映画レビュー1574 『アドレナリン』
週に一度はステイサムを観よう運動継続中です。
今回調べたらU-NEXTにはステイサムが出演している映画が40本超あり、観たものを外してもその半分は残っているので今年はしばらくステイサムの映画を観ていくことになりそうです。笑っちゃうね。
アドレナリン
マーク・ネヴェルダイン
ブライアン・テイラー
マーク・ネヴェルダイン
ブライアン・テイラー
ジェイソン・ステイサム
エイミー・スマート
エフレン・ラミッツ
ホセ・パブロ・カンティーロ
ジェイ・エクスカーラ
エフレン・ラミレッツ
キーオン・ヤング
ドワイト・ヨーカム
ポール・ハスリンジャー
2006年9月1日 アメリカ
87分
アメリカ・イギリス
U-NEXT(Fire TV Stick・TV)

これこそ俺が観たかったステイサムだぜ!
- 毒を打たれ、死にかけつつも復讐しようと動き回るステイサム
- 「落ち着くと死ぬ」のでとにかく動き続ける必要があるハイテンションムービー
- くだらないシーンのオンパレードでDNAに素早く働きかける
- ステイサムだからこそ成立するようなふざけた映画
あらすじ
最高でしたね。ずっと「これだよこれ!」と思いながら観ていました。面白すぎます。
殺し屋(またかよ)のチェリオス(ジェイソン・ステイサム)がある日目覚めるとえらい気分が悪く、やっとのことでリビングに到達するとこれを観ろと言わんばかりに置いてあるDVDが目に入り、再生してみるとマフィアのリッキー(ホセ・パブロ・カンティーロ)が意識を失っている自分に毒を打っている様子が映し出されます。
1時間後には心停止するというリッキーの勝利宣言を耳にし、怒り狂ってテレビを破壊するステイサム。どうせ破壊するならプレイヤーの方じゃないのか。
いてもたってもいられず外に飛び出したステイサムは車で移動しながら知己の医者に連絡するも不在、その間も暴れまわった後折り返し連絡があり、要は「アドレナリンを出し続けないと死ぬ毒」と教わります。
途中そのまま家にいさせると危険だと考えた恋人のイヴ(エイミー・スマート)を連れ出しつつリッキーを探し回るステイサムですが…果たして。
ステイサム大爆破
タイトルはまんま「アドレナリン」ですが、邦題的にしっくり来るのは「ステイサム大爆破」でしょう。止まったら死ぬんだから。
とは言え一応ある程度の猶予はあり、まったりしてると動きが鈍って死が近づいてくる…的な毒のようです。即死ではなく。
要はテンション高い(アドレナリンが豊富)なときは普通に動き回れるものの、一旦落ち着いてきてしまうと動きが鈍ってしんどくなる…のでクスリをやったり代替アドレナリン的なエピネフリンを摂取したりしながら延命を図っていくわけです。
途中でエピネフリンを入手しようと薬局で暴れたステイサム、客に「鼻スプレー(に入ってるよ)」とヒントをもらって奪っていくんですが、ちょくちょく鼻スプレーをするステイサムの姿もまたバカバカしくて爆笑です。
落ち着くと死というわかりやすいルールなので、わかりやすく走って暴れて殺しまくるステイサム。邦題は「走って、暴れて、殺しまくって」でもいいかもしれません。
途中病院で正体を隠すためによく見る入院服(?)を着てやり過ごすシーンがあるんですが、その後もそのまま走り回るのでやたらケツ出しアピールしてくるというツボを押さえたふざけっぷり。あざとく見せつけるわけではなく「たまたま写っちゃったんだよね」感を出した形ではあるんですが、絶妙にタマキン等の前部パーツが映らないのでかなり計算された角度で撮影していると思われその事実もまたバカバカしすぎて最高です。何回出てきても笑いました。
その他にもドアを蹴破ろうとしていたら建物ごと膨らむシーンがあったりと徹頭徹尾ふざけていて、もう本当に「これだよこれ」とウヒョウヒョ言いながら観ました。面白すぎましたね。
あえて書きませんが途中彼女とのあまりにもひどいシーンがあり、「どっちもバカすぎる」と爆笑したことも書き残しておこうと思います。
それにしても今回も殺し屋のステイサム、冗談抜きで世界一銃を撃つシーンがある役者さんじゃないですかね?
同じような役ばかり、かつ売れっ子で多作なので他の追随を許さない気がします。
最高だったけどすぐ忘れそう
あんまり細かくあれこれ言う映画でもないのでもうステイサム映画好きであればなんとしても観ていただきたい一本ということでもうこの辺でいいでしょう。もうええでしょう。(絶妙な古さ)
こんなくだらなく面白い映画が隠れていたとは望外の喜びで、ステイサム追ってみるもんだなと感慨深さすらありましたが、すでにあんなにゲラゲラ笑ったのに面白かったシーンをほとんど忘れてしまっているのでおそらく何が面白かったのかすぐ忘れると思います。
残ったのは「くだらなくて面白かったな」という思い出だけ。
そしたらまた観ます。何回観ても笑えそう。
このシーンがイイ!
やっぱりチャイナタウンでの「俺は生きてるぞ!」でしょう。くだらなすぎるわ彼女かわいいわでこっちもアドレナリンが爆増です。
最後もバカバカしすぎて良かったですね。そんなやついねーよっていう。
ココが○
完全にふざけに行ってる映画なんですが、一応きちんとそれなりに筋もあるので“悪ふざけ”にはなっていない辺りが絶妙です。
ココが×
何も得るものはありません。そんなものは求めたらいけません。
MVA
大真面目ながらステイサムが怪演を披露してくれて最高だなと思いつつこちらの方。
エイミー・スマート(イヴ役)
ステイサムの彼女。
ステイサム映画のヒロインは大体ゴージャス感漂う女優さんでこれまたどの映画に誰が出ていたのか記憶が結びつかなそうなぐらいお決まりのパターンに感じられるんですが、今作はそんなゴージャス感はあまりないものの絶妙に頭悪そうなところがとてもかわいくて「一番良いヒロインだったな!」と鼻息荒く鑑賞を終えたんですが、調べたらあの「バタフライ・エフェクト」のヒロインの方でした。言われてみれば…!
あの映画では振れ幅の広さをきっちり演じる名演が光りましたが、今作はただバカっぽいかわいい女性を見事に演じていてやっぱり上手い女優さんだなと改めて。
エンドロールではものすごいひどい表情(とシーン)で止められてて嫌がらなかったのかなと心配になるぐらいでしたが、それもまた女優魂なんでしょう。素晴らしかったです。


