映画レビュー0010 『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』

本日は「期待しないで観ると意外と良い」でお馴染みのニコラス・ケイジの映画でございます。

ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記

National Treasure: Book of Secrets
監督
脚本
ザ・ウィバーリーズ
原案
テッド・エリオット
コーマック・ウィバーリー
マリアンヌ・ウィバーリー
原作(キャラクター創造)
ジム・カウフ
オーレン・アヴィヴ
チャールズ・シーガース
出演
音楽
公開
2007年12月21日 アメリカ他
上映時間
124分
製作国
アメリカ
視聴環境
TSUTAYA DISCASレンタル(DVD・TV)

ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記

祖先の無実を証明しつつお宝までゲットしちゃうぜ。

謎解きが全体的に面白くないのが致命的。

4.5

えー、実はあんまり覚えてないんですが、前作はまさに「期待してなかったけど意外と面白い」映画だったんですが、今作はちょっと前作と似すぎかな、と。悪役の立ち位置なんてそっくりじゃねぇか! と。たぶん。たしか。

やっぱり続編ともなると、もう少し変えて欲しかったですね。

謎解きが変わっただけじゃあなぁ…という感じ。

そこまで悪くもないんだけど、オススメしたくなるものでもないかな~。

ココが○

見せ場としては、バランス台(超安易な命名)のシーン。あそこはなかなか見せてくれました。他には…ウーン。

特になし。残念。

ココが×

前作の展開をなぞりすぎなのと、やっぱりどうにもステレオタイプな起承転結っぷりがいかんともしがたく、「この映画だからこそ!」の魅力が皆無である点。

せっかく悪役にエド・ハリス(好き)を配しているのに、全然活かしきれていない。

あと、全体的にいろいろ詰め込みたかったのか、はたまたスピード感を出したかったのかわかりませんが、一つ一つの謎を解くのが早すぎます。

一緒に考えるような楽しみはなく、話をなぞるだけで「謎解きもの」としても楽しめない。早く解ける話だけに、どこにヒントがあるのかもわかりやすいから、謎解きの数はあっても深みがない。もったいないですねー。

もっとじっくりと大きな謎にアプローチしていく内容の方が全然おもしろくなった気がします。あくまで「ファミリー映画」としての枠を出たくなかったのかなぁ…。

MVA

前作はライリー役の彼(ジャスティン・バーサ)が光ってたなーと記憶してますが、今回は断然この人、

ダイアン・クルーガー(アビゲイル・チェイス役)

ですね。

とりあえずたった10回ですが、現状紹介してきた映画の中で、一番抜群に光ってたヒロイン役でしょう。かわいすぎます。ホワイトハウスでのシーンのちょいエロっぷりがまたよかった…。

それにしてもエド・ハリス。もっといい使い方してくれよ…。渋いんだからさ…。

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