映画レビュー0240 『いつか晴れた日に』

2012年5月26日(土) 午後11時 埼玉県某所

テッテレテテッテッテッテ テッテレテテッテッテッテッ ボーン

僕はねー、今日も仕事だったわけだよ? 当然疲れてるわけだ。6連勤ともなれば。休みも明日だけですよ。そんな状態だからねぇ、軟弱と言われようがなんと言われようが、疲れてるもんは疲れてるんだよ。

そこをやれねぇ? 映画観ろだのブログ書けだのと、いったいなんなんだよ藤村くん。

そりゃあね? 僕だって映画は好きさ。でも絵を描いたりしないといけないわけだ。このブログは。知ってるだろう? 君も。そこんところをね、もうちょっと考えて欲しい、って言ってるわけだよ。僕は。

そもそもねぇ、君だってそんなバカみたいにヒゲ生やしてるだけでやることやってから言えってんだよまったく。バカじゃないのか?

〈特にオチもなくひとり水曜どうでしょうごっこ終了〉

いつか晴れた日に

Sense and Sensibility
監督
アン・リー
脚本
原作
『分別と多感』
ジェーン・オースティン
音楽
公開
1995年12月13日 アメリカ
上映時間
136分
製作国
イギリス・アメリカ

いつか晴れた日に

貧乏貴族と金持ち貴族、男と女のアレコレ。

イヤなやつばっか!!

6.0

この映画を観て改めて思いましたが、どうも僕は「貴族モノ」が好きではないようです。なんというか…やっぱりちょっと現実離れしてるというか、ピンと来ないというか。

日本の歴史的に言えば、財閥だのなんだのはありましたが、こういうデーハーな生活をしてどーたらこーたらという、いわゆる「貴族」という言葉のイメージが当てはまる人たちは遠い国の人々なので、どうも感情移入しにくい面があるんですよね。「は? なんでそうなるの?」って思うことが多くて。

いや、もちろん理解はできるんです。「貴族だからそういうこともあるよね」っていうのは。家柄・名前で結婚するとか、それに付随するモロモロだとか。そういうのはわかるんですが、ただ頭で理解しても体に入ってこないというか。「いやわかるけどそれどうなのよ」って思っちゃうんですよねぇ。

だからやっぱりこういう映画は向いてないな、という気もしつつ、でもこの映画はそれなりに楽しめました。貧乏貴族が主人公だったからでしょうか。なんとも切ない話ですが。

簡単に概要。

お父さんが亡くなって、遺産を先妻の息子&その嫁が持って行ったせいで貧乏貴族となった女家族(母と娘3人)。主人公は主にその長女と次女。その二人が、それぞれ年頃の男と良い感じにネンゴロ感を感じ始めたところでそれぞれ男にはちょっとした事情があり…というお話。

まあとにかく序盤は貴族らしいいやらしさ満載。

「貴族のイヤ~な精神的バトル」

という文章から想像される世界、そのまんま。意地が悪いし嫌味ったらしいしカネカネうるさいしでもうウンザリ。

今の日本と比べると、おそらく各人プライドが高い=自信があるせいもあるんでしょう、結構ストレートに嫌味を言う辺りがすごいというか、「人間の嫌な要素を濃縮還元しましたよ」みたいなドロドロ感にドレスをかぶせて綺麗に仕立ててます、という感じ。

その上良い人っぽいのが出てきても、その実ウワサ話大好きで鬱陶しいおばさんとか。「あー、いるいる」とは思えますが、正直この集団の中に身を置きたくない方々ばかり。

そこに主人公チームの女家族が身を置いているわけですが、この人たちは(貴族の中では)真っ当な人たちなので、彼女たちを応援するぜ、がんばれ! と見てるとまた近寄る男たちが最低で…っという感じで流れていきますが、(ネタバレになるのであんまり書けませんが)最終的な物語の帰結の仕方はベタではあるものの結構好きで、最後まで観てようやく、「ああ、良かったな」と思えた感じでしょうか。

ながーいドラマの中身はほぼ姉妹の恋愛話に終始するので、「貴族×恋愛」でもっとも僕が集中できないような内容になってはいるんですが、ある種おそらく意図的に「貴族の滑稽さ」みたいなものも潜ませているので、その分ひねくれた見方で割と集中できたような気がします。

「優雅できらびやかな貴族の世界」のようでいて、実は「貴族も普通の人間なんだな」みたいな作りでもあり、結局のところは「舞台を貴族の世界に移しただけの恋愛モノ」と言えなくも無いんですが、でもその上に挙げたような「貴族らしい厭らしさ」がいい差別化になっているようで、これが普通の現代劇だったら面白くなかったかもな、という気もします。

それと、演じる役者陣が結構ナカナカいいメンバーで、「貴族らしい大仰さ」が薄まって観やすくなっている上に演技もソツがないので、僕のように「貴族モノって向いてないな」と思っちゃうような人にはいいかもしれません。

が、その反面、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。この辺は好きずきの問題でしょうか。

このシーンがイイ!

エリナーがエドワードに「教区を任せる」話をした時。いろいろな思いが交錯していて、なかなか緊張感がありました。

ココが○

話のまとまり方が真っ当なので、「フザケンナ金返せ!」って感じにはならないと思います。「貴族モノ」の割には観やすいし、誰にでも理解できる良さがあるんじゃないかと。

ココが×

これもまた貴族らしいっちゃ貴族らしいんですが、まあ名前がややこしい。誰が誰でどれがどれやねん、と。集中して観てないと厳しいです。

MVA

いやーーーこれは迷った。

ほとんどの主要人物が候補になるぐらいの迷いっぷり。ってことはイコールみんなキャラが立っててよかったね、ということなのかもしれませんが、決めたのはこちらのお方。

ヒュー・ローリー(パーマー役)

非常に地味なポジションの方ですが、“あの”イメルダ・スタウントンの旦那さん役。

本当にチョイ役で、物語にはさして影響のない人物なんですが、まあとにかく嫁さんに冷たい冷たい。その冷たいツッコミがもう最高。この人のキャラがだいぶこの映画のアクセントになってたんじゃないかと思いますね。真顔で「雨だからね」的な流しっぷりには思わず「つめたっ!!」と言ってしまうぐらい、際立ったクールっぷりが素敵でした。

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