映画レビュー0199 『グラン・ブルー』

どうもどうも

さてさて、年明け初の通常営業になります。かねてより観たかった、名作とのほまれ高いコチラでスタート。

ちなみに今回観たのは完全版ってやつでございます。途中でイルカ描くのがめんどくさくなったよ。(報告)

グラン・ブルー

Le Grand Bleu
監督
脚本
リュック・ベッソン
ロバート・ガーランド
出演
ロザンナ・アークエット
ジャン=マルク・バール
音楽
主題歌
『My Lady Blue』
エリック・セラ
公開
1988年5月11日 フランス
上映時間
132分(オリジナル版)
120分(編集版)
168分(完全版)
製作国
フランス・イタリア

グラン・ブルー

フリーダイビングの記録に挑み続ける二人の男の友情と闘い、そしてその男に恋をした女の物語。

海に囚われた男…。

6.0

ひたすら素潜りの記録を伸ばそうと、ライバルであり親友である二人の男が競い合うお話。そこに片方に惚れた女が出てきてやいのやいの、って感じですが、う~ん、なんだろう…。

序盤は思ったよりも、ジャン・レノ演じるエンゾのキャラも手伝って割と軽快に、期待しつつ観ていられたんですが、後半…というか終盤に近いのかなー、おそらくは「これが描きたかったこと」の部分に入ってきた時に、どうもちょっとシュールな感じになっていってしまい、惜しいなぁと。まあ…シュールなのは最後の最後だけだけど…。

言いたいことはわかるし、「すごいよかった!」って言う人がいるのもよくわかるんですが、なんというか…「綺麗にしすぎ」かな、と。

多分、序盤の人間臭さが、後半妙に高尚な感じになってきちゃったのが、僕みたいなひねくれ者には「ウーン」ってなっちゃったところじゃないかなと。

どうも全体的に長いせいか、エピソードも省ける所が結構ありそうだったし、序盤と後半のイメージの違いもあって、どっちかに寄せればいいのに、という気が。

まあ、諸事情によりあんまり集中して観られなかった面もあるので、あんまりこういう人間がウダウダ言うもんじゃないとは思います。

ただ…どうもラストがなぁ。

話としては納得できるんだけど、あれでもう「綺麗にしすぎ」感が強く出過ぎちゃったというか、ある意味で「逃げ」たようにも見えたので、そこで思ったほどの感動はなかったな、と。

(ネタバレ回避のために曖昧になりますが)途中でエンゾについて結構重要なエピソードが出てくるんですが、そこらの話を盛り上げて、その辺でサクッと終わらせちゃった方が僕は好きだったかもしれません。その後から急に「違うなー」って思っちゃったせいもあり…。

ただ、海自体の圧倒的な説得力はあるし、ちょいちょいイルカが出てきて和まされるしで、なかなかヒーリング的な効果はありそうです。

ただ映画として「抜群か」と言われれば…僕はそうではなかったかな、と。

リュック・ベッソン×ジャン・レノで言えば、「レオン」の方が全然良かったです。

このシーンがイイ!

二人で酔っ払って深海へ入っていくシーン。ああいう軽さは良かったんだけどなぁ。

ココが○

あんまり自分の中の「ジャン・レノ像」とは違う役柄で、そこが結構良かったですね。

あのイタリア国旗を模した潜水服なんてもう出落ちじゃないかと思いましたからね。

ココが×

一番の問題は、きっと「長い」こと。

長くても納得の映画はたくさんありますが、これは絶対もっとカットできたと思うし、それ故に観るには通常版の方が良かったんじゃないかと思います。

MVA

一番しっかり「演技」していたのは彼女役の女優さんだと思いますが、まあでもこの映画は問答無用で

ジャン・レノ(エンゾ・モリナリ役)

ですね。

軽くコメディリリーフ的な役割も演じつつ、重要なキャラクターで。「重要なエピソード」も彼的に美味しさ満点。

今まで僕が勝手に思っていた「寡黙でシャイなあんちくしょう」的なイメージとは違ったので、そこもまた楽しめました。

それにしても、主演の二人はちゃんと潜ってましたが、練習したんですかね~。スゴイ。

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