映画レビュー1081 『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』

ということで前作が結構面白かったので続きも。同じ日に観ました。

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬

Johnny English Reborn
監督

オリヴァー・パーカー

脚本

ハーミッシュ・マッコール

原案

ウィリアム・デイヴィス

出演
音楽

イラン・エシュケリ

公開

2011年10月7日 イギリス

上映時間

101分

製作国

イギリス・フランス・アメリカ

視聴環境

Netflix(PS4・TV)

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬

割とちゃんとスパイし始めてるようなそうでもないような。

7.5
解雇されたジョニー・イングリッシュがMI7に呼び戻される
  • “モザンビークでの失態”を引きずりつつ中国首相暗殺計画阻止のため呼び戻されるジョニー
  • 新たな部下・タッカーと共に捜査に挑むも例によってボンクラ
  • 前作よりもそれなりにスパイ映画としてのストーリー展開を見せるのが功罪ありそう
  • とは言えやっぱりひどい

あらすじ

午前中に前作を観終わった後、お昼ご飯を挟んで速攻で観ました。今までにないモチベーションに自分でも困惑しております。そしてお昼ご飯後にもかかわらず眠くならなかったという己との親和性の高さにこれまた困惑しております。

前作にて(強引な展開で国の危機を解決したことにより)ナイトの称号を頂いたジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)ですが、その後モザンビークでの大統領警護任務についたもののいかにもな理由で失態を犯してしまい、称号剥奪&MI7解雇という憂き目に。

その後チベットの僧院で修業の日々を送っていたジョニー・イングリッシュの元にMI7より復帰を許可する連絡が届き、早速戻って「中国首相暗殺計画」阻止の任務を受けます。前回モザンビークで失敗してる人間になんでこんな大切な任務を任せるのかまったくの謎です。フリかな??

彼は新しい助手であるタッカー(ダニエル・カルーヤ)と共に捜査を開始し、謎の暗殺組織「ボルテックス」が関わっていることを突き止めますが、同時に自らも命を狙われさあ大変。

徐々に真相に迫りつつもやっぱりボンクラなジョニー、無事計画を阻止することができるんでしょうか。

全セリフがフリに見える恐怖

ということで2作目です。MI7本部が東芝になっているというのがなんだか時代を感じる…。

前作はどちらかと言うと笑い重視でストーリーはどうでもいい…というか笑いの見せ場にストーリーをくっつけているような印象だったんですが、今作は(僕の印象では)かなり変わって「ちゃんとスパイ映画のストーリーをベースに“ジョニー・イングリッシュが対応したらこうなる”」ような作り方をしている感覚で…割とそれっぽいんですよね、話が。

もちろんジョニー・イングリッシュなので要所要所でひどいんですが、前作のひどすぎる(のが最高な)展開とは少し違い、コメディよりもややスパイ映画よりにシフトしていった印象はありました。

そこが結構好き嫌い分かれそうなところでもあり、前作のようにとにかくひどい、バカバカしさの極みみたいなところからほんの少しスパイしようとしちゃっているのが僕としては少し残念ではありました。まあそれでもこの人なのでもちろんひどいんですけど。

あとこれはきっと前作もそうだったのかもしれないんですが、2作目ということもあってかどのセリフも「これ前フリジャネーノ?」と“すべてが前フリに見えてしまう”という病気にかかってしまい、フリのシーンですら面白いという謎の現象があったことは報告しておきたいと思います。

ジョニー・イングリッシュが滔々と新人のタッカーに説明をしてるシーンなんて「これもう絶対後でやらかすだろ」と期待してしまい、その期待だけで面白くなってきてしまうというひどさ。

さすがに2作目なので大体の流れも見えてくるし、だからこそ飽きる…かと思いきやマンネリには早いだけにその期待のままに笑っちゃう自分の安さがどうなんだろうとも思いますが、やっぱり面白かったですね。好きなんでしょうね、やっぱり。

オチがひどすぎるのでオールオッケー

まあこういう映画なのでウダウダ書くようなこともないしあとは観てチョーダイって話ですよ。

今作はヒロインにロザムンド・パイクが出ているのもポイントですね。ただいるだけで怖く見えてしまうという恐怖の女優さんですが、この人も結構いろいろできるよな〜と感心。

全体的には「前作ほどひどくないからもう一歩」と言ったところですが、それでもオチがひどすぎたので満足です。もう本当にひどいオチ。あり得ないだろ! って言う。そこが良いんですが。

さてこうなると最後の一本も観たくなるわけですが…。

このシーンがイイ!

序盤ですが首相の横に座って会議に出席するシーンですね。椅子が上がり下がりするだけなのにむちゃくちゃ笑った。

ココが○

ストーリーが割とちゃんとしている分、「ただくだらない」よりも“観ていられる”人は多そう。僕は逆の感想でしたが。

ココが×

ということで僕はもっとひどいものを観たかったので、そんなしっかりスパイ映画しなくて良いよと言ってあげたい。

MVA

これまた誰でも良いんですが…この人かな。

ローワン・アトキンソン(ジョニー・イングリッシュ役)

改めて気付いたんですが、この人の“一人芸”、やっぱりすごいんですよね。特に動きの面で。

最初から“そういうもの”だと思っているのであんまり評価されなさそうな気がするんですが、実際問題ここまで絶妙に動ける人ってやっぱりあんまりいないし才能だよなと改めて評価したくなりました。ドアを開けて出ていく、でもジャケットが挟まる…みたいな行動を段取り臭くなく流れの中でやってのけるのはやっぱりすごいですよ。

あとはもう顔の動きとかもちょっと真似したりしたけどそんなに動かないよな、とか。こういう笑いだから過小評価されがちな気がしますが、いやすごいですねこの人は。

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