映画レビュー0073 『オーシャンズ11』
ちょいとレンタルの方の返却&発送が遅れてるもんで手持ちの中からこの一本。おそらく3回目の鑑賞。
オーシャンズ11

ハッピーになれる映画。
豪華キャスト故かいろいろ叩かれる作品ですが、個人的にこのシリーズは本当に歴代上位に来るぐらい、大好きなのです。好きなものは好きと言いたい! 今日はそんなレビューです。
まあ嫌いな人は嫌いでいいんですが、批判は受け付けませんよ! よくいるでしょ? 人がウマイって言ってるのに「えー、こんなのが美味しいの? 」って言うヤツ。うるせえよ! 俺はウマイと思うから食うんだよ! マズイなら食うなよバカ!! と声を大にして言いたい。俺はこのシリーズを食い続けたいんじゃー!(声大)
ということでお気に入り。ではどこがお気に入りなのかをおさらいしていきましょう。
まず基本的に、この映画はオサレ映画の一種だと思いますが、そのオサレさが心地良いんですよ。
ファンクっぽい音楽もバッチリ、小粋なジョークを織り交ぜつつ、テンポの良い展開で飽きさせない。オープニングの控え目なタイトルロールからしてもうオサレ。そのオサレの見せ方、演出の仕方の塩梅がとても気持ちいい。
偉そうなことは言えませんが、例えば自分の仕事でも「シンプルに」と言われれば、それなりにシンプルに作るわけですが、逆にシンプルすぎると絶対に物足りなくなります。「どうやってシンプルに見せるのか」を考えて、「凝ってるんだけど凝ってるように見せない」のが腕なわけです。(僕にその腕があるのかは別問題)
そういう面で、このシリーズは嫌味さが無いし、サラッとかっこよく魅せてくれるのがまずイイ。「華やかさ」ってこういうことを言うんだよ! バカ!(急ギレ)
次に、「不幸のない世界」がイイ。
もちろんやりこめられる悪役は当然いるわけですが、誰かが死ぬわけでもなく、ドンパチも無い。この安心感がイイ。誰かが死ぬ、誰かが裏切る、そういう内容だとやっぱりどこか違った後味になると思いますが、このシリーズはとにかくそれがなくて、サラッと爽やか。「あー面白かった」でおしまい。
そこがまたすごくイイわけです。エンタメの王道ですよ。変な説教じみた人生訓とかいらないわけです。もちろんそういうのがあっていい映画もありますが、そういう要素のない、サラッとした映画も観たいわけですよ。だからこそ、誰にでも「観てみれば? 」と勧められる映画です。
これを観てあーだこーだ深さが無いだの意外性が無いだの言い始める輩はダメですよ。雰囲気、空気を楽しむ映画ですからね。もちろんストーリーも好きですが。
そしてもう一つ書いておきたいのが、「友情」。
あんまりそういう視点で観る人は(特に11と12は)いないと思いますが、根底に…というか隠し味として、「男の友情」というテーマがあるのは間違いありません。
ただの犯罪映画で「やりこめたったぜーザマー」って言うだけなら、ラストの名曲「月の光」をバックに噴水を眺めるシーン、いらないでしょう。あそこで各々が確かめるわけですよ。イイ仕事したぜ、イイ仲間だったぜ、楽しい日々だったぜ、と。セリフは一切無いけど、あのシーンがすごく好きです。
正直、彼らにはお金なんてどうでもいいんじゃないかと。やってやったぜ、お前ら最高だったな、っていう満足感。
そのすべてがあのシーンに集約されていて、その満足な顔を眺めてコチラも満足なわけです。素敵。こんな仲間に憧れます。
ということでストーリーにはほぼ触れず、単なる応援団的レビューになりましたが、まだ観てないなら観ろや! ということで。
好きな人なら、ラストは結構スカッとします。多分。
ココが○
人が多いだのなんだの言う人がいますが、役割分担がはっきりしてるせいか、人数の割には非常にわかりやすい映画だと思います。
それぞれキャラもしっかりしてるし、何気に見た目的にもイケメン・黒人・老人等々分けられてるので、誰でも理解しやすい映画なんじゃないかなーと。
ココが×
僕にとってはただ一点、申し訳ないけどジュリア・ロバーツが綺麗じゃない。妙に細すぎて色気ゼロ。
“煽り”後の登場だけに、毎回ガッカリ。まあ、これは好みの問題ですけどね! ただ他にもっといい女優さんいたんじゃないかなぁ、と…。
MVA
さて、MVA。今更ながらおさらいですが、MVAは「Most Valuable Actor(Actress)」の略ですからね! 早い話が一番よかった役者さんということで。っとなるとこの映画はもうこの人しかいません。
ブラッド・ピット(ラスティ・ライアン役)
ブラピの真骨頂。(と勝手に言っている)
とにかくこの役のブラピはかっこいいしハマりすぎ。悪ガキっぽさを残しつつ、キレる・デキる男っぽさムンムン。コメディタッチの演技もさすがです。あのヅラとか。怪しすぎだろ! っていう。そういうのも含めて、最高。
世界一サテン地のYシャツが似合うね、きっと。


