なんプロアワード 2022

皆さんあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。ヨロ

今年は少し遅めになりましたが例によってなんプロアワードのお時間です。

まずなんで今年はちょっと遅めになったのかっつー話からするとですね、去年の年末は休みに入って以降、寝てる時間(と最後に観た映画1本)以外はほぼずっとRTA in JAPANを観続けてました。そして年が明けてからはそのアーカイブを一から追っていて今も観ているよ、という状況です。

ご存知無い方にご説明しますと、RTA in JAPAN(通称RiJ)とは日本で開催される「ゲームのリアルタイムアタック(RTA)」のチャリティーイベントで、去年の年末は走者(プレイヤー)が代わる代わるリレー形式で25日から31日までRTAをやり続けていました。

開催期間中は24時間行われているので、走者間のインターバルが多少あるとは言え全部をリアルタイムで追い続けるのは不可能に近い狂気のイベントです。

僕は今回初めてリアルタイム視聴でできるだけ観ようと参加したんですが、これが思っていた以上に楽しくて最高でですね、他のことなんてやってられねぇとばかりにモニターに釘付け状態でした。実際問題尾てい骨が痛いです。座りすぎで。

RTA自体の面白さは去ることながら、参加して初めてわかるリアルタイムのチャット欄の一体感がたまらなくて、もう完全に「お祭り」に身を浸すような喜びがありました。ちょっとエロい感じに書くと悦びです。悦び。

しかも視聴しているだけでも国境なき医師団への寄付に貢献できるというこの上なく素晴らしいイベントですよ。寄付がてら買おうか迷っていたら売り切れたRちゃんぬいぐるみを買い損ねたことだけが悔やまれます。

時折「出てくる走者・解説のオタク感が無理」みたいな意見を見かけるんですが、一部話し方とかの部分でそう言いたくなる気持ちも理解しつつ、でも僕はむしろオタクが数万人(多いときは8万人以上)の視聴者相手に腕を披露する、これほどまでにスポットライトを浴びる“スター”になれる瞬間があるのか、と感動の方が大きくて、むしろオタクの世界だからこそ素晴らしいなと涙を流さんばかりでした。ウェイウェイ言ってるやつらはウェイウェイ言いながらハワイでも行っとけよこっち来んな、みたいな。

本当に素晴らしいイベントでしたね。観てたまにチャット参加するだけでしたがめちゃくちゃ楽しかった。

なお今回リアルタイムで観ていて一番良かったのは「サイレントヒルシリーズ UFOリレー」でした。

※埋め込みたいのでYouTubeに修正しましたがTwitchの方がチャット欄があるので興味が出た人はTwitchで観ることをオススメします

サイレントヒルに興味はない(ホラーゲームだし)のに流れで観てたらめちゃくちゃ面白くて、最後はなんだかよくわからない多幸感に包まれて笑いながらじんわり涙するという謎の展開。最高の年末でした。

ちなみに僕が冬のRiJはしっかり参加しようかなと思ったきっかけの一本が夏のRiJで披露されたこちら。今でも定期的に観るぐらい面白すぎます。

(ただこの人の面白さはかなり特殊な気はする)

RTAそのものの面白さとしてはこれ。見入っちゃう。

そんなわけでもう次のRiJが待ち遠しくてロスト感からもう生きていけない…ってあれ? ここ映画のブログだっけ?

スミマセンね最近自分の思いを垂れ流す場所がここしかないもんでね。

なんプロアワードの前文は何書いても良いルールなんだよ! うおおおおおおおおおーーーーー!!

〈CM〉

………ぉぉぉぉぉおおおおおお!!

戻って参りました。まずはいつものご説明から。

「なんプロアワード」とは
前年に初めて鑑賞した映画の中から選んだベスト10と、主演俳優賞を発表する、少しも珍しくない誰の目にもお馴染みな企画
[ルール]
  • エントリー基準は「その年初めて観た映画」
  • その中から勝手にベスト10を選定
  • そのため古い映画も入って来るという深まる謎
  • さらに生死関係なく、その年に観た映画に出ていた最も良かったと感じた役者さんに主演俳優賞進呈
〈2022年雑感〉

去年はご存知の通り、9月末に骨折して今もまだ治っていないんですが、その後の無気力期間によってあまり映画を観ない時期が続いたり、ツイッターもちょっとした揉め事があってほぼ引退状態になったりと個人的には明確にあまり良い一年じゃなかったな…と思います。

低位安定がウリだったのにもっと低位があったとは、と悲しみに包まれていましたが、ただ3年ぶりに会った地元の友達の面々からみんな何かしら自分よりも深刻そうな身体の問題があるらしいことを聞いたので、自分はまだマシな方なのかもしれない、と思い直したところです。集まると本当に身体の不調の話しか出てこないのが一番悲しい気もします。

