映画レビュー0005 『007 カジノ・ロワイヤル』
[2017年追記]
当時の記事には何も前段が無かったので、当時よりさらにパワーアップオッサンとなった男が追記しております。
「007 カジノ・ロワイヤル」と言えば、僕はやっぱりオープニングテーマの印象がものすごく強いんですよね。ここまでかっこいいPVは観たことがないレベルで大好きでした。
ですが…つい最近、この「You Know My Name」を歌ったクリス・コーネルが亡くなったと聞いて、ものすごくショックでした。めっちゃかっこよかったのになぁ…。とてもとても残念です。ご冥福をお祈りいたします。
リンクも貼っておきましょう。
007 カジノ・ロワイヤル
新生ボンド万歳!
007シリーズは、先代ピアース・ブロスナンのものしか観ていませんが、何も考えないで楽しめる娯楽作品として結構好きなシリーズです。
今作は新たなボンド役にダニエル・クレイグを起用。
はてさてどんなボンドになるかと思いきや、これが今までとはうってかわって「重い」ボンド。
今までは割とナンパな部分が強く、しめるときはしっかりしめますみたいな感じでしたが、今作は世間的な評判通り、全体的にハードでボイルドな作り。(何)
ストーリーが「ボンド誕生」に関わっているせいもあってか、話の展開もドラマティック。
どっぷり楽しめましたよ。ええ。
ココが○
最大の焦点といえるダニエル・クレイグのボンドですが、これがまーかっこいい! 渋いし逞しいしスマートだし、ひじょーによかったです。
ピアース・ブロスナンとだいぶイメージが違う、その引きずらない感じがよかったですね。
ボンドガールも見た目はそんなに好みではなかったですが、演技はナカナカよかったです。まあ演技云々より役どころもよかったですけどねー。今までのボンドガールとは(話の内容的に当たり前ですが)重要さが違ったし。
あと忘れちゃいけないのがオープニングね!
綺麗な夜に展開される「誕生の瞬間」も、黒人犯人とのおいかけっこも序盤からとばすとばす! あの黒人さんの方がすごかった気がした…のは当然で、セバスチャン・フォーカンという「パルクール」の第一人者らしいです。
ちなみに「パルクール」とはあんな感じの「障害物を身体のみで超早く移動する」スポーツ的なもののこと。(適当)
ここもかなりの見所なので要チェックやで!
んで、なんといってもオープニングの歌。007シリーズお馴染みのものですが、今作もまーかっこよかった。オシャレでねー。歌もなかなか。
007オープニング集のCDとかないのかなー。(あったので買いました(照):2010年9月追記)
ココが×
ちょっと中盤~終盤にかけての話が急すぎるというか、もう少し丁寧に話をして欲しかった気がします。でもわかりにくいってほどでもないし、まあいいんですが。
あとは自分はわかったからいいんですが、ポーカーのルールとかがわからない人は結構辛かったかもなぁ、と。賭け方とか含め。
MVA
ん~、ほんとは主役は挙げたくないんですが、やっぱり最初だし予想以上によかったし、ってことで
ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド役)
で。
あと昔からMの女優さん好きなんですよねー。Mだけ(?)役者さんが変わらなくてよかった。