映画レビュー1225 『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』

この週は特にJAIHOで(配信終了が近い)観たい映画がなかったので、そんなときに真っ先に観ようと決めていたこちらの映画を鑑賞しました。

そう、前作はいい歳こいたおっさんが一人レイトショーで涙した傑作のアレです。今回はどうなんでしょうか…!

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ

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監督

大森貴弘

脚本
原作

よこみぞゆり

声の出演
音楽

羽深由理
出羽良彰
南方裕里衣

主題歌

『Small world』
BUMP OF CHICKEN

公開

2021年11月5日 日本

上映時間

65分

製作国

アメリカ

日本

視聴環境

Amazonプライム・ビデオ(Fire TV Stick・TV)

映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ

やっぱり泣いた。

8.0
魔法使いのすえっコが帰れなくなってしまい、すみっコたちと一緒に暮らすことに
  • 5年に1度地上に降りてくる魔法使いのすえっコが帰れなくなってしまう
  • とかげの家に居候することになった彼はみんなと仲良く過ごすが…
  • 相変わらず優しくかわいい世界観にほっこり
  • 細かいことは気にしない

あらすじ

そんなわけで今回もまた泣かされた、安心の良作でした。

ある日すみっコたちがキャンプに行くと(もうこの光景だけでたまらない)、空にはひときわ大きな青い満月が…!

なんでもすみっコたちの暮らす世界では「5年に1度の青い大満月の夜、魔法使いたちがやって来て夢をかなえてくれる」という伝説があり、この日がその「5年に1度」のタイミングだったということでめでたく魔法使いたちがやってきます。

必死に追いかけたすみっコたちは、彼らが魔法で作り出す美味しそうな料理(スイーツ多め)でもてなされるもそろそろお時間です、ということで魔法使いたちは帰っていくんですが、しかしたぴおかをすえっコの魔法使い・ふぁいぶと勘違いした彼らはたぴおかを連れ帰ってしまい、魔法使いの世界のゲートは閉鎖。

取り残されたふぁいぶは次にゲートが開く5年後まで一人…とメソメソしていたところにとかげが「うちに来る?」と誘ったことで一緒に暮らし始めます。

彼らとの生活にも慣れてきたふぁいぶは「夢」というものの存在を知り、魔法によって夢を叶えるお手伝いをしようとしますが…果たしてどうなるでしょうか。

地に足のついた続編

ネット上の評判を見ると結構賛否両論で、一番多いのは「前作のほうが良かった」という声。

確かに前作はすごく良かったしそう思っちゃうのも無理はないと思いますが、しかし「初めてのすみっコ映画」「予想外に大人も泣けた」みたいな新鮮さを同じ俎上に乗せるのはいささかフェアではないような気もします。

僕としては前作のおかげでハードルが上がっている中、奇をてらうこと無くしっかり同じ世界観を踏襲した安心感も持たせながら、方向性の違う“泣かせ”を込めて「ちゃんと続編」にした今作もまた前作同様に褒められて然るべき良い映画ではないかと思いますね。

もちろん元となるキャラクターがある以上「奇をてらいようがない」のも事実だと思いますが、それでも想像以上にヒットしてしまった前作の足かせがありつつも“やりすぎない”ようにちゃんと作った、地に足のついた続編だと思います。

こんなことは当たり前だと思われそうですが、それができない映画も多いと思うんですよ。

前作の大ヒットぶりに加えて監督・脚本ともに変わっていながらきちんと違和感のない続編になっているのはそれだけキャラクターのブランディングができている証拠なんだろうし、世間的にも「すみっコはこうあってほしい」みたいなコンセンサスがあるからこそ脱線せずに済んだのだろうなと思います。

ただ、とは言え一部ちょっと気になる点はありました。そんな簡単に済む!? みたいな。

まあでもそこはすみっコの映画なので、(バカにするという意味ではなく)子ども向けとしてあっさり片付けちゃってもいい世界観だよなと納得もしました。あんまりそこを込み入った話にする必要もないよな、っていう。

結局すみっコのかわいさと、そのイメージから来る優しい物語がすべてだと思うので、そこから外れた部分についてはそんなに細かく目くじら立てなくても「それでいいよね」で見守ってあげていいのかなと。

殺人(殺すみっコ)とかあったら別ですけど。

そういう話でもないので、ちょっと気にはなったけどまあいいかかわいいし、でいいじゃないですか。なんだかんだ言いつつこの雰囲気は2作目にして早くもすみっコ映画にしか出せないものがあると思いますよ。

もちろん続編も期待

おそらくそこまで明確に「主人公とその他」と分けようとはしていないとは思いますが、今作は一応とかげが主人公ということでとかげとスミッシーグッズがやたら欲しくなったことは書いておきたいと思います。めちゃくちゃかわいい。

しかしもはや「スミッシー」の元ネタが通じない世代の方が多いのでは…? と心配になりますがあんまり関係ないんでしょうか。

きっとネット上で否定的な人たちもなんだかんだ次も観るだろうと思うしまた続編も作られるでしょう。

当然ながら僕も楽しみにしています。ざっそう主人公にしてくれないかな…!

このシーンがイイ!

ネタバレ的に詳しくは書きませんが、物語のピークとなるシーンはやっぱり胸アツ。何よりかわいい。

あととんかつとえびふらいのしっぽが揚げ直しするのを初めて知ったんですが、そのシーンはちょっと笑っちゃってよかったです。

ココが○

まあやっぱりキャラクターデザインが秀逸すぎますね。目が点なのに全員かわいい。そしてそれをきちんと映像として違和感のないものに仕上げている技術も素晴らしい。

今回もすみっコたちは喋らず、ナレーションのお二人は続投というのも良い。本当に安心して観られる映画だと思います。

ココが×

上に書いた一部気になる点を除けばほぼなし。

ネットでは「上映時間と比べて通常料金は高い」みたいな声が多いんですが、まあそれもわかるけど上映時間のコスパで観るものではないですからね、映画は。その視点自体ズレてるなとは思います。

あとは子どもと一緒に観るなら飽きない程度の長さが一番良いでしょうからね。これでも長いぐらいかもしれない。

MVA

あんまり選ぶ必要もないんですが、前作も選んでいるので今回もこちらの方に。

井ノ原快彦(ナレーション)

詳しくは覚えていませんが、印象的に前作は二人とも半々ぐらいのイメージだったんですが、今回は明らかにイノッチの方が出番が多かったですね。なかなかいいナレーションするなーと。すみっコたちとも仲が良さそう。そこがいい。

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