それと極度の出不精な上にコロナが重なったせいでもうコスト的に折り合わないな、と(他にも理由はあるんですが説明が長くなるので割愛)車も手放しました。

前は「いざデートするとなったら車ぐらい無いと良くないぞ」と思っていたんですがさすがにもうデートの予定も入りそうにないし。また悲しい話で申し訳。

そんなわけで車が無くなったので今後は劇場鑑賞が激減しそうです。と言っても今まで多かったわけでもなく、これまたコロナのせいで気分的に劇場鑑賞のハードルが上がっちゃったのもあってまあ実際はここ数年と大して変わらないでしょう。

そもそも最近は近場で観やすい劇場公開映画≒大作系よりもニッチな単館系、古い名作の方が面白く感じるし興味の対象になっているので、余計に劇場が遠のいている面はあります。

とは言え劇場でしか味わえない経験は間違いなくあるだけに…残念ではありますね。

まあどうしても観たい映画があったら電車で行ってきますよ。さいたま新都心のMOVIXさいたまか浦和パルコのユナイテッド・シネマ浦和辺りが主戦場になるでしょう。MOVIXで僕と握手!

それではここで恒例の前年実績に移りましょう。

去年の鑑賞本数は109本(うち再鑑賞15本)、劇場鑑賞は1本のみウエスト・サイド・ストーリー)でした。

一昨年と比べると約3分の2、だいぶ減りましたがまあ3桁はクリアしているので良しとされています。我々の世界では。我々っていうか我の世界では。

前回と同様に再鑑賞作品もリスト化しておきましょう。

昨年もウォッチパーティが多いですが、なんと言っても「必殺!恐竜神父」ですよ。上のリストは「再鑑賞」のリストなので、去年は都合3回観てます。全部ウォッチパーティで。つまり一番観た映画が恐竜神父です。狂ってる。

「ショコラ」に関しては再鑑賞ですが前に観たのがブログ開始前だったのでレビューを書きました。それ以外はレビュー掲載済み作品になります。

「子猫をお願い」は去年に続いて4回目ですね。好きすぎるだろ。まあこれはJAIHOで4K版が来たから観た、というのが実際のところです。ショートカット4Kペ・ドゥナなんて観ない人間いないでしょう!?

再鑑賞組で強く印象に残っているのは、「ダンケルク」と「ニューヨーク東8番街の奇跡」。

「ダンケルク」は劇場で観たときは「ノーランの割に普通だな」となんなら不満な方だったんですが、「こういう映画ですよ」とわかってから観ると段々と味が増してきてスルメ映画だなと思います。

観る度に戦場に戻されるようなリアリティがあって、回を重ねるごとに味が増してきてスルメ映画だなと。同じこと2回書いてますけども。

あまり個人に寄りすぎず、事実を積み上げて全体としての出来事を描いている分感情移入よりも体験に近く、それ故に何度観ても妙な生々しさがあるのがすごい映画だなと思います。

「ニューヨーク東8番街の奇跡」もウォッチパーティでしたが、「今観たら違うのかな」という興味で自分も1票投じたところ選ばれて、観てみたらすごく良かったんですよね。終わり方も粋で大好きでした。

当ブログでのレビューは見てわかる通り酷評しているんですが、この頃のお前はなんて冷たいやつなんだと過去に飛んでグーパンしたい。お前は人間の血が流れているのか、と。

性格的には当時も今と変わらず一歩引いて観ている感があるんですが、ちょっと斜に構えている感じもしてつまんねーやつだなと思います。

本来であればレビューも再度書きたいところなんですが、それ(再鑑賞で再レビュー)をやると再鑑賞そのものが億劫になってしまうのでやりません。「あの頃の俺は冷たかった」で済ませます。2ndシングル『あの頃の俺は冷たかった』Now on Sale。

自分では変わらないと思っていてもちょっとずつ変わっているのがわかって面白いですね。やっぱり映画は観るタイミングによってだいぶ感じ方が変わります。

「スティング」は「今年の最後はこれ」と決めていたのでRiJの最中、後ろ髪を引かれる思いで観ました。そして最高でした。

寒くなってきたぐらいの時期に「スティングで映画納めってなんか素敵じゃない?」と誰もいない真っ暗な部屋で自分に向かって微笑んだんですが、アマプラにないかなーと調べていたら4Kブルーレイ(UHDブルーレイ)で出ていたのを知り、これはちょっと観てみたいぞと思ってヨドバシで買いました。

Amazonで調べてヨドバシで買う、これは現代人必須のスキルです。

スティングもまた鑑賞当時以上に自分の中で価値が高まってきている映画の一つで、正直もうこれ以上の映画って無いんじゃないかと思うぐらいに最高なんですよね。音楽といい、展開といい。そして何より最後の楽しそうな面々が最高に好きです。

これよりも面白い、びっくりさせられる映画はいっぱいあるんですが、スティングはそういうわかりやすい価値以上の何かを持っている映画だと思います。

やっぱり何度も書いているように、「映画が最高の娯楽」だった時代の熱量みたいなものが不思議と伝わってくるからなのかなぁ、とか。

ぜひまだ観ていない人には観てほしいと思います。なんならレンタルします。言ってください。

ではいつも通り、実績に去年分を追加しようじゃありませんか。ねぇ?

