映画レビュー0080 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』

忘れた頃にちょいちょい書こうと思ってるんですが、前に書いたように、僕は別にアフィリエイトで稼いじゃるぜ! とか思っていません。

先週からレビューで紹介した作品のAmazonへのリンクを載せてますが、これはジャケ絵と実際の違いを調べなくても見てもらえるように、という僕の涙ぐましいほどの芸人根性ゆえ、です。

万が一「これ買う!」と思っても、別にここから買う必要は無いので。お好きな方法でドウゾ。

[※2017年追記:前のブログの話なので今はアフィリエイトを載せていません。ただお金は欲しいです。]

まあ、何が言いたいのかと言うと、「高評価で買うように仕向ける」ようなことはしないよ、ということで、映画に対する評価は今まで通り、思ったままを書きますよ、というお話です。

別に今のところどこからもそういうツッコミは無いんですが、一応先に書いておこうかな、っと。

じゃあマスター、いつもの。

トロピック・サンダー/史上最低の作戦

Tropic Thunder
監督
脚本
原案
ベン・スティラー
音楽
公開
2008年8月13日 アメリカ
上映時間
107分
製作国
アメリカ
視聴環境
TSUTAYA DISCASレンタル(ブルーレイ・TV)

トロピック・サンダー/史上最低の作戦

ベトナム戦争最前線で活躍した男の原作を映画化するために撮影をしていた俳優陣は、本物の戦場に足を踏み入れてしまい…。

たまにはこういうのもアリかな~。

6.5

僕は普段割とこういうコメディよりの映画は観ないんですが、ロバート・ダウニー・Jr目当てで借りてみました。

話の大筋としては「ザ・マジックアワー」みたいな感じ。本物の戦場に放り込まれてもそれが事実だと思わず突き進む俳優と、怪しみながらもジャングルを進んでいく俳優と。そこに麻薬密造組織が絡んできて…っとそういう大枠がどうこう、っていう映画じゃないですね。

基本はコメディなので、多少の悪ノリも見受けられますが、この映画の最大のポイントはハリウッドをブラックに風刺しているところでしょう。プロデューサーの傲慢さだったり、俳優の内面だったり。まーみんなある意味ではリスキーな役をきっちり演じててスゴイ。

話自体はありがちだし、「そんなうまくいくかよ!」って話ではありますが、まあコメディなのでその辺は大目に見て頂いて、ですね。

ただ、やたらめったらアメリカンに笑わせるぜ! 的なコメディではなく、笑いよりはノリとか勢いで突き進む感じの映画…と言えばいいでしょうか。「スッキリ笑いたい!」という要望に応える映画ではありません。

かなりグロい部分もあるので、万人向けでもないし、スカッとするわけでもないし…。

僕としては、正直に言えば「観て損は無いけど観なくても」ってところですかね~。ただ、トム・クルーズの強烈さは見といてよかったかも。

ココが○

オープニングの映画予告とエンディングの「ダンス」はなかなか面白かったですね。見所。

あとは俳優さん達の熱演でしょう。ロバート・ダウニー・Jrなんてアドリブだらけだとか…スゴイ。

ココが×

結構グロいです。特に序盤。ここで敬遠したくなる人は多いと思います。僕もグロの類は好きじゃないので、ちょっとイヤでした。作り物とはわかりつつも…まあ好みの問題です。

セリフもだいぶお下品だったりするので、家族仲良くは観られません。

MVA

ロバート・ダウニー・Jrは期待通り、アドリブだらけな上に難しい役どころをさすがの演技ですばらしかったんですが、どうしても…この人の強烈な印象には勝てませんでした。

トム・クルーズ(レス・グロスマン役)

別にチラッとでもないし、普通に主要キャストだと思うんですが、カメオ出演扱いらしいです。クレジットとかの都合なのかな。

まー存在感がハンパなかったですね。僕はミスター節穴君なので、ラストまでトム・クルーズだと気付きませんでした。つるっぱげでやや太めのメガネオヤジ。そして踊る。強烈でしたね。周り食い過ぎ。

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