人公のスティーヴンは警察官で、家族とも幸せに暮らしていた至って普通の人なんですが、一回詐欺に手を染めてしまったからなのか、その後はひたすら詐欺を繰り返す人生。脱獄も相当回数繰り返すんですが、まあその脱獄と詐欺の手腕が素晴らしくてですね。こりゃーまともに働けんわな、と納得。
懲りずに詐欺を繰り返し、懲りずに脱走を繰り返し、そして懲りずに脱走され続けるアメリカの刑務所、どうなんでしょうか。
そんな彼のモチベーションとなったのが、最初の収監で出会った男・フィリップ。このフィリップを演じるユアン・マクレガーのドハマリぶりがすごい。もう完全に乙女化していて、仕草も泣き方も目の輝きも少女漫画のようです。いやほんと、こういう人なんじゃないかっていうぐらいの。
僕ですらかわいいと思ったぐらいなので、こういうタイプが好きなゲイにはたまらないでしょうね。そんな彼のためにお金を稼ごうと詐欺を働き、そして捕まり…の繰り返し。
で、肝心の映画としては、実は純愛映画なんじゃないかというほど愛がほとばしっていて(タイトルにもあるので当たり前ですが)、「ジム・キャリーとユアン・マクレガーがゲイ役で共演」っていう事前情報だけで「ウヒョー! 面白そうだな!」と思った身としてはちょっとアテが外れた印象。もーっとコメディコメディしているのかと思ってたんですが、もう全然純愛で。なんなら泣けるぐらいの高ぶりも見せてくれます。(泣けなかったけど)
が、残念ながらゲイという。「良い話だけど…ゲイ…ううーむ」みたいな乗り切れない感じで終えました。いや、面白かったですけどね。
これはおそらく、僕がこの映画に興味を持ったきっかけになった予告編の作り方が良くないんだと思うんですよねー。もっとコメディに寄っている映画だと思わせる内容だったので。完全なフィクションだったら全然刺さる部分のない映画だったかもしれません。
が、最後に実在の人物の現在も語られるので、「ううむ、これはすごい話だな」とハッとするような。
何度も書いていますが、僕は恋愛映画があまり好きではない上に、さらに当然ゲイも(否定はしませんが好みとして)共感できるものではないので、ダブルでちょっとターゲットから外れてたのかな、という気がしました。意外と女性の方が楽しめるかもしれません。
ただ、主演二人の演技が素晴らしかったので、一見の価値はあると思いますね。上映時間も短めで観やすいし。
このシーンがイイ!
下品ではあるんですが、ところどころで男根を想像させる場面があって、もういちいち笑えました。こういう小ネタはやっぱりイイ。
一番笑ったのは、考えすぎかもしれませんがアレのシーンの後の食事配給シーンで、カポッと白いクリーム状のものを皿に盛ってたところですね。あれはちょっと。いや考えすぎかもしれないけど。ハイセンスでした。
ココが○
短めの上映時間のためか、テンポ良くサクサク進むところは観やすくて○。
ココが×
結構しっかりと下品なので、ファミリーで仲良くとはいかないかなと。まあそこが面白い部分でもあったんですが。もしかしたら人を選ぶかもしれません。
MVA
役柄上必要性があってなんでしょうが、ジム・キャリーがえらい痩せて歳をとった感じがして、ちょっと怖いぐらいでしたね。ホラーできそう。個人的にジム・キャリーは毎回毎作品で印象が違って面白いです。
今回もビタっとハマっていて素晴らしかったんですが、まあやっぱりこの人のゲイっぷりに食われちゃった印象。
ユアン・マクレガー(フィリップ・モリス役)
もともとかわいいあんちゃん系ですが、ほんとに乙女しててですね。
泣くシーンで口に手を当てる仕草とか、真面目なシーンなんですが笑えるぐらいゲイ。というかオカマ。オカマっぽかった。いい演技でした。


