映画レビュー0015 『ショーシャンクの空に』

言わずと知れた超名作です。

ちゃんと観たのは3回目ぐらいかな? アマゾンでセールしていたので思わず買ってしまいました。

ショーシャンクの空に

The Shawshank Redemption
監督
脚本
原作
『刑務所のリタ・ヘイワース』
出演
音楽
公開
1994年9月10日 アメリカ
上映時間
143分
製作国
アメリカ
視聴環境
自己所有(DVD・TV)

ショーシャンクの空に

妻とその愛人を射殺した罪で終身刑に科せられた男が刑務所で抱く希望の物語。

これぞ名作。

10

今更この映画について、どこが良いだのなんだの言うのははっきり言って無粋ってやつでしょう。

個々のこの映画に対する評価は別として、「映画好き」を自認する人間なら一度は観ておかないとバカにされるんじゃないかというぐらいの、「名作の代名詞」と言ってもいいのではないかと思います。

今回久々に観たんですが、当然ストーリーは覚えているので「何でこんなに評判がいいのか」を考えながら観ることにしました。

そういう視点で観ていると、やっぱり刑務所内の話だから暗いし、殺風景だし、あんまりベタ褒めされるような感じでも無いんですよね。

ただそういう前半部分から、しっかりと、でもさりげなく伏線をちりばめて、終盤戦でそれらが一気につながりつつ感動にグワッと観客を引き寄せていくという、物語の展開のうまさがすごいな、と。

あとは終盤にキーワードとして浮上してくる「希望」。これに尽きます。希望を持つことの意味を、長い年月をかけて実証していく主人公の様がこの映画の核になっています。

決して明るいだけの話じゃないからこそ、その核が最後に放つ光の眩しさがものすごいんですよね。陰と陽の描き方が非常にうまいです。

もしも「一度も観たことがない」という映画好きの方は、とにかく一度観るべきです。

ココが○

初の10点満点つけちゃいましたからね。細かくここが○とか×とか言ってられねッスよ!

ココが×

言ってられねッスよ!(再)

MVA

もうこれは、きっと誰もがそうでしょう。

モーガン・フリーマン(エリス・ボイド・"レッド"・レディング役)

笑顔の優しさがハンパじゃないんですよね。表情、話し方、たたずまい、とにかくすべてがすばらしい。ついでに言えば、時折入ってくる回想のナレーションも文句なし。声といい、語り口といい、よくこの人をキャスティングしたな、と。

もうこの役はモーガン・フリーマンしか考えられません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA