映画レビュー0230 『スライディング・ドア』

一応、「恋愛映画も観てみるか」運動の一環で録画しておいた映画ですが、グウィネス・パルトロー狙いだったのは否めません。

スライディング・ドア

Sliding Doors
監督
ピーター・ハウイット
脚本
ピーター・ハウイット
出演
ジョン・ハナー
ジョン・リンチ
ジーン・トリプルホーン
ザーラ・ターナー
音楽
デイヴィッド・ヒルシュフェルダー
公開
1998年4月24日 アメリカ
上映時間
99分
製作国
イギリス・アメリカ

スライディング・ドア

彼氏と同棲中のヘレンは、ある日出社するとクビを宣告される。失意の中帰る途中、地下鉄のドアが閉まりかけ、急いで乗ろうとするが…。地下鉄に乗れた時と乗れなかった時の物語が同時進行する、異色のラブストーリー。

男はクソだ!

6.0

まず映画として言えば、何よりも「パラレルワールド同時進行」というのが珍しいし、まあそこが唯一にして最大のウリだったんでしょう。もちろん(今時ありがちな)どっちがどっちかわからねーよ! みたいなことはあまりなく、はっきりと髪型だったり主体となる彼氏の違いだったりでわかりやすく作ってあるので、混乱するような心配はないです。たまに両方のストーリーが交錯するのも(お決まりですが)面白く、恋愛モノの割には結構集中してしっかり話を追えました。少し古い感じの“恋愛モノっぽい演出”が、逆に変に凝ろうとしてない感じで落ち着いて観られるし、安心感みたいなものはありました。結果的には「まあまあ」かな、と。

ただねー。もう出てくる男がクソなんですよクソ!!!

ジェームズ(間に合わなかった方のストーリーで彼になる方)はまだ許せるっちゃー許せますが、それでもれっきとした不倫だし、これから新しく会社を始めてがんばるんだ、って社長になる人が別居中とは言え不倫するのはいかがなものかと。

元から同棲してた彼・ジェリーの方はもはや人間のクズ。今話題の塩谷バリですよ。そもそも「小説家志望で働いてません」という時点でおいどうなんだ、って話ですが、元カノとズルズル浮気しながら、でも縁は切りたいと願ってる…のになんで中出しなんじゃーーーーーー!!!

浮気の時点で問題なのに、さらに彼女に養ってもらいながらその家で元カノとヤッちゃって、挙句の果てに両方孕ませる、ってもうクズとしか言いようが無いでしょう。おまけにかっこ良くないという。(見た目を責めるのは酷ですが)

僕はご承知のようにひねくれものなので、結局は「なんでこんな輩がモテるんだよ!!!」とイライラしながら観ていた、という。そこが問題じゃないのはわかってます。フィクションなのもわかってます。

でもなんか解せないんですよ。

「こういう男がいてもおかしくない」ぐらい男はクズ(なやつもいるぜ塩谷とか)、というのもわかってるだけに、世の中と照らしあわせてイライラ、みたいな。

それに加えて、ジェリーの元カノ(浮気相手)がこれまた腹立つ。大してかわいくもないくせに(ひどい)性悪過ぎる。ジェリーもベタぼれならまだしも、別れたいと思ってるくせになんでこんなのと浮気してんの? と。そもそも別れたいんだったら中出しなんてしてるんじゃねーーーー!!(再)

…ということで、イマイチ登場人物の考え方に納得出来ない部分があって、そこで損をしている映画だな、という冷静なレビュー。なんつっても主役のグウィネス・パルトロー演じるヘレン、彼女だけが普通で真面目で、でも一番気の毒な目に遭うので、かわいそうでしょうがない。

自分はこんな男にはなるまい、ともはやオッサンのくせに純情気取って意を強くした映画でした。オッサンのくせに。

このシーンがイイ!

これはもう、ボートの上でのキスシーンしかないでしょう。お手本通りですがイイ。「素敵なシーン」って感じ。

ココが○

普通の恋愛映画は、大体どいつとどいつがくっついて、そこに至るまでのアレコレを観てるだけ、というモノだと思ってるので、恋愛どうこう以前にその意外性のなさが好きじゃない、というのもあるんですが、この映画に関しては同時進行で2つの恋愛が交錯するので、そういう部分で結構集中して観られたのかな、という気がします。

ココが×

もう男どもがクズな点。これに尽きます。ジェリーなんてポコチン切り取っちまえよ!! こんなクズ!!

MVA

そんなわけでキャストも非常に地味で、一人グウィネス・パルトローが気を吐いているというか客寄せパンダになっているというか。だもんで。

グウィネス・パルトロー(ヘレン役)

当時20代後半、さすがにお綺麗。

でもあれね、金髪より普通の方がかわいいね。この人は。演技は今と良くも悪くも変わらず、安定した感じ。

あと一応フォローというか、ジェリー役の男の人はかっこ良くもないしもう救いようも無かったわけですが、ジェームズ役のジョン・ハナーの方は、結構軽快なトークだったりちょっとコメディアン出身の役者さんみたいな感じの良さがあって、こういう恋愛モノにはどうかなぁというのはあったものの、他の役だったら結構面白いんじゃないかな、という気がしました。

コチラからは以上でーす。(現場)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA