映画レビュー0093 『カッコーの巣の上で』

シャッター アイランド」を観た(観る)ならこの映画も、的な話を聞き、初見でございます。

カッコーの巣の上で

One Flew Over the Cuckoo’s Nest
監督
ミロス・フォアマン
脚本
ローレンス・ホーベン
原作
『カッコウの巣の上で』
ケン・キージー
音楽
ジャック・ニッチェ
公開
1975年11月19日 アメリカ
上映時間
133分
製作国
アメリカ
視聴環境
TSUTAYA DISCASレンタル(ブルーレイ・TV)

カッコーの巣の上で

刑務所での強制労働逃れのために精神異常を装って精神病院にやってきたマクマーフィーは、破天荒な行動で他の患者を巻き込みながら、自由を勝ち取ろうと戦っていく。

青春的ではない友情物語。

7.5

うーむ。

話の帰結を考えると、ネタバレ回避での感想が非常に難しい映画です。なるべく避けるように書きますが…。

精神病院にやってきた男、マクマーフィー。彼は乱暴者っぽい雰囲気はあるものの、明るく誰とでも分け隔て無く接する男で、周りの患者を巻き込んでいろいろ問題を起こしていくんですが、その“問題”が通常の治療よりも確実に効果がありそうで、精神病院に抱くある種の「居心地の悪さ」みたいなものを忘れさせてくれます。

自然にとけ込み、いつの間にか患者たちと友情が芽生えていくマクマーフィー。希望を抱かせる展開に、この先どうなるのかと思うわけですが…。

ああん! これ以上言えない!

物語のキーとなるチーフの行動と、その心。それを思うとき、嫌でも考えさせられてしまいます。

そして“あの夜”の、長い長いマクマーフィーのアップ。彼は何を思ったんでしょうか。

どっちも「友情」が答えなんだと思います。友情が足枷であり、優しさであり。

なんだか…全然紹介になってない気がしますが。

あとはもう…観て判断してください。

派手さは無いものの、じわじわと染みいるお話でした。確かに「シャッター アイランド」に何かを感じたなら、観た方がいいんじゃないかな、と思います。

この映画を観ることで、どっちも味わいが増した気がしました。古い映画ですが全然古さを感じないので、そう言う意味でもオススメです。

ココが○

ストーリーも複雑さが無く、割と理解しやすいものだと思います。いろいろ考えさせられる映画でもあり、「考えたい」人にはいいんじゃないかなーと。

あとは「ドク」でおなじみのクリストファー・ロイドが出ていたり、L.A.コンフィデンシャルの「ハッシュハッシュ親父(勝手に命名)」ことダニー・デヴィートが出ていたり、強烈な個性の俳優さんが多く出ていて、強烈ですが見応えありました。が、一番強烈だったのは…。

ココが×

別に特にこれと言っては無いかな?

ただ、俳優さんが濃いのは人によってはマイナスかもしれません。

MVA

この映画はもはやこの人意外は考えられませんでした。

ジャック・ニコルソン(ランドル・パトリック・マクマーフィー役)

居並ぶ強烈な俳優陣にあって、一番強烈だったのが彼。すごいですねやっぱり。

主人公は強烈に周りを巻き込んでいくわけですが、その「強烈さ」を見事に演じきってました。

40前にしてもうだいぶハゲてきてますが、今からは想像できないほど男前な感じだったのが意外。

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