映画レビュー0071 『グーニーズ』
懐かし映画シリーズ。
確実に観たことがありますが、まったく記憶にないので再鑑賞。
グーニーズ
子供向け。
バッサリ言っちゃいますが、子供向け。
しかも時代性からか、昨今の子供向けのように「大人も楽しめまっせ!」的な作りも無いです。残念ながら非常に退屈でした。
まず、多少の恋愛模様はあるものの、それ以外はほぼ「純粋な宝探し」でしかないので、友情も特に語られることもなく、「人間ドラマ」の部分が希薄。
そのおかげで宝探しに目が行く…のは確かかもしれませんが、やはり残念なことに古い映画なので、仕掛け関連がとにかくチープ。落ちてくる岩なんていかにも作り物で岩に見えないし、転がってくるのはあからさまにボーリングの球。
ここをつつくのは酷だとはわかっていますが、上に書いた通り「宝探しメイン」の話でしかないので、どうしてもそこに集中できない作りが辛い。
展開や少年達のセリフも一昔前を感じさせる、予定調和感が拭えないのも辛い。
やはり子供向けの映画だと思うので「わかりやすい」展開にならざるを得ず、それ故その予定調和感がさらに強くなるという感覚…。
子供好きには楽しい映画かもしれませんが、30過ぎたオッサンにはちょっと「楽しめる」部分は皆無に等しく、今あえてまた観るべきところはなかったです。
ココが○
特にこれと言って無し。
。ココが×
ちょっとねぇ、兄貴の彼女のスカート、短すぎですよ! あれは観ちゃいますよ。っていうかそれしか観ませんでしたよ。ほぼ。集中できないったらありゃしない!
しかも白い下着だし! そりゃあ観ちゃうよバカ!(逆ギレ)
MVA
今回はこの人。
ショーン・アスティン(マイキー役)
主人公ですが、やはり主人公らしくというか、単純に一番かわいかったです。
子役はそのあといろいろあって墜ちていく人が多いですが、彼は今もそれなりにがんばってますからね! ロード・オブ・ザ・リングに出てたり、24にも出てたり。割とすぐ死にましたが。
今の彼からは想像もつかないようなかわいさで、まあ一人選ぶなら彼かな、と。