映画レビュー0582 『キスキス,バンバン』

いやー、最近なんかぼやぼやしてたら気付けば休みが終わってまして、更新忘ればっかりです。別に忙しいわけでもないんですけどね…なんか歳を感じますね…。

さて、この映画もここ2~3年とても観たくて探していました。ようやく借りられ、念願の鑑賞です。

キスキス,バンバン

Kiss Kiss Bang Bang
監督
脚本
シェーン・ブラック
原作
ブレット・ハリデイ
音楽
公開
2005年11月11日 アメリカ
上映時間
103分
製作国
アメリカ

キスキス,バンバン

泥棒のハリーは、ある日警察に追われ、逃げようと飛び込んだ部屋でたまたまやっていたオーディションに合格してしまう。探偵役をやることになった彼は、役作りのために本物の探偵であるペリーのところに派遣されるが、初日に死体を発見したことから事件に巻き込まれ…。

話は普通だけど見せ方上手。

7.5

タイトルからもそこはかとなく漂ってますが、オサレ映画の匂いがするちょっと変わったサスペンス映画という感じでしょうか。

一応Wikipediaにはコメディと書いてありましたが、そんなドコメディという感じではなく、クライムサスペンスコメディ的な印象が強かったです。

確かにご都合主義的な展開だったり、主人公であるハリーが語っているテイで進む演出だったり、ところどころコメディっぽさはありますが、そのコメディっぽさをうまく使うことで深いところまで気を配らせない、目眩まし的な使い方で「なんとなくサスペンスしてるおもしろオサレ映画」的な少し変わったポジションを確立している映画のような気がします。

こう言う映画、好きな人はかなり好きなんじゃないかなぁ。僕もかなり楽しめました。

もう「逃走中に飛び込んだオーディションに受かって俳優になった」っていう経緯がふざけすぎてますが、そうやって探偵役を演じることになった主人公・ハリーが、役作りの予定だった“探偵研修”中に本物の事件に巻き込まれるという物語。

それとは別に、ハリーの幼なじみで彼が好きだった女子・ハーモニーと再会し、その彼女もまた事件に巻き込まれていきます。そしてハリーの探偵としての先生と言える本物の探偵のペリー、この3人を軸に事件を追っていくお話です。

はっきり言って割と「主人公のバディコンビ+ヒロイン」という図式はありがちだし、サスペンスとしても悪くはないものの、どんでん返し的な何かがあるわけでもすごく深いわけでもないし、映画の要素としては結構ありきたりな感があるので、フツーにやってたら多分どうでもいい、フツーの映画になったと思うんですよね。

ただこれは主演のロバート・ダウニー・Jrのキャラクターもさることながら、うまい具合にやっぱり「オサレ感」で“ありきたり感”を消して、観ていて不満を感じない形に処理しているので、これはもう監督の功績と言っていいんじゃないでしょうか。あんまり美味しくない食材もうまく臭みを消して美味しくしました、的な。

ぶっちゃけ泥棒上がりという設定も特に効いているわけでもないし、ヒロインがビッチ、っていうのも視覚的な美味しさ以外には特に効いていないし、サラッと流しちゃうといろいろ「まあ普通だね」って感じの映画だと思うんですよね。

それでも面白かったので、やっぱり見せ方と役者の力量って大事なんだなー、と再認識した感じです。

正直、相棒であるペリー役のヴァル・キルマーは見た目的にもやや古臭い感じもするし、あんまり印象として冴えない感じではあったんですが、ただロバート・ダウニー・Jrの相変わらずな雰囲気と、ヒロインであるミシェル・モナハンのビッチっぷりがとても良くて、この二人が歳の近い幼なじみという設定の無理矢理感を考慮してもなかなかいいコンビだったと思います。ロバート・ダウニー・Jrが好きな人であれば結構満足できるんじゃないかと思います。

なかなか面白い映画の割にややマニアックなポジションにあるのが少し不憫な気がするほど、結構いろんな人にさっくりオススメできる感じの映画でしょう。

いい意味で「ザ・アメリカ映画」という感じ。この雰囲気は他の国の映画には出せないな~と思います。

このシーンがイイ!

これはもうオープニングしかないですね。

歌こそないものの、イラストムービーでのオープニングはちょっと007を髣髴とさせるオシャレさ。すげーかっこよかった。あのオープニングだけでももう一回観たい。

ココが○

大きな驚きも無いとは言え、それなりにしっかりサスペンスしていたのは○。軽さだけで勝負せず、うまく軽さでごまかす感じに巧みさを感じました。

ココが×

オサレ映画にありがちですが、まあ内容はすぐ忘れそうな気がします。観てる時はすごく楽しいんだけど記憶に残らないあっさりさというか。そこがまた良い面でもあるんでしょうが。

MVA

結局二人のうちどっちにするか、でしかないんですが、今回はあえてこっちかな。

ミシェル・モナハン(ハーモニー・ファイス・レイン役)

タイトルロールで名前を確認していたんですが、劇中もずっと「これミシェル・モナハンだよな~」と半信半疑。なんか顔が変わった気がする…。

役作りなのかはわかりませんが、最近よりも少し太っている感じで、それが逆に顔も柔らかく、そしてセクシーな感じでとてもかわいかったです。今はもっとアゴ割れ美人的な方向に行こうとしてる感じで、こんなやんちゃでかわいい印象がないんですよね。もちろん役柄もあってなんでしょうが、最近はもっと淑女路線というか。

この方が全然いいのになー、とスケベ野郎は思いました。まる。

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