映画レビュー1234 『If もしも….』

JAIHOです。

JAIHOがわざわざ持ってくる古い映画はちょっと気になるわけですが…。

If もしも….

If….
監督

リンゼイ・アンダーソン

脚本

デヴィッド・シャーウィン

出演

マルコム・マクダウェル
デヴィッド・ウッド
リチャード・ワーウィック
クリスティーン・ヌーナン
ルパート・ウェブスター
ロバート・スワン
モナ・ウォッシュボーン

音楽

マーク・ウィルキンソン

公開

1968年12月19日 イギリス

上映時間

111分

製作国

イギリス・アメリカ

視聴環境

JAIHO(Fire TV Stick・TV)

If もしも....

さっぱり合わない。

4.0
伝統的なパブリックスクールで抵抗を続ける“はみ出し者”たち
  • 厳格なパブリックスクールと、それに反抗するはみ出し者たち
  • 8部構成で学園内のアレコレを描く
  • びっくりするぐらいハマらなかった
  • ややアメリカン・ニューシネマっぽさアリ

あらすじ

本当に申し訳ないぐらいハマらなくて、もう今思い出しても全然ピンときていません。ですが一応観た以上は記録に残します。

イギリスにある厳格なパブリックスクールでは、教師が生徒を厳しく管理し、さらに上級生たちが下級生たちを厳しく指導する…今見ると地獄ですが割と珍しくないような厳しい学校です。

そんなスクールにおいて、ヤサグレ気味にアウトローを気取ったミック、ジョニー、ウォレスの3人組が何かと楯突いては問題を起こしておりました。

教師や“管理側”の同級生たちからは「アイツらなんなんだ」と目をつけられ、それも気に食わない三人は余計に問題行動を起こす形で争いを繰り広げた結果、大変な問題が巻き起こるわけですが…あとはご覧ください。

「もしも」とわかっていても

この映画は全8部構成になっていて、序盤は学校の風習をご紹介的な説明パート、中盤で問題児たちをクローズアップして最後にこの映画の中心となる「とある日」を描くような形になっております。

ちょうど半分ぐらいの第4部で学校外の話が出てくるんですが、そこまでは主に学内と登場人物のご紹介的な側面が強く、またオープニングに出てくる下級生たちも実際は大して物語に絡んでこないのでイマイチ散漫な印象。

「こういう学校なんだぞ」とわからせるためにあるのはわかるんですが、それにしては少々尺を使いすぎだし説明なんて1部で済ませろよと思わなくもない。

合わなかったから辛口です。

もうね、本当に久しぶりにびっくりするぐらい合わなかったんですよ。「久しぶりに」なんて言いつつ「憂鬱な楽園」以来なんだけど。割と最近。JAIHOは空振りも多いな…!

いろいろ文句を言いたいところはあったんですが、まず“いかにも”な反発っぷりが好きになれず、いわゆる主人公である3人組に感情移入できなかったのが大きかったですね。

抑圧された学校生活なのはよくわかるんですが、とは言え登場場面からもうアウトローなので「あんな真面目だったのに…」みたいな思い入れもまったくなく、むしろなんでこの学校に入ったんだよ感がすごい。

「きっと元々生意気だから親が心配して全寮制に入れたんだろう…」と想像するんですが、そうやって気を遣ってこっちが設定を想像してあげないといけないのもつらい。

ただこんなのは些末な話で、実際はもうオチ、いわゆる「この映画が言いたいこと」が現実離れしすぎていてダメでした。早い話がやりすぎ。

タイトルからして虚構の出来事であって、「このまま行くとこうなっちゃうよ」的な…文字通り“もしも”なんでしょうが、その“もしも”感も強調されているわけではない(映画全体が“もしも”になっていて、そうならなかった時間軸は存在していない)だけに結局はリアルとして観ちゃう作りなのがイマイチだなーと思います。

それと若干ネタバレ気味になりますがものすごく違和感があったのが、ラストの一番重要な場面で「お前いつ、なんで出てきたんだよ」みたいなキャラがいるんですよね。関係ねーだろみたいな。2人いるんですけど。

そいつらのせいでかなりぼやけちゃったなーと。ノリはわかるけどいらない。そんな軽いノリで参加するようなものでもなかったし。

そもそもその人物の存在自体もかなり軽くて必要性を感じなかったし、その辺の気に食わなさ込みで色々引っかかってしまう映画でした。

お好みでどうぞ

本当にまったくピンとこなかっただけにあとは特に言うこともありません。

ただ最近観た人でも「すごく良かった」と言っている人はいるようなので、結局は向き不向きの問題なのかもしれません。僕は明確に好きではなかったですが。

やっぱりラストなんだよな…いきなりやりすぎ&お前なんでいるんだよ問題だね…。

このシーンがイイ!

うーん…特には。

あ、でも神父さんだったか引き出しに収納されてるのは笑いました。

ココが○

イギリスのパブリックスクール、って雰囲気は良いなと思いますね。ハリポタみたいで。そこぐらい。

ココが×

まあ誰とは言いませんが上でも書いた通り「お前なんでいるんだよ」っていうのがね…。結構無理矢理なキャラだと思うんだよなー。

MVA

ハマらなかっただけに誰でもいいっちゃいいんですが、一応この人にしておきます。

マルコム・マクダウェル(ミック・トラヴィス役)

主人公のヤンチャボーイ。

なんでもキューブリックはこの映画の彼を観て「時計じかけのオレンジ」の主役に抜擢したんだとか…。

それも納得の存在感でしたね、ハイ。適当な物言いで終わります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です