映画レビュー0162 『トッツィー』

〈今週の腰痛情報〉

今週は週初めからコルセットがないと動けない体になってしまい、今日もベッドから立ち上がるまで10分ぐらいかかりましたよ!ヽ(*´Д`*)ノ

もはや立派な爺。会社でもネタにして明るく振る舞ってはいますが、本気で一生やらしいあんなことができなくなるんじゃないかと泣きそうです。

「ゲダツ様、その前に相手がおりませぬ」(うっかり)

トッツィー

Tootsie
監督
脚本
ラリー・ゲルバート
マレー・シスガル
原案
ラリー・ゲルバート
ドン・マクガイア
音楽
公開
1982年12月1日 アメリカ
上映時間
113分
製作国
アメリカ

トッツィー

完璧主義者の役者・マイケルは、周りと衝突することが多く、なかなか仕事にありつけずにいた。「お前を雇う人間なんていない」とコーディネーターに言われた彼は、女装してとある昼ドラのオーディションを受ける。

オトコの描き方がぐっど!

7.0

これも今更感のある超メジャータイトルなので、一応観ておくか…程度で録画しておいたんですが、思ったより全然面白かったですねぇ。想像では「女装の男なのにウププププ!」みたいなハイテンションコメディが終始展開されるのかと思ってましたが、そういう軽いノリだけで突っ走るような映画ではなく。さすが長いこと名作認定されているだけありますね。

まあ、根本はコメディなので、現実感の無さは当然出てくるわけですが、ただ主人公のキャラクターとして「役者バカ」で「生活(と教え子)のために」(かなり唐突だけど)女装して自分の演技力を認めさせる、というプロットが思ったほど無理がない気がして、素直に観られたのがよかったです。

「女性が男装して周りに認めさせる」というまったく逆の映画が「チャンス!」なわけですが、あのレビューでも書いたように、あっちは根本に「女性はすごいのよ」というある種の女性賛美がベースにかいま見えたせいで、(自分が男だから、という意味ではなく)どうもイマイチ素直に観られなかった部分があったんですが、こっちは逆によくよく観ると「男ってみんな同じこと言っちゃってほんとバカだよね」的なニュアンスを、同性として笑いながら観られるような軽さがあって、その辺の男性像の「バカだけどかわいくていいじゃない」みたいな感覚の心地よさが印象的でした。

言葉は悪いですが、軽めに「暇つぶし」的に肩肘張らずに観るには良い映画じゃないかと思います。

このシーンがイイ!

終盤の「ネタばらし」を観ている人々のリアクションがよかったですねぇ。ベタだったりもしましたが、あのわかりやすさってこういう映画には大事。

ココが○

ダスティン・ホフマン、さすがの役者っぷりですね~。本当にああいうおばちゃんいそうだし、演技もうまい。これまたベタではありますが、女装声と素声のギャップもそりゃ笑っちゃうよ、という混ぜ込みぶりが○。

あとはこういう映画らしい、テンポの良い展開がよかった。

ココが×

まあ、深さとか重さは当然無いので、そういう面での期待は出来ません。ラストもいかにもな終わり方だし、映画としての意外性はゼロです。

MVA

さすがに「ダスティン・ホフマンすごいね」で選んじゃうのもゲイじゃない…もとい芸がないので、他の人から。

まずヒロインとしては、メインのジェシカ・ラングよりも「お友達」のテリー・ガーの方が全然かわいいし親近感もあってよかったんですが、MVAという意味では少し地味ですがこの人。

ビル・マーレイ(ジェフ・スラッター役)

主人公・マイケルの同居人。

おそらく登場時間としてはそんなに長くなかったと思いますが、彼のツッコミ役としての存在感がこの映画をかなり締まらせてたと思います。ネタばらしの時のツッコミも最高。思えばこういうチョイスがしたいからこのコーナーを作ったようなもんです。こういう役&役者さん、好きだなー。

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