映画レビュー1277 『ガール・アンド・スパイダー』

なんとなく気になって観ることにした一本なんですが、なんとなく合わなそうな気もしていてですね…。

ガール・アンド・スパイダー

The Girl and the Spider
監督

ラモン・チュルヒャー
シルバン・チュルヒャー

脚本

ラモン・チュルヒャー
シルバン・チュルヒャー

出演

ヘンリエッテ・コンフリウス
リリアーネ・アムアト
ウルシーナ・ラルディ
アンドレ・ヘンニック

音楽

フィリップ・モル

公開

2021年5月13日 スイス

上映時間

98分

製作国

スイス

視聴環境

JAIHO(Fire TV Stick・TV)

ガール・アンド・スパイダー

メタファー自慰映画。

4.0
“ある引っ越し”の数日間、そのアパートの人間模様
  • ルームシェアしていた3人のうち1人が一人暮らしのためお引越し、その数日間
  • 物が出たり入ったり、一緒に人が出たり入ったりしながらの会話劇
  • それぞれの好き嫌いが描かれるも主人公が一番嫌なやつなので感情移入が難しい
  • メタファーだらけの会話でわかりづらいことこの上なし

あらすじ

最初の嫌な予感が的中し、もう半分は寝てましたねマジで。

「これは面白そうだしちゃんと観ないと」という映画は一旦止めて昼寝してから観直すんですが、この映画はまったくその気も起きずにただ「観始めたから一応」という感じで垂れ流して終わりました。

我ながら非常に良くないと思いつつ、とは言えつまらないんだからしょうがない。明確につまらなかったと言いましょう。

ルームシェア仲間のリザとマーラとマルクスの3人ですが、リザが“独り立ちする”ということでお引越しの準備に追われるアパートの一室。

3人はもちろん、リザの母親やアパートの住人たちが手伝いに訪れ、さらにそこに住まう子どもたちやペットも入り乱れての謎の盛り上がりを見せております。

しかし見送る側のマーラは心中穏やかでないのか、面白くなさそうに大して手伝いもせず、気ままに過ごしながら手伝いに来た人たちに対する態度も悪くてなんだかなー状態。

どうもリザに対するなんらかの想いがありそうですが…はてさてどうなんでしょうかね。

序盤でグッバイ

上記あらすじのマーラが主人公なんですが、まー彼女がとにかく態度が悪いし口も悪いし「なんだコイツ」状態で、そう思わされた時点で「この先これ大丈夫だろうか…」といきなり不安になっていたんですが、割と開始早々の段階で近くをうろつくワンコに(特に悪びれもせず)コーヒーをかけるシーンがあってそこで試合終了となりました。ワンコに優しくない人間は総じてクソ野郎です。

最近観た映画で思い出すのは「ペパーミント・キャンディー」で、あれもひどいなと思いましたがただあれは彼が「そうなってしまった」理由そのものがテーマみたいなものだったのでいいんですよ。納得できるというか。

この映画は当然そんな深いテーマがあるわけでもなく、むしろ「主人公はこういう人ですよ」とご紹介する段ぐらいの序盤でいきなりワンコ虐待が入ったのでもうそこでダメだな、と。

もちろんそれだけですべてを判断するほど浅はかなわけではありません。

ですがそこに至るまででも微妙だった上にそれがあり、さらにその後も似たような感じで「何が言いたいんだかわからない遠回しなセリフの応酬で高尚な映画ぶる」感じが見事に僕の逆ドストライクに突き刺さった印象で、あーこれはもう絶対自分が嫌いなやつだ、その上なんか特にこれと言った展開もないままフェードアウトしていくタイプの映画だ、と思っていたらその通りでやっぱりね、みたいな。

ネット上では「すげー面白い」と言っている人もいるので向き不向きだろうとは思います。ただ内容的にかなり集中して読み解く意識を持っていないとおそらく真意がわからない映画なので、序盤で集中力を欠いて見限ってしまった時点でもう理解できないなと諦めました。

僕の能力不足というよりは相性の問題のほうが大きかったと思います。それぐらい好きになれなかった。どこか気取ってるし、ワンコいじめるし。

なので正直なところ他に特に言うこともありません。観てからそこそこ経ってしまったこともあって余計に。

年に1・2回ぐらいの低頻度で登場する「こっちから興味をシャットアウトしちゃう」映画でしたね。

興味がなくても最後まで観るルール

多分僕が「ああこれはダメなやつだな」と気付いたのは開始15分ぐらいだったと思うので、だったら別の映画にすればいいじゃんと思われるかもしれませんが、一応僕の中では「観始めた映画は最後まで観る」というのを唯一のルールとして課しているので例え寝ようが最後まで観る(寝たのに観たと言えるのかは微妙なところですが)ことにしています。

これは別に「映画好きとして」みたいな立派な理由ではなく(そもそも寝てるし)、単純に「これ違うかな」で観る映画を変えてるといつまで経っても観る映画が定まらないような状況になりかねないのでそういうルールにしているだけです。

レンタルならまだしも配信時代だと本当にいくらでも選べてしまうので、「よしこれだ!」を見つける時間がもったいないというだけのお話です。その分一応最初にちゃんと選ぶようにもなるし。(今回みたいに外したりもしますが)

ちなみにこの「よしこれだ!」を見つけるまでに無駄に時間をかけてしまい寝る時間が遅れるのがAVです。よって変態だからこそ至った境地によって作られたルールだと言えるでしょう。ありがとうございます。

このシーンがイイ!

該当なし。興味を失ったので仕方がないところです。

ココが○

これも該当なし。

自分もルームシェアとかしてたらまた違ったのかな…。

ココが×

直接的にいろいろ言って揉める話ならまだいいんですが、直接的なものもありつつ重要と思われる会話はほぼメタファーなので全然乗れませんでした。

メタファー盛り込んで気持ちよくなってんじゃねぇ。

MVA

誰でもいいんですが一応この人。

ヘンリエッテ・コンフリウス(マーラ役)

主人公。すごい嫌なタイプ。

嫌な感じが良かったと言うか、こういう人いるよなーというリアリティがあったので選びました。

まあ演者に関してはみなさん自然で良かったと思いますよ。話が面白くなかっただけで。

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