  • 2009年 21本(途中から開始)
  • 2010年 66本
  • 2011年 111本
  • 2012年 141本
  • 2013年 72本
  • 2014年 79本
  • 2015年 56本
  • 2016年 81本
  • 2017年 107本
  • 2018年 128本
  • 2019年 107本
  • 2020年 102本
  • 2021年 151本
  • 2022年 109本

今年で15年目。毎年思いますがよう続いてますね。

自分の中で唯一続いているもの、そして唯一自分自身で褒められるものですよ。これを取ったら残るのは変態だけです。変態残滓野郎(へんたいのこりかすやろう)ですよ。「へんたいざんしやろう」ではないので注意です。

去年から板タブを導入しましたが、そのおかげ(すぐ横に本物を並べて描けるから)か本当に若干、ほんの少しだけ最初期より絵が上手くなった気はしますね。厳密に言えば「上手くなった」というより「ごまかし慣れてきた」というか。

最初期が100点満点中20点だとすれば、今は20.8点ぐらいにはなったと自負しています。

それでも「ロスト・エモーション」のクリステン・スチュワートみたいに急にブスが登場したりするのでひどいんですが。世に出したら怒られますよこんな絵。いや世には出てるんですけどね。バレてないだけで。一生バレないで生きていきたい。死後評価されるタイプでいたい。(評価はされない)

[総評]

去年は漠然と「韓国映画ばっかり観てたなー」と思ったので今回初の試みとして国別の鑑賞数を数えてみました。(再鑑賞は除く。合作はメインと思われる国だけ抽出。なので参考程度)

※画像見づらいかもしれないけど雰囲気として味わってください

2022 国別

なんだかんだやっぱりアメリカ映画が一番多く、「韓国映画ばっかり」の印象とはちょっと違った…んですが、ただこれをエリア別に分けるとまたちょっと違ってきます。

2022 エリア別

韓国映画に加えて台湾・香港・タイ・インド、そして日本が入ると結局一番観たのはアジア映画だった、という形。

こうして見ると面白いですねぇゲヘゲヘと思ったんですが多分面白いのは自分だけです。

いずれにしても最近のアジア映画のレベルの高さは言うまでもなく、同時にハリウッド映画(の一部フォーマット化された制作にあまり力が入れられていないと思しきもの)のパターンに慣れちゃって飽きちゃったのが大きいですね。

それとJAIHOが比較的アジア映画多めなことにも影響されています。

邦画にしても毎年1%、つまり年1〜2本程度しか観ないことが多かったんですが、アニメが多いとは言え去年は6本、つまり6%程度とかなり多い方だったのも印象的。これがパスタを茹でるときの塩分量だったらかなりの塩分過多になります。

このブログを始めた頃は9割英語圏の映画だったと思うので、それを考えるとまさに隔世の感があるわけですが、やっぱり偏って来ると飽きもくるのが人の性、これもまた当然の成り行きなんでしょう。

AVの好みだって単体女優から始まって素人モノを経てニッチな性癖に行くのが人の性ですからね。まさに。なんてわかりやすいんだ。(なんてわかりやすい例え)

今年の選出についての全体的な印象としては、10点満点の映画が無かったこともあるんでしょうがあまり突き抜けて「これだ!」というのもなくて、結構ダンゴ状態の10本な気はします。

例年通り、書いたときによって順位が変わりそうな感じもしつつ。ただいつもと違うのは案の定韓国映画が多いな、というところ。

ということでいつにも増して前フリの長いなんプロアワード、ようやく開始です。

なんプロアワード…ビギン…!(クソダサタイトルコール)

なんプロアワードベスト10・2022年版

『必殺!恐竜神父』
必殺!恐竜神父

すぐそこの雑木林っぽいチャイナで謎の竜石的なものをゲットしたマッチョ神父、恐竜になる業を背負って悪党退治に乗り出す。本レビューはこちら

上記の通り、去年一番観た映画です。不本意ながら。

これねー、入れようか本当に悩んだんですが…でも楽しませてもらったのは事実だし、オマケの10位ならいいかなということで入れました。

去年はこの他にもいわゆるZ級映画(この映画はZ級と言っては失礼かもしれないけどC級との違いもよくわからないのでZ級でいいや感)を何本か観(させられ)たんですが、それによって自分の中でこの映画の評価が相対的にどんどん上がっていきましたね。

間違いなくこの他の9作と同じ棚に並べるには他の映画に失礼すぎる立ち位置の映画ではあるんですが、それにしてもここまできちんとアホなことをやられると評価せざるを得ない面があり、全然違うベクトルの力作だなと。100m走に4足歩行で出てきて最下位だったけどアレはアレですごいな、みたいな。

