映画レビュー0168 『ミッシング』

「モールス」、結構話題みたいですね。

(好きな子ではありますが)クロエ・グレース・モレッツ主演の時点でハリウッドの悪いところが出ているというか、商業臭プンプンの感じがかなり元の映画にそぐわない気がして、観る前からあっちには敵わないような気がしてますが、果たして…。

劇場に行くつもりはありませんが、そのうち多分観ます。

ミッシング

Missing
監督
コスタ=ガヴラス
脚本
コスタ=ガヴラス
原作
『The Execution of Charles Horman: An American Sacrifice』
トマス・ハウザー
音楽
公開
1982年2月12日 アメリカ・カナダ
上映時間
122分
製作国
アメリカ

ミッシング

南米チリの軍事クーデター中に突如失踪した男、チャールズ・ホーマン。その彼の妻・ベスと父・エドは、言葉とは裏腹に協力的な動きを見せないチリ軍関係者や大使館に不信感を抱き、独自に行方を捜す…。

もっと裏が観たかった! 惜しい!

6.0

実話が元になっている映画ということで、これまたいつものごとく地味ではありますが、過剰な演出もなく安心して観られる映画でした。

異国の地で突如として失踪した男の行方を追っていくと、背後にある陰謀が見え隠れする…という流れは非常に僕好みなものなので、サスペンス風味のストーリーは飽きることもなく。良い映画だと思います。

ただ、「失踪した男の行方と、それを追う妻&父」の話が主体なので、その背後にある陰謀について踏み込んだ話がなかったのがつくづく残念。この辺は実話ベースが故の難しさ、なんでしょうか…。公開当時は事件から9年、という時間的な難しさもあるのかもしれません。

今作れば、もっと深いところまで…と見せかけて空虚な内容になるのかなー。わからないけど。そんなわけで惜しい。

割と楽しめましたが、ツッコミ不足なところと地味なところとで、結果的にあんまり記憶に残らない映画な気はしますが、ただ「クーデターの裏で実際に大国がゴニョゴニョ」みたいな話はやっぱりあるんだな、という面白さもあるので、そう言う話が好きな人は観るといいかもしれません。

でもそう言う話が好きだとツッコミ不足が…っとエンドレス。

このシーンがイイ!

これは…死体置き場のシーンでしょうか。実際ああいう場所があったのかと思うと…陳腐な言い方ですが、ゾッとしますね。

ココが○

これは何と言っても、実直な作りに尽きるでしょう。

政情が不安定な国はこういうことが起こり得る、というその生々しさを見せつつも、煽らない作りがよかったです。

ココが×

音楽はあの「ブレードランナー」のヴァンゲリス。でもせっかくヴァンゲリスを使ってるのに、ほとんど音楽がない! しかも後半ほとんど「炎のランナー」のあのおなじみの曲しか流れない!

これはちょっと…どうなんでしょう。

MVA

映画の地味さを表してる…と言ったら失礼ですが、「ああ、この映画ならヒロイン(?)はこの人だよね」という納得の

シシー・スペイセク(ベス・ホーマン役)

に。

割と嫌いな顔じゃないんですが、まー地味です。華がない、っていうのかな…。いかにも旦那が失踪、っていう事件を喰らいそうなタイプというか。

演技も真面目にしっかりやっててよかったと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA