映画レビュー0143 『スパルタンX』

昨日、仕事上ちょっと参考にしたいと思い、「あの頃ペニー・レインと オープニング」でYahoo画像検索したところ、最初のページに己が描いた絵が出てきてしまい、一人会社でひっそりと頬を赤らめてました。ああいう場所にも出てくると急激に恥ずかしくなりますね…。

スパルタンX

Wheels On Meals
監督
脚本
エドワード・タン
出演
ジャッキー・チェン
ユン・ピョウ
サモ・ハン・キンポー
音楽
キース・モリソン
公開
1984年8月11日 香港
上映時間
98分
製作国
イギリス香港

スパルタンX

謎の美女に翻弄されつつ惹かれていく二人の男だったが、ある日彼女が誘拐され、彼女を追う探偵とともに助けに向かう。

選択肢にない世界。

2.0

実は今回、レビューを書こうか悩みました。

そもそもなんで今この映画を観たのかというと、ちょっと前に一番仲のいい親友に「今までで一番面白かった映画は?」と聞いたところ「スパルタンXとかかなー」と言われ、ちょうど最近BSで放送してたので録画してみたわけですが、彼はそもそもあまり映画を観ない人だし、この映画を観たのもおそらくタイムリーな少年期だろうし、さらに言えばハナから自分に合ってない映画だろうな、というのは薄々感じていたので、正直最後までちゃんと観られるか…と思って観始めたわけですが、案の定、まったくストーリーを追う気にならず、もうほぼ垂れ流し状態で好きなことしてました。えへ。

まあ、簡単に言ってしまえば、この手の映画を否定するつもりはまったくありませんが、僕個人の求める“映画”という文化は、こういう作風のものではない、ということです。

やっぱりどうしても年齢的に下の方、少年たちへ向けた作品だと思うんですよね。年代的な古さもあるんでしょうが、笑いの質も子供向けだし、ストーリー自体もうすり切れるほど古くさいものなので、逆に言えば集中して観る要素が無い。もっともアクションありきの、アクションを見せるための演出がてんこ盛りなので、ストーリー自体は最初から期待するようなものでもないとは思います。

その肝心のアクションシーンの動きは、さすがだな、今観ても良い動きだな、と思いますが、それもやっぱり“さすがだからこそ”この後模倣され尽くしてきた=見飽きた感がどうしても出てしまい、早い話が目新しさは無いわけです。

僕にとっては、「映画観るぞー」という気持ちになる=何らかの影響を受けるとか、考えさせられるとか、何も考えなくてもスカッとする楽しさがあるとか、根っこの根っこにそういうものを期待する部分があって、この映画は強いて言えば「何も考えなくてもスカッとする」タイプの映画だと思いますが、僕の考えるそういうタイプの映画とは合致しなかった、ということですね。やっぱり笑いの安っぽさが致命的だったかな、と…。

あと大きかったのが、吹き替え。

吹き替えと言っても、日本語吹き替えではありません。当時の香港映画の作りに共通するようですが、この映画は、主演含め、全員後から中国語に吹き替えされてます。そこに日本語の字幕で観るわけですが、この「吹き替えなんだけど字幕を観る」感じが一体なんなんだ、と。なんか気持ち悪いと言うか…。

僕の吹き替え嫌いの理由はいろいろありますが、理由の一つに声と場面の音の落差というか、吹き替えは当然現地の音として流れてくるものではないので、その辺りの違和感で一気に安っぽく感じるんですよね。これはもう僕が昔から勝手に感じてることなので、他の人はまったく参考にならない話なんですが。

そういった違和感もあり、この映画は最後までダメだったなぁ、という感じでした。ファンの方はゴメンナサイ。

このシーンがイイ!

ラストのジャッキーのアクションはさすが評価されてるだけあってすごかったですね。動きのキレは気持ちが良かった。

ココが○

良くも悪くも深みのない話なので、不幸さが無いのはいいことかもしれません。いわゆるファミリー向け。

ココが×

上につらつら書いたので、その辺。B級だなんだ、って意識する前に集中力を欠いちゃったのが…。

あと今さらですが、ファミコンの「スパルタンX」とは一切関係ないんですね。てっきり、ポーズ→解除→ポーズ…で一生笑い続けるボスが出てくるのかと…。

MVA

もはや安易に。

ジャッキー・チェン(トーマス役)

さすがにまだ若いし動きもキレがあって気持ちがいい。男前だしね。

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