実は年末聞いたところZ級映画好きの僕の親友も観たらしく「アレはわざとらしすぎる」とイマイチな評価を下していたんですが、その気持ちは重々わかりつつもそうじゃねーんだよと。

ある意味ではあざとい「狙った」映画ではありますが、その狙いのセンスに屈服せざるを得ない絶妙さがあり、これは確かに良く出来ている映画なのではないかなと思うに至りました。3回観たけど毎回笑っちゃったし。

多分、「笑える安っぽいZ級映画作って」と言われてもこの映画より上手く作れる人ってそうそういないと思うんですよ。

なのでこの映画も一種の才能なんだと思います。

もっとも(プラン9・フロム・アウタースペースのように)A級を作るつもりがZ級になっちゃったのが真のZ級映画だと思うので、そういう意味では邪道というのもわかります。

でも面白いんだからいーじゃん、っていうね。

ちなみに続編の製作が決まったとのことで、かなり不安ですがまたやってくれるんじゃないかと期待しています。

『映画大好きポンポさん』
映画大好きポンポさん

敏腕プロデューサー・ポンポさんに見出され、初めて監督を任された映画オタクと初めて映画に出るヒロインが一本の傑作を作り上げるアニメ。本レビューはこちら

この作品は映画化以前にマンガで読んでいてすごく好きだったこともあってそれなりに思い入れもあったんですが、映画化のレベルが高すぎて衝撃を受けた一本です。

元は短編と言っていい、単行本1冊のすごくライトな原作をアニメらしい表現で膨らませ、その上まったく原作と比べて違和感のない世界観を作り上げた凄まじい作品だと思います。

なにせ原作の主人公が映画オタクで狂人っぽい人なので、その分どうしても映画に対しても変な枷がついてしまうというか、原作がビッグマウスなんだからちゃんと結果残せよみたいなプレッシャーもあったと思うんですよね。オチにしてもそうなんですが。

ある意味原作が「映画ファンが無邪気に描いた物語」なだけに、すごいやりづらいはずなんですよ。映画化なんて考えないで作者の好みを綴った、ある意味めんどくさい原作ですからね。

原価も何も考えないでただ理想の美味しいラーメンを描いたラーメンマンガがあって、それをカップラーメンで製品化しなさいみたいな難しさがあったと思うんですが、そのハードルを超えた上でさらにアニメとしての表現力がずば抜けていて映画としての質も高い、というとんでもない作品でした。

余談ですが去年は珍しく丸々全部観たアニメがありまして、ブームに完全に乗っちゃってる感じで嫌なんですがそれが「スパイファミリー」だったんですね。

あれも観ていて「最近のアニメはすごいんだなー」とすごく感心させられたんですが、演出、アニメの表現という意味ではその上を行っていると思います。

もちろん劇場公開作品1本と毎週放送のアニメを比べるのも酷なんですが、それだけ驚きの詰まった映画だったな、と。

勝手な予想なんですが、なんとなくこの映画を作った人たちも主人公のように狂気に満ちたある意味ブラックな制作現場で作り上げたんじゃないかなと思います。そんな熱量がぶつかってくるような感覚がありました。

『1987、ある闘いの真実』
1987、ある闘いの真実

韓国民主化の引き金となった事件を様々な立場の人たちの姿から描くスリラー群像劇。本レビューはこちら

単純に映画としての完成度、引きの強さが凄まじい映画なんですが、やっぱり「自国の民主化運動の歴史」を片側からではなく公と民双方の視点を交えつつ、歴史を知らない他国の人間が観ても面白く感じられるエンタメとして成立させている力量がまずすごい。語彙力無い勢としてはすごいとしか言いようがありません。

もうテーマからしてどうしてもプロパガンダ臭が漂わざるを得ないし、実際そういう部分もあるんですが、それ以上に単純に映画として面白いのがすごい。すごいとしか(同)。

そういう意味では韓国版「日本のいちばん長い日」と言うとわかりやすいかもしれません。

ただあの映画が作られた頃と比べると日本社会は自国の歴史を真摯に振り返るだけの度量が無くなってしまったので、きっともうこういう自国の歴史に根ざしていてかつ面白い映画は当分作れないでしょう。「日本国記」がベストセラーになっている時点でどうしようもないです。作者がダメっていうより(ダメだけど)これが売れちゃう民度が低すぎる。

そんな民度の違いが羨ましくもあるし悔しくもある、色々考えさせられた映画でした。

また本レビューにも書きましたが、キャストの豪華さも触れずにはいられません。

さして詳しくない僕ですら気付くような韓国映画界の中心メンバーが大量に出演していて、観ていてワクワクするのもそうなんですが、それだけスタッフにもキャストにも「作らなければいけない物語」のような使命感を感じたんですよね。

