映画レビュー1558 『銀河ヒッチハイク・ガイド』

今回は例のキラートマトガチ勢が「銀河ヒッチハイク・ガイドがアマプラに来た!」と大騒ぎしていたのを見て調べたところなかなかのメンバーが出ているので急いで観ることにしました。
ただなぜかアマプラには吹替しかなかったのでかなりレアですが吹替版での鑑賞です。

銀河ヒッチハイク・ガイド

The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy
監督

ガース・ジェニングス

脚本

ダグラス・アダムス
キャリー・カークパトリック

原作

『銀河ヒッチハイク・ガイド』
ダグラス・アダムス

出演
音楽

ジョビィ・タルボット

公開

2005年4月28日 イギリス

上映時間

109分

製作国

イギリス・アメリカ

視聴環境

Amazonプライム・ビデオ(Fire TV Stick・TV)

銀河ヒッチハイク・ガイド

くだらなすぎて脳が追いつかない。

7.0
地球が取り壊される寸前に“ヒッチハイク”で逃げ出した男が成り行きで宇宙を旅する
  • 「銀河ハイウェイの予定地だから」とあっさり壊される地球
  • しかし直前に壊されることを察知した友人の宇宙人によってパジャマのまま宇宙へ逃げる男
  • 宇宙各地を旅する壮大さにそぐわない私的な巻き込まれ旅
  • ズーイー・デシャネルがひたすらかわいい

あらすじ

吹き替えのせいだと思うんですが、想像以上に内容が頭に入ってこなくて何が言いたいのかさっぱりわかりませんでしたがなんか面白かったです。くだらなすぎて。

ある朝起きたら自宅を取り壊される寸前だったアーサー(マーティン・フリーマン)はパジャマのまま抗議の座り(寝)込みをしていたところ、友人のフォード(モス・デフ)がやってきて「話があるからパブへ行こう」と連れ出されます。
フォードによると「地球があと数分で破壊される」とのこと、おまけに彼は宇宙人だったという衝撃の事実を明かされ、なんかよくわからないけどとフォードにくっついて行くと彼の言う通り地球は宇宙の役人的なヴォゴン人によって破壊されてしまいます。破壊というか取り壊し。
しかし直前に謎の器具でヒッチハイクの合図的なものを発していたフォードのおかげであろうことか地球を破壊した船団の宇宙船に拾われた2人ですが、拾われつつも「ヒッチハイカー大嫌い」なヴォゴン人に追い出されてしまい、宇宙に放り出され万事休す…と思いきや天文学的な確率により別の宇宙船に拾われ命拾い。
その船の主は奇人として有名で、フォードのはとこでもある銀河帝国大統領のゼイフォード(サム・ロックウェル)。そして彼にナンパされて同乗していたのはかつてアーサーが出会いつつも上手く行かず未練たらたらだった地球人、トリリアン(ズーイー・デシャネル)。
ゼイフォードは伝説の星マグラシアを探す旅の途中だったんですが、それについていく形でアーサーとフォードも同行。
かくしてあてのない旅に出たアーサーですが、果たしてこの先どうなるんでしょうか。

あまり理解できず

原作がかなりの「おバカSF」らしく、かなり読んでみたいんですが原作ファンによると「忠実な映画化」のようです。
確かにバカだしくだらないしみんなアホだし何なんだこの話、という感じ。
原作は正編3作・続編2作・外伝1作の計6作作られているそうで、今作は正編1作目の映画化になります。
話のくだらなさに反比例するかのようにキャストが豪華なのも笑えます。アラン・リックマンとヘレン・ミレンの名前もあったのですごい期待してたんですがどうやら声の出演だけだったようで、吹替版の鑑賞だったために出会えずに終わりました。無念。
最初に書いた通りなぜか(2026年1月現在)アマプラでは吹替版しかないのでやむなく吹替版で観たわけですが、我ながら謎仕様ではありますがどうも「吹替よりも字幕の方が理解が進む」らしく、びっくりするぐらい話が入ってきませんでした。慣れの問題なのか…?
そもそもわかりやすい目的や勧善懲悪のような話があるわけでもない、成り行きでくだらない旅に流されていくような話なので余計に何が言いたいのかさっぱりわからず、「面白いけどよくわからねーな」という感じで観ていたら眠くなったりもしてまあ散々ではありましたね。っていうか途中20分ぐらい寝てました。
観終わってから改めて寝ていた箇所を観直したんですがそれも「結局何が目的だったんだっけ??」となってよくわからず、ただくだらなさだけを浴びる謎の体験と化した映画ではありましたがこれはこれで悪くない。多分原作もそんなような話なのかなと予想しますがどうなんでしょうね。

続編も観たかった

で、もう本当に書くことが無くてですね。
細かくどうこう語るようなものでもないし、そもそも何が言いたいのかよくわからなかったしでかなり寂しいレビューになりますが、ただ面白くなかったわけじゃないよというのは書いておきたいところ。
普通に笑ったし勢いもあったし何なんだよこの映画と笑いつつ観ていた結果「何の話だっけ?」となる、みたいな。そんな映画です。どんな?
ちなみに「銀河ヒッチハイク・ガイド」とは劇中に登場する電子書籍の名称で、端的に言えば「宇宙の歩き方」みたいな感じでしょうか。
「地球の歩き方」を片手に持ちつつまったく有効活用されていなかった水曜どうでしょう「ヨーロッパ完全制覇」に近いものがある…かもしれません。なんとなくで言ってます。
よくわからなかった割には続編も観たかったなと残念な気持ちになるぐらいには愛すべき世界があったので、これ1作で(おそらく)終了してしまったのはちょっと悲しい。
狂人がお得意なサム・ロックウェルはもちろん、凡庸な主人公のマーティン・フリーマンもとても似合っていただけに…惜しい。

このシーンがイイ!

最初のグーッとコマ送りで引いていって宇宙船の全体像を見せる映像はおおーっと思いました。
あとズーイーにせよサム・ロックウェルにせよガチで放り投げられるみたいなシーンがあって笑っちゃった。
オープニングの「さよなら魚をくれてありがとう」も原作準拠らしいんですがシュールで面白かったです。

ココが○

やっぱり超一流どころを揃えてくだらないことをやる、っていうのはそこからしか得られない栄養があっていいですね。なかなかここまでのメンバー揃わないですよ。ビル・ナイまでいるんだもん。

ココが×

映画そのものの問題なのかはわかりませんが、やっぱりちょっと全体を理解できなかったのが悔やまれます。原作読んでたら違いそうだけど…。
いや原作云々以前にやっぱり字幕で観直したいですね。もう一回。多分全然感じ方が違いそう。

MVA

映画そのものの理解度が低いと誰でもいいかなとなってしまう悪い癖がありますが…結局この人かな。

ズーイー・デシャネル(トリリアン役)

本作のヒロイン、地球人。
くだらない映画ですが、彼女の演技はあんまり笑わせるような方向ではなく真面目な感じでそこが良かったかなと。
あとはもうひたすらかわいい。この頃のズーイーは本当に世界最強じゃないかと思いますね。
歳を取ったとは言え最近あまり見かけないのが寂しい…。

あともう言うまでもないですがサム・ロックウェルは相変わらず最高でした。狂人やらせたらこの人も世界最強では…。

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