映画レビュー0638 『黒い罠』
ヤボ用まで90分、じゃあ90分の映画でも観るか、とチョイスしましたこちらの映画。BS録画モノです。
黒い罠

まったく楽しめず。
正直、この映画をレビューするべきか、かなり悩みました。もう本当に久々にかなりウトウトしてたので。昼食後に観たのが悪いんですが、ぜんっぜん頭に入ってこなかったし、何一つ面白くなかった。本来であればもう一度観るべきだと思うんですが、でもその意欲も沸かないぐらいに惹かれるものがない映画で。
もーね、数稼ぎですよ。ぶっちゃけ。眠いながらも一応観たし、カウントしないともったいないじゃん、ってことで。
アメリカ・メキシコ国境での殺人事件を巡る、両国捜査関係者と陰謀アレコレ。モノクロ映画です。
監督はオーソン・ウェルズ。ご存知の通り今も天才と言われる映画人なので、じゃあ一回観てみようじゃないか、と録画したわけですが…。なんでだかサッパリわかりませんが、サッパリ惹かれませんでした。
僕はモノクロだとむしろ集中力が増す面があるんですが、今回は本当に見事なまでに落ちましたね。まさに完落ち。いろいろと(当時の)撮影方法としては画期的なものがあったりしてカルト的な人気を誇る映画らしいんですが、しかし…眠いながらも観ていたところ、話の筋としてはあまりグッとくるものは無かったように思います。
さすがに時代も時代、もう60年近くも前の映画なので、ありきたりに感じたり深みがないよってな評価は酷だとは思います。とは言え、この映画ならではの部分は「国境付近の事件であるが故にアメリカ・メキシコ双方の捜査関係者がイザコザ」っていう点ぐらいで、そこについても正直言って国籍関係なく「過去に揉めた二人」でも話が通っちゃうんですよね。国の違いから来る何かが反映されているわけでもなく、ただ対決の構図を作り出すための国の違いで、あとはそれぞれのパーソナリティにのみ引っ張られる物語なので、別に特段何が良い、っていうのもないよなぁ、という感想。そこに取って付けたようにノワール感を出すマレーネ・ディートリッヒの無駄遣い感。
惹き込まれなかったせいか、エンディングの余韻を残すための〆もなんだかなぁーという感じで、終始乗れなかった感がすごかったです。
という中身のないレビューがコチラになります。
いろいろね。演出としてはね。良かったんだと思うんですよ。やっぱりモノクロだし、陰影が印象的な映像もあったし。
ただ今の時代に観るには、よほどオーソン・ウェルズに思い入れでもない限りは…しんどいんじゃないかなぁと。
このシーンがイイ!
オープニングはなかなか今観ても印象的な長回しっぷりで、ここは良かったな、と。ここの時点ではそこそこ楽しみに観てたんですけどね…。
ココが○
これと言って特には…。
ココが×
物語のイマイチ感がすべて、ですかねぇ。
一応舞台回し的な存在にバルガスの奥さんがいるんですが、この人がまーゆるくてですね。舞台回しだから仕方ないんですが、いやそんな無防備じゃダメでしょ、っていう。そこがまたよろしくなかったのかな、と。
MVA
実は最後まで気付いていませんでした、節穴チョイスでこちらの方。
オーソン・ウェルズ(ハンク・クインラン役)
オーソン・ウェルズは「第三の男」(もしくはイングリッシュ・アドベンチャーの広告)のイメージしかなかったので、まさかこんなに太った中年になっていたとは、とビックリ。
まさに怪演という印象で、酔いどれっぷりなんて本当に強烈な演技だったと思います。