しっかり作って、しっかり観てもらわなければいけない、という情念が作品から伝わるような。

それも含めて羨ましいんですよ。「政治が絡むと事務所がうるさいから」みたいなチンケな話が出てこないのが。

そこが一番打ちひしがれたところかもしれないですね。文化レベルの違いが明らかすぎて。

『ホームステイ ボクと僕の100日間』
ホームステイ ボクと僕の100日間

死した魂が自殺少年の中に入って復活し、彼の自殺の原因を探るべく学校生活を送る。日本の小説「カラフル」が原作。本レビューはこちら

去年は明確に「タイ映画はレベルが高い」のを思い知らされた一年でもあったんですが、その中でももっともグッと来た1本です。

きっと原作の(未読です)良さもあるんだと思うんですが、青春映画らしい甘酸っぱさに加えてスリラーっぽい先の読めなさもあり、感情の振れ幅が大きい映画でした。

単純に物語としての面白さが素晴らしいのはもちろんなんですが、タイという(個人的に)あまり馴染みのない国だからこそ新鮮に感じられた映像であったり、余計なテクニックに走らずテンポよくまっすぐに走り切る力強さであったり、あらゆる面でレベルが高いと思います。

この原作は複数の国で映画化されているそうですが、正直これ以上は思い浮かばないぐらいによくできてました。(他も観ないとなんだけど)

物語のきっかけを作った謎めいた人物がちょくちょく姿を変えて登場するSF感もすごく好きで、同時にタイムリミットが設定されているのもいかにも僕好みなので自ずと評価は高くなるよ、っていう。

それとなんと言ってもヒロインを演じるチャープラン・アーリークンですよ奥さん。マジで。

去年観た女優さんの中で一番衝撃を受けた人かもしれない。きっとこの映画を観たら誰もが彼女に恋をしちゃうんじゃないか…と思うぐらい良かった。

見た目ももちろんかわいいんですが、何より「役そのもの」な感じが素晴らしくて、とても本格的な初演技だったとは思えません。

この映画を誰かにオススメするとき、物語の面白さがあってなのはもちろんですが、それ以上に「ヒロインがめちゃくちゃかわいいから観て」ってまず言うと思う。それぐらいかわいい。存在が甘酸っぱい。

ちなみに同じタイ映画として最後まで入れるか迷った「バッド・ジーニアス」もめちゃくちゃオススメです。タイ映画初めてだとものすごくびっくりすると思います。出来の良さに。

そしてあっちも「タイのアナ・デ・アルマス」が出てるという。彼女も衝撃だったね…!

『82年生まれ、キム・ジヨン』
82年生まれ、キム・ジヨン

至って普通の主婦、キム・ジヨン。しかしある日「突然他人が憑依する」症状が現れたことで彼女の抱える問題が表面化する。本レビューはこちら

これは今の時代に生きる人間として男女別なく観るべき映画の1本でしょう。

極端な話、この映画を心に留めていられるか否かで夫婦生活がまるで変わってくると思います。って言いながら結婚してないんですけども。宝(?)の持ち腐れ。

非常に味のない言い方をしてしまえば、「結婚する」ことによっていろんな環境の変化が現れ、ごく普通の主婦がいかに生きづらいか、大変な日々を送っているのかを可視化するような映画になっているんですが、それをただ普段の彼女の姿を通して見せるだけでは多分“映画として”面白くないし、それこそ“他人事”だと思っている夫(男性)たちには伝わらないでしょう。

そこに「他人が憑依する」というちょっとファンタジーっぽい要素を入れることで効果的に見せる技量がまずとんでもないです。そんな発想思い浮かばねーよ!

そんなファンタジー的手法で語ったら「どうせ作りものだしね」で真に受けてくれないんじゃないか…と思いそうですがそうじゃないんですよ。もしそんなこと言う夫だったら今すぐ別れて僕と結婚しましょう待ってます。

この映画のすごいところは、そのファンタジー的なテクニックのおかげで本当にしんどい、極限状態なんだということを強烈に思い知らせてくれるところなんだと思いますね。

多分それがないと「まあ大丈夫でしょ」って(物語上でも)スルーしちゃう人間もいそうなんですが、“憑依する”おかげでただならぬ事態であることを思い知らされ、それによって直視せざるを得ない=物語が動くという作りの良さが衝撃的でした。

同時にこれはフィクションではないんだな、程度の差こそあっても「家に入る」ことの大変さを省みるべきなんだなと痛感させられるという。すごい映画です。きっと原作もすごいんでしょう。(読みたい)

それともう一点、夫のキャラクターもすごく良い。

彼は完璧ではないものの、同性から見れば結構頑張っている、低く見積もっても「悪くない」夫なんですよね。

なんなら傍観者だからこうして上から言えるけど、当事者だったら彼ほど優しくうまくやれるのか、自信がないぐらいに良い夫に見えました。

ただ、映画なので当然ダメなところも出てくるし、「そういうところが良くない」とか「だからキム・ジヨンはストレスを感じるんだよ」とか評論はできるんですが、それは観客としてそういう場面を見せられているからであって、いざ当事者となったら同じようなことを言うかもしれないし、なんならもっとひどく当たるかもしれない怖さがありました。

