映画レビュー1133 『TAG タグ』

今回は恒例のウォッチパーティにて。

最近ネトフリ終了間際シリーズ無くなってきましたね。もう気にしてらんねーよってところでしょうか。

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監督

ジェフ・トムシック

脚本

ロブ・マッキトリック
マーク・スタンラン

原案

マーク・スタンラン

原作

『It Takes Planning, Caution to Avoid Being It』
ラッセル・アダムズ

出演

エド・ヘルムズ
ジェイク・ジョンソン
アナベル・ウォーリス
ハンニバル・バーエス
アイラ・フィッシャー
ラシダ・ジョーンズ
レスリー・ビブ
ジョン・ハム
トーマス・ミドルディッチ
ジェレミー・レナー

音楽

ジャーメイン・フランコ

公開

2018年6月15日 アメリカ

上映時間

105分

製作国

アメリカ

視聴環境

Amazonプライム・ビデオ ウォッチパーティ(iMac)

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羨ましい限りの友達像。

8.5
29年間毎年1か月かけて“鬼ごっこ”をしていた友人5人、最強の男が引退すると言い出して…
  • 仕事中だろうがなんだろうがその期間は鬼ごっこに全力を捧げる男たち5人の物語
  • 1人のみ唯一鬼になったことがない男が今年で引退を宣言、今度こそはと計画を練る4人
  • 設定からして面白く、最後はしっかりまとめる
  • いわゆる実話インスパイア系

あらすじ

「大人になっても全力で鬼ごっこする男たち」と聞いてナニソレ絶対面白いじゃない、と思ったところ実際面白かったので満足です。

ホーギー(エド・ヘルムズ)、ジェリー(ジェレミー・レナー)、ボブ(ジョン・ハム)、チリ(ジェイク・ジョンソン)、セヴィン(ハンニバル・バーエス)の5人は、9歳の頃から29年間欠かさず鬼ごっこを続けているいい歳こいた大人たちです。

期間は毎年5月の1か月間。その期間は仕事中だろうが葬式中だろうが鬼ごっこが最優先、とにかくタッチしまくって鬼を回避する日々になります。

しかし、その中の一人ジェリーだけは「唯一鬼になったことがない最強の男」として君臨しつつも、「今年でやめる」と引退を宣言。それを知ったホーギーは今度こそジェリーに鬼をやらせなければと他の3人と協力して鬼をなすりつける計画を立てます。

折しもジェリーが近々結婚することを知った4人。知己に当たって彼の居場所を探り出し、勝負を仕掛けますが…あとはご覧ください。

実話インスパイア系

いわゆる“実話を元にした”系の話ですが、詳細は調べていないもののおそらく内容の大半は作り物と思われます。現実と同じ部分は「毎年5月に鬼ごっこする生活を28年間続けた」「それを知った新聞社が記事にしようと取材した」ぐらいのものでしょう。

ただ“仕掛け”のときの扮装が元の人たちと一緒だったりすることもあり、“本物”の人たちをリスペクトしつつ独自の物語を作り上げました、と言ったところでしょうか。

あらすじの通り、軸となる話は「唯一鬼になったことがない最強の男ジェレミー・レナーになんとしても鬼をやらせたい4人」という部分。この“最強の男”っぷりが尋常ではなく、「絶対一般人じゃないでしょ」と思わせる=完全にホークアイじゃねーか、みたいな。ジェレミーも非常に楽しそうに演じていて、まずジェレミーファンは必見と言って良い気がします。なんならホークアイのプライベート感すらある。

そんな内容なので、ジェレミーはある意味“ヒール”を演じている形になるんですが、なにせ鬼ごっこなので世界一平和なヒールと言うか…「ヒールを楽しそうに演じている」けど悪者じゃない落とし所感がジェレミーファンにはたまらない、と言う噂もあります。(出所不明)

基本的には「結婚&引退が決まったジェリー(ジェレミー)をどうにかして鬼にしたい」話が中心で、ずっと追いかけっこをしているわけですが、ただそれだけじゃあんまりだと思ったのか…ちょっとした(昔の)“恋バナ”が再燃的な添え物もあります。この話いるんかいなとも思ったけど。

コメディらしく「しょうもない(けど羨ましい)大人たち」を観て笑う映画ではありますが、終盤ちょっと違った展開になったりもするのでなかなか最後まで楽しませてくれます。

その展開もある意味ではベタではあるものの、とは言え全体に流れる「大人になっても鬼ごっこを口実に集まれる友達関係の羨ましさ」がなんとなくノスタルジックな雰囲気も感じさせてくれるし、総じてなかなか良い映画ではないなと思いますですよ。

昔からの友達のありがたさ

僕はいつからか、(コロナ禍の去年を除き)毎年大晦日は地元の親友と4人で集まるように決めています。

この映画を観て、そういう「決まったタイミングで昔からの友達と集まる」機会があることの大切さを痛く感じました。

最近もその中の2人とはよく通話しながらAPEXというゲームをプレイするんですが、やっぱり中学の頃からの付き合いだからまったく気を遣うこともないし、話す内容も他の友達とは全然違うんですよね。ある意味では子供の頃のまま、とても普通には出てこないノリの言葉だったりツッコミだったりが出てきて、まさに昔に戻る感覚で遊ぶわけです。

この映画はまさにそんな仲間たちを描いた映画だし、その関係性のありがたさについてふと思いを馳せてしまうような良さがありました。

全体的な流れこそそこまで変わった内容ではないものの、ただひたすら「昔の仲間と毎年同じ遊びをやる」関係性一つでなんだか良いなと思わせてくれるのはなかなか良い映画なのではないかと思います。

あわよくばそんな仲間たちと一緒に観られるとなお良いかもしれません。鬼ごっこやりたくなったなー。

このシーンがイイ!

ラストシーンすごく好きですね。めっちゃ迷惑だけど。

あとは詳細は書きませんがエンドロールが見ものなのでお見逃しなく。

ココが○

最近はガールズムービー花盛りでそれはそれでもちろん楽しいんですが、なんとなく久しぶりに「男の友達関係の良さ」が全面に出た映画を観たなという気がして、それがまたちょっと嬉しかったです。

こういうバカなことをやるのはやっぱり男だし、良い意味で子供っぽい男たちは観ていて楽しいですね。

ココが×

話の展開自体は微妙に引っかかる人もいるかも。僕も普段であればあまり好まない方向の話だったかもしれませんが、この映画に関してはあんまりそう感じませんでした。なんでだろ。

MVA

このメンバーで主役を務めるなんてエド・ヘルムズもだいぶ売れたなぁと思いましたが、今回はこれがまたなかなか良い立ち回りを見せてくれるので彼に…と思いかけたところでこちらのお方に。

ジェレミー・レナー(ジェリー・ピアース)

一度も鬼になったことがない“最強の男”。

一応お仕事はジム経営で、護身術の指導なんかもやっていたようですが…いやそれどころじゃないでしょっていう殺し屋のような動き。それが最高。

ちなみにジェレミーは撮影中に腕を骨折したそうで、その後ギプス着用で撮影を続行したため、一部CGでギプスを消しているそうです。どこかはさっぱりわからず、さすが最近のCGはすごい…。

骨折までしたこの映画の撮影、本人にとってどうだったのかはわかりませんが、でもすごく楽しそうだったのが印象的でした。

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