映画レビュー0214 『ジャッカル』
またも毎日一桁ヒットでお馴染みになって参りました、なんプロです。皆様ごきげんよう。
掲載映画のレビューを検索したところで出てこないというこのブログ、個人情報独裁の某○ーグル対抗手段として。
ジャッカル

お手本通りで満足です。
一応1973年公開の「ジャッカルの日」のリメイクらしいですが、実はストーリーはほぼオリジナルらしいので、「オーシャンズ11」と「オーシャンと十一人の仲間」みたいな関係でしょうか。ちなみに「ジャッカルの日」は未見です。
さて、なんだか久々に「アクション大作」的な映画を観た気がしますが、やー、単純に面白かった。
物語の展開、決着のつき方、ラストの流れとすべてがお手本通りというか、かなり読める展開ではあるんですが、そのお決まりの感じもまた(こういう映画が久々だったこともあって)良かったな、と。
まだ「ハリウッド」という単語にいいイメージがあった頃の「ハリウッドらしい映画」という感じでしょうか。若干残酷な部分はあるものの、いろんな人が楽しめる映画になっていると思います。
どことなくゴルゴ13を思わせる、超一流の暗殺者「ジャッカル」と、元テロリストながら信念で行動する芯のある男・デクランの対決。追うFBI vs 逃げつつも順調に計画を進めていくジャッカル、というわかりやすい構図で、無駄な話に頭を持っていかれるようなこともなく、素直にストーリーを追えるのがいいですね。
僕は難しい映画が好きですが、こういう映画もたまには観ないと疲れるわけです。一時期言われたような、全員4番だからって強いわけじゃない、みたいな某球団と同じです。
だからってただドンパチやってりゃいいじゃん、っていう話でもないので、なかなかサスペンスっぽい追って追われての展開がありつつの男の勝負、っていうのは見応えもあって満足しました。
内通者がいたり、途中脱落者が出たり、という辺りも本当にお手本通りなだけに、「これが自分史上ナンバーワン」なんて人はいないでしょうが、それでも「娯楽映画観たいぜ観るぜ」って時にはサックリ観てみるといいかもしれません。
演出的にも過剰すぎることもなく、不足もなく。安心して観られる「ザ・アクション映画」といったところでしょうか。
このシーンがイイ!
うーん、これは…ラストシーンかなぁ。
これも本当に想定通りの展開なんですが、それがいいんですよ。「そうそう、そうだよね。そう言うよね」っていう感じがいい。
ベタだけど、この余韻、好きです。
ココが○
上に書いた以外で書くなら、キャスティング。
主役の二人はどっちもあんまり好きなタイプではないんですが、どっちも良かったし、脇を固める人たちもすごく良かった。この辺は後で。
ココが×
当然「お手本通り」である以上、なにか突き抜けたものがあるわけでもなく、多分すぐに内容忘れるような気がします。
ある意味、後味さわやか。“残る”映画ではないかなぁ。
MVA
そんなわけで役者陣ですが、本当に良かった。
ブルース・ウィリスは、前半の変装あったり冷酷だったり、っていうキャラの使い分けが○。
対するリチャード・ギアは、ちょっと元テロリストにしては柔和すぎるかな、という気はしたものの、表情がすごく良かった。
捜査の指揮を執るFBI副長官はシドニー・ポワチエ。一度観てみたかった「黒人俳優のパイオニア」ですが、とても御年70歳には見えないしっかりぶりがスバラシイ。
そんな中、悩んだ末に選んだ一人はコチラ。
ダイアン・ヴェノーラ(コスロバ少佐役)
多分、捜査側で一番目立ってたんじゃないかなぁ。強い女性捜査官。
ご存じのように(?)僕はかなりのタバコ嫌いですが、この人の吸い方、タイミングはかっこいいなーと思いましたねぇ。芯のある女性っぷりがすごく良かったです。