「俺だって疲れてるんだ」ってやつで。

この夫がもっとダメな男だったら多分全然響かない映画になっていたと思います。「そりゃそーだ」で終わる話。

でも彼のキャラクターがいかにも今の時代の映画らしい、優しさを持った理解のある(でも理解しきれていない)人間に描かれているので、余計に二人が抱える問題の難しさを感じさせられるわけです。

これはねー、すごいですよ。本当にすごい物語だと思います。

もう一度書きますが、今を生きる人間は男女別なく必見です。その度合いで言えば間違いなく今回一番の映画です。

絶対観ましょう。特にこれから結婚する、もしくは結婚している男性は絶対に観るべき映画だと思います。

僕は同性には厳しいので、「観るべき」と言って観なかったら「お前にはウンコの方がお似合いだよ」とウジ虫のように扱います。それぐらい必見。

『ペパーミント・キャンディー』
ペパーミント・キャンディー

同窓会にフラッと現れ、「戻りたい」と叫びながら電車に轢かれて自殺した男が「なぜそうなってしまったのか」を振り返る20年。本レビューはこちら

この映画は(恐竜神父を除く)他の映画のように手放しで褒めて誰にでもオススメしたくなるようなものではなく、特にエンディングに関しては微妙だなぁと思ったりもしたんですが、しかし観終わったあとのザワザワ感が一番でした。なんなら今もザワザワしてます。

僕もそれなりに生きてきて、やっぱり「人生の分岐点」、ターニングポイントについていろいろ考えるし思い当たる節があるわけですよ。

その自分の過去や後悔にトゲを残してくれるんですよね。この映画。

自分とはまるっきり違う人生だし、性格も全然違うんですが、ただ「あのときこうしていれば」は誰にでもあるわけで、その可能性の残酷さをこれほどまで理解させてくれる映画はなかなかないと思います。

選択肢を誤り、もっとも“堕ち”てしまった人間の一例とも言えるんですが、ただその原因には不可抗力もあり、彼自身にすべての責任があるとは言い切れないのもやるせないところ。

そして何よりも彼が「後悔したまま死んでいった」のがつらいしダメージが大きい。逆順の映画だからこそそのことを開幕に知らされるのも巧みな作りに感じました。

過去に後悔し、死んでいった人間の変遷を辿る…というのはある意味でかなり趣味が悪いことではあるんですが、ただ誰でもここに到達してしまう可能性はあるわけで、いつ自分がそこに至るかもわからない胸騒ぎがすごいんですよ。今も。

こうしていつまでも傷跡になって残るこの感覚は、しんどい映画ならではのものだなと思います。

もう一度観るのはなかなかつらい映画ではあるんですが、おそらく一生忘れないであろう強烈な映画でした。

『KCIA 南山の部長たち』
KCIA 南山の部長たち

最側近が起こした“大統領暗殺事件”、そこに至るまでの権力闘争。本レビューはこちら

これも「1987」と同じく、史実を元にフィクションとして作り上げた韓国の歴史を描いたサスペンスですが、「1987」と比べると単純にもう映画としてこっちの方がドストライクでした。いわゆるノワールっぽさがあって大変好みです。

「1987」は振るつもりがなかったけど振らされた変化球、こっちは打つ気満々で待ってたストレートが来て思いっきり振った一球、という感じで。ちなみに伝わらない人も多いのに野球に例えちゃうのがおっさんの証拠らしいです。

言ってしまえば「側近による大統領暗殺事件」というショッキングな事件そのものが映画の題材として美味しいことは間違いないので、あとは料理の仕方だけ…なんですがその料理もまた素晴らしく。もう言うこと無いぐらいにめちゃくちゃ面白かったです。震えました。

オープニングで事件当日の模様が映され、また史実でもあることから犯人は主人公だとわかりきっている状況から始まるわけですが、“最側近”のはずが無能の後塵を拝して虐げられ、ひたすら耐えに耐える日々を送る主人公が最後に爆発する、その導火線を2時間かけて追っていくジリジリとした緊張感がたまりません。

同時にこれは「側近と大統領1対1」の物語ではなく、絶対権力者に群がる男たちの権力闘争も兼ねているのがまたヨダレものです。不謹慎ですが。

まあやっぱり権力とは無縁の日々を送る一般人としては、権力と自身が同化した人たちの存在意義をかけた戦いというのはどこか悲しさも感じられてたまらないんですよね。

それに加えてこの映画は「事実上のBL」と言う人がいたりするぐらい、ド硬派な絵面の割に妙にウェットな側面もあって、いろいろ考察が捗るのも面白いところです。

一番はやっぱり動機の部分。なぜそこに至ったのか、主人公の気持ちを推し量る、その感情移入の面でも優れた映画だと思います。

ただこの映画は「政治」「権力闘争」「ノワール」と僕個人の好みにガチガチにハマった映画だっただけにたまらなかったので、逆に言えば好みが違う人からすればそうでもない可能性も十分あるでしょう。良く出来てるけどそんなに…みたいな。

