映画レビュー1626 『ミーン・マシーン』
お盆休み特別企画「配信にないステイサムを観よう」その4。
それ以外は特にないぜ。
ミーン・マシーン
バリー・スコルニック
トレイシー・キーナン・ウィン
チャーリー・フレッチャー
クリス・ベーカー
アンドリュー・デイ
『ロンゲスト・ヤード』
アルバート・S・ラディ
ヴィニー・ジョーンズ
ジェイソン・ステイサム
デヴィッド・ヘミングス
ラルフ・ブラウン
デイビッド・ケリー
ジョン・フォージハム
ヴァス・ブラックウッド
ジェイミー・サイヴス
スティーヴン・ウォルターズ
ロビー・ギー
ダニー・ダイア
ジェイソン・フレミング
ジェフ・ベル
サリー・フィリップス
オミッド・ジャリリ
ジョン・マーフィ
マリリン・マンソン
2001年12月26日 イギリス
99分
イギリス・アメリカ
TSUTAYA DISCASレンタル(DVD)

いろいろチグハグ。
- 八百長試合で世間からそっぽを向かれた元代表選手が逮捕され、刑務所でチームを組むことに
- ウェールズ代表経験もある元サッカー選手のヴィニー・ジョーンズが主演
- 「ロンゲスト・ヤード」のサッカー版イギリスリメイク
- ステイサムは面白いけど登場シーンは少なめ
あらすじ
悲しいかな正直あんまりパッとしない映画でしたね…。
元イギリス代表のサッカー選手だったダニー(ヴィニー・ジョーンズ)は、大事な試合で八百長を行ったために転落し、開き直ったかのようにボトルで酒を飲みながらの飲酒運転の後バーで警察官に暴行を働き逮捕。実刑3年を食らってヤバそうな刑務所に収監されます。
眉毛のすごさしか印象に残らないここの所長(デヴィッド・ヘミングス)は看守たちで構成されたサッカーチームにかなりの資金を投じているらしく、ダニーは収監早々にコーチを引き受けるよう打診を受けますが、事前に看守長のバートン(ラルフ・ブラウン)から「断れ」と脅されていたため丁重に辞退。
現在そのコーチを務めているのがバートンなので、その職を失いたくないのか何なのかよくわかりませんが固辞しろとの厳命があり、でも所長は諦めないしですったもんだあった挙げ句「プロは練習試合するから看守チームも練習試合をしてみては」と提案、ダニーが相手チームとなる囚人チームのメンバーを選出することで丸く収めようという丸く収まってるんだかよくわからない流れで試合が決まります。
なにせかなり荒れている刑務所なためクセ強メンバーがたくさんいて大変そうなプロジェクトでありますが、果たして…。
ステイサムは面白い
Wikipediaによると「ロンゲスト・ヤードを原作としたパロディリメイク作品」とのことなんですが、観たはずのロンゲスト・ヤードもすでにほぼ記憶にないのでまったくパロディ感も理解できない状態で鑑賞したことをまずご報告したいと思います。バート・ランカスターが出てたことしか覚えてない…と調べたらバート・レイノルズだったっていうね。俗に言うバート違いです。別バート。
パロディでありかつコメディでもある映画なんですが、ただ中盤ぐらいまでは割とシリアスめな感じでコメディ感も薄く、言っちゃなんですがイマイチパッとしません。
また囚人チームだけあってそこそこクセのある人物が出てくる割にはエピソードに乏しいからかキャラ付けも弱く、感情移入もしにくいので結局「所長の眉毛すごいな」しか印象に残りませんでした。あとヨダレ飛ばしまくる汚い男、ニトロぐらい。
で、肝心(?)のステイサムは「素手で23人殺したイカれ囚人」役で、ゴールキーパーとして引っ張って来られるポジションで出てきます。まだキャリア初期ということもあって準々主役ぐらいの脇役です。
ただ過去一狂ってそうな雰囲気を醸し出していて、彼が出てくるシーンはどれもひどくてコメディ的にはかなり満足感はありましたね。むしろもっと出てきて引っ掻き回してほしかったんだけど。
常時一人だけ謎の独房のようなところに収監されていて、看守すら近寄りたがらないぐらいの狂人なんですが割と普通にチームに馴染んで(時折逸脱はするものの)ちゃんとゴール前に陣取っているかわいげが笑えます。
でも結局所長のセクシー秘書的なお姉さんがデカデカと「水」って書かれたシャツを着てたのが一番面白かったというのもなんだかコメディ的な中途半端さを感じずにはいられません。
他に特に言うことはありません
その他物申しておきたいことがちょっとあるのでネタバレ項に書いておきますが、それ以外は特に言うこともないので短めですが終わりにしたいと思います。
あとそうそう、決勝点が純度100%のオフサイドでひどすぎるというのも書いておきましょう。
結局なんだか中途半端な映画でしたね…。
このシーンがイイ!
やっぱりステイサムが出てくるシーンは笑っちゃったのでそこから適当に選んでね、って感じでしょうか。まあ選ぶのは僕なんですが。
すごい細かい部分ですが、後ろでシュート練習しながら主人公ともう一人(誰か忘れた)が話しながらカメラ方向に移動してくるシーンがあって、その後ろでうっすら写ってるステイサムが何発か受けたシュートをまったく止められてなかったのが面白かったですね。
ココが○
ステイサムのキャラのバカバカしさ。
ココが×
終わり方がまったく納得行っていないんですがそこは置いといて、やっぱりニトロのヨダレダラダラ喋りが汚すぎてちょっと…。
MVA
とは言えさすがに完全色物キャラのステイサムというわけにもいかないので、こちらの方に。
デイビッド・ケリー(ドク役)
刑務所の生き字引的な爺さん囚人。
まあ微妙な映画は爺さん選んでおけば間違いない、って噂ですよ。実際。
緩急つける意味でもいいキャラしてましたね。

