映画レビュー0178 『ブリット』

どうもこんばんは。この前平日の夜、会社でこのホームページを見たらその日初来訪者だったことにおののいたしゅういちです。

今度から、土日に観た映画のレビューだけ用意しておいて、平日に更新する「セコセコローラー大作戦」を敢行しようと思います。いや、それでヒット数が劇的に増えるとも思ってませんが。

いくら自己記録用の趣味ブログとは言え、あんまりにも不人気だと寂しいんだよー!(叫)

そしてちょっとモノクロすぎますね。このブログ。

[2017年追記]

この頃はまだもう少しヒット数を欲していた時期だったんですが、今は本当にヒット数は気にならなくなりました。というか何度も書いてますが、来る人が増えれば増えるほど面倒も増えるのが当たり前なので、ごくごく僅かな支持してくださる方々がたまに来て参考にしてくれるのであればそれで満足です。

ただ「モノクロすぎる」というのはずっと気にしていたので、今回移転してそこそこ色がついて明るくなったのは良かったな、と思います。

本来であればジャケ絵も色を塗るべきなんですが、今ですら面倒なのにこれ以上作業を増やすと絶対描かなくなるのでやめました。

ちなみに最近はAIが彩色してくれるサイトもあって話題になっていて、一瞬これで彩色して…! とかいろいろ考えた結果やめました。なんとなく。レベル的にAIに申し訳ないし。

ブリット

Bullitt
監督
ピーター・イェーツ
脚本
出演
ドン・ゴードン
音楽
公開
1968年10月17日 アメリカ
上映時間
113分
製作国
アメリカ

ブリット

チャルマース上院議員から裁判の重要証言者・ロスの保護を命じられたブリット警部補だが、そのロスは警護の最中に射殺されてしまう。事件に“裏”を感じ取ったブリットは、命令を無視して証人の死を伏せ、犯人を追うべく単独行動に出る。

真面目でハードボイルドな男の映画。

6.0

BSのマックイーン特集に乗っかって実は2度目の観賞。

1回目は「今なら2時間ドラマだな」程度の感想で終えたことしか記憶になく、話の流れもサッパリ覚えてませんでした。で、今回の感想としては…1回目よりは面白かったかなぁ。

いわゆる刑事モノの範疇ではあるんですが、「マックイーン映画でこの映画が一番好き」と豪語する母曰く、「この頃はこういう映画は無かった」そうで、なるほど確かにちょっとサスペンスの色合いを強めた刑事モノといった感じで、さすがに40年以上前の映画なだけに話として珍しいとか奇抜な何かがあるわけではありませんでしたが、「ただのアクション刑事モノ」とは一線を画した映画であることは間違いないでしょう。

そのサスペンス風味の強いストーリーもそうですが、当時話題になった(らしい)サンフランシスコを失踪するカーチェイス、空港での大捕物など、今でも観られる定番シーンの礎的な映画なのではないでしょうか。今なら煽りに煽るBGMをバックに展開されるこれらのシーンでほとんど音楽がなく、静かにシリアスに進んでいく展開は逆に味がある気もするし、そんな演出に近いものが、近年の「ダークナイト」辺りに観られるのもまた興味深いところです。

とか言うと映画評論家っぽいよね

1回目の観賞では鼻をほじりつつ「ふーん」で何も考えた記憶がないラストシーンも、今観るとなかなかの味わい。これまた今となっては珍しいカットの流れでも無いんですが、なるほどそういう余韻を持たせますか、と感心…と言うと何様やねん、って話ですが、「ふーん」が「ほほーう」になった、って感じですね。

強烈にオススメするぜ! という映画でもないんですが、マックイーンのハードボイルドな魅力にしびれつつ、チョイ役のロバート・デュヴァルの頭に寂しさを感じながら、浮ついていない「男の映画を観たいぜ」みたいな気分にはお応えできる映画じゃないかと。

このシーンがイイ!

「今日は日曜だから…あとはわかるな?」的な警部のセリフ、よかったー。でも「あとはわかるな」部分も言っちゃってるんだけどね。それはまたご愛敬。

あとはこれまた全然記憶に無かったんですが、オープニングがすごくかっこよかった。このオープニングはなかなかどうしていいですよ。Jazzyな音楽も相まって。ジャジーね。じゃじー。ジャージじゃないよ。

ココが○

ある意味で無骨と言うか、まー今のハリウッドでは考えられないほど真面目な映画ですね。煽ろうとかドヤ顔的な見せ方がまったくない。これは時代性なんでしょうか。こういう映画の作りは、地味だけど映画好きにはこっちの方が好まれると思いますね。

味がわからない人にはケチャップの方が評判がいい料理も、ツウは塩を選ぶんだよね、みたいな。ツウ。ウーツーですよ。ウーツー。ガエイウーツー。

ココが×

そんな「ドヤ顔」的な見せ方はなくても、シーン的には「これ撮りたいんだよね!」と監督が思ったものを無理矢理差し込んでるような場面はいくつかありました。飛行機の下くぐったりとか。あれいるか?

まあ、この辺は「マックイーンの新しい見せ方」みたいなものを映画製作者が工夫してた証拠なのかもしれません。

MVA

オープニングでロバート・デュヴァルが出てると知ってテンションが上がったんですが、チョイ役だったので非常に残念。

マックイーンは相変わらず。存在感はあるけど演技的にはいつもと変わらない感じですね。

そんな中、今回は。

ロバート・ヴォーン(チャルマース上院議員役)

権力者のイヤラシイ感じがたっぷり出てます。コイツ裏あるんじゃないか的な感じとか。

結果…は観てもらうとして、印象的には一番強かった役者さんかなー。

あ、あとマックィーンの彼女役のジャクリーン・ビセット。かわいかったー。未だ独身を通してるそうで。あの美貌で…!

もったいない。MOTTAINAI。

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