おそらくは女性より男性向けの映画だと思います。

僕も権力闘争は無縁だし出世欲もないんですが、ただ物語としてこういうのは燃えるんですよねぇ…。イヒヒヒヒヒヒ(イメージ:犬のかがやきさんの悪い顔)

観ようによっては主人公も大統領もそれぞれ違う方向から“追い込まれていく”わけで、そのジリジリとした緊張感によってグイグイ引き込まれていく時間が最高でした。

『サニー 永遠の仲間たち』
サニー 永遠の仲間たち

高校時代に仲良しグループのリーダーだった親友が末期がんにかかり、当時の仲間たちを探す中年女性。本レビューはこちら

去年一番泣いた映画ですね。本当に最高でした。

これも「ペパーミント・キャンディー」と一緒で、観客が共通で持つ過去の記憶に訴えかける映画で非常にズルいと言えばズルい映画です。

当然記憶は人それぞれですが、大枠として「もう戻れない学生時代を今の自分が振り返る」作りに心奪われない人間はいるのか!? って感じでね。そんなやつはまだヤングだ! 捕まえろ!!

この「今の自分が」っていうのがポイントなんでしょう。

学生時代だけの話だったら特段何でも無い物語ではあるし、今だけでもまた同じで。

今と過去の対比があって、そこに不可逆的な、どうしても取り戻せない“何か”があって、でも今はその過去の上に築かれているからこそこうして今集まろうとしている…みたいな全体の時間軸の流れの描き方が絶妙でした。

あの頃やったこと、やれなかったこと、それを踏まえた今があり、あの頃夢見ていた自分とは違う自分になってしまったけれど、でもあの頃の仲間に会ったらあの頃に戻った感覚になれる…その情感の描き方が素晴らしい映画です。

不可逆的だからこそ親友は死に瀕しているわけで、そこから振り返る過去の眩しさと今の残酷さはつらくもあるんですが、それでも今は今で良いもの…と受け入れる感覚もすごく素敵でした。今を否定した物語ではないのがすごく好きです。

それと演出の良さも特筆もの。

本レビューにも書きましたが、今の自分が過去の自分に戻っていくシーンの演出が素晴らしくて、目の覚めるような驚きがありました。

人間ってすっかり忘れていた過去も急に何かがきっかけとなって思い出す瞬間があるじゃないですか。

それを可視化したかのようなシームレスな演出。あれには本当に心を奪われましたね…。

物語は当然良い上に演出も見事となると、世界はそれを傑作と呼ぶんだぜ、みたいな。歌かよ、みたいなね。言うてますけども。

現在過去の描写は別として、こういう友情ものは男性グループが多かった気がするんですが、女性主人公でこの手の話を作ったこの映画は結構先駆けみたいなところがあったんじゃないかなと一つも下調べせずに書いてますがそんな印象です。

この映画は特に過去の部分で女性らしい無邪気さが感じられるし、その点も新鮮でした。

日々に刺激のない、同じ毎日の繰り返しになってしまった大人にとってはたまらない映画ではないでしょうか。

『JUNK HEAD』
JUNK HEAD

生殖能力を失った人類が、滅亡の危機から逃れるためにかつて創造した地下生物の調査に乗り出すストップモーションアニメーション。本レビューはこちら

なんだかんだブログに書いている本数に限っても1300本弱まで来ましたが、その中でももっともオリジナリティを感じた1本がこの映画でした。

もー単純に映像を観てるだけで楽しいし驚くし面白い。物語なんて二の次だぜ! と言いたくなるぐらいビジュアルが強すぎる。ツヨツヨのツヨ。

手間と執念の結晶ですからね…。どのシーンも「いやこれ作るのにどんだけ時間かかるんだよ…」と呆然としてしまうような説得力と情熱が込められた映像作品で、“唯一無二”という意味では他の追随を許しません。

とは言え物語が単純だったら「ふーん」で終わる話なわけで、世界観もオンリーワンなのがこれまたツヨツヨのツヨ。

まったく説明もなく「そういうもの」として描かれるこの世界独特のあれこれに脳は刺激されるし考察は捗るしで頭フル回転させられます。それがまた最高に気持ちがいい。

普通に表現すればきっとかなり趣味の悪い表現だったりクリーチャーだったりも出てくるんですが、それがクレイアニメーションになると急に愛嬌が湧いてくるしコミカルに見える不思議。

きっとその見え方の違いも込みで作っているんでしょう。そこがまたすごいわけで。

監督ご本人が大半を演じたオリジナル言語のボイスも世界観の構築に貢献していて、何から何まで常軌を逸しているのが最高です。

失礼ながらこれが認められていなければきっと犯罪者になっているのでは…と思うぐらいに狂気に満ちた作品だと思います。「ポンポさん」以上の狂気。

監督は絶対マジモンの変態ですよ。

ノーラン然り、変態にしか作れない領域は間違いなくあるので、我々ただのモブ変態は生み出された純度の高い変態映像をただただ浴びて拝むのみです。ありがとうございますホンマに。

早く続きが観たすぎる…!

『ローマの休日』
ローマの休日

公務が嫌でこっそり抜け出した王女、新聞記者と知り合って一日の“一般人デート”。本レビューはこちら

結局コレですよ。奥さん。

我ながら今さらこの映画を1位に推すのも悔しいんですけども。でももうこの上を行く映画はなかったな、というのが去年の感想です。

今さらあーだこーだ言うような映画ではないので何を書こうか難しいんですが、この映画もやっぱり「スティング」と一緒で、もう今となっては作れない夢と希望が詰まった映画なんだと思います。もう届かない領域に置かれた作品というか。

古い映画はいくつかそういう映画があると思うんですよ。

何度も書いていますが、総体として古い映画の方が今より優れているとかより面白いとかそう言うつもりはまったくなくて、今の映画も昔の映画も面白い映画は等しく面白いと思います。

ですが、やっぱり今ほど娯楽が多様化していない時代の映画…これはつまり「より産業として優秀だった(稼げた)」と言っても良いと思いますが、そんな存在だった頃の映画はどうしても今よりも優秀な人が集まるだろうしその分熱量も違うし「この時代のそこにしかない何か」が存在するのは間違いないと確信しています。

考えてみたらゲームも同じかもしれないですね。

ファミコンやスーファミ時代、まだ技術も進化途上にあって、制約も多い中絞り出した工夫で遊ばせるからこそ得られる楽しさがあった、あの感覚と同じようなものだと思います。

役者にしてもそう。

今みたいにテレビが一般的ではなく、ましてやYouTubeなんて無い時代の“映画スター”はやっぱり純粋な憧れの対象になり得た“神格化”される素地があって、そんな人たちだからこそ見せられる世界があったんだろうと思います。

そしてそれがオードリー・ヘプバーンなんだな、と。

当然この映画は彼女抜きには語れません。それだけ彼女の魅力に依存した映画でもあると言えます。

とは言え物語自体も最高だったので、もちろん他の女優さんでもきっとすごく面白い映画だったと思いますが、それでもこれだけ現代になっても(タイトルを聞いたことがあるレベルも含めて)誰もが知っている名作にはならなかったでしょう。

顔面が天才は当たり前。姿勢も天才、声も天才、表情も天才だし演技も天才。天才の大渋滞がローマの休日のオードリー・ヘプバーンです。

なんプロでも何度か「最高の時期に最高の映画に出て最高の演技をした」ケースについて言及してきました。「あの頃ペニー・レインと」のケイト・ハドソン然り、「(500)日のサマー」のズーイー・デシャネル然り。

その最上級、完成版がすでにこの時代にあったことになぜ気付かなかったのか。その節穴っぷりに今、各国から熱い目が注がれています。(クローズアップなんプロ)

ということで振り返ったところ、今回の国別構成は韓国5、アメリカ2、日本2、タイ1でした。やっぱり韓国映画が強かったですね。ただ今年も同じようにまだ観ぬ傑作に出会えるのかはまた別の話です。

前回のなんプロアワードでは監督の男女比に注目していましたが、今回は国別ということで全体的に「おなじみの映画」からの脱却が伺えます。

そんなわけで今年もいろんな映画に出会いたいものですね。(差し障りのないまとめ)

勝手に選出・AOY(Actor Of the Year)

最後になりましたが恒例のAOY選出です。

去年は「この人!」と思えるような人がなかなかいなかった(ルックス的には完全にチャープラン・アーリークンなんですが1本だけだったし選びにくい)中、なんだかんだいろいろ観てこの人すげーなと思ったこちらのお方にします。

ハ・ジョンウ

去年観たのはこの4本。

僕がこの人を初めて観たのは「チェイサー」の悪役でした。その次の「哀しみ獣」でも暗い役だったので完全に“そういう人”のイメージがついていたところに「1987」や「お嬢さん」のちょっと脱力した感じの役も見て、振り幅すごいなと感心。

僕の中ではアメリカの俳優で言うとエドワード・ノートンのイメージに近くなりましたね。この人が出てるとなんかザワザワする感じで。

今後も楽しみです。

ハ・ジョンウ
謎の受賞を聞かされ無になるハ・ジョンウさん

以上、今年のなんプロアワードでした。

今年はなんとなくさらに本数が減りそうな気がしていますが…まあマイペースに観ていこうと思います。よろしくどーぞ。

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