映画レビュー0190 『チャイナタウン』
ババーン。
ご覧の通り、リニューアルです。(※2017年追記:前のブログの話です)
ワタクシも肩書きにデザイナーと付く者のはしくれ、そのうち必ず自分のデザインしたページにするんだ、という意気込みでがんばりました。そう、だから二週間、間が空いたのです。
というのはウソで。
見事に公式テンプレートから選びました。へへん。作成者さんありがとう。
実はブロともシーノさんのリニューアルに触発されて思いつきでデザイン変更しただけなんだぜ。Webデザイン全然わかんないんだもんねー! だ。そして先週はただ忙しくてボンヤリしてただけなんだぜ。
まあ、とは言えリニューアルには変わらないので、これを機にまた心機一転、今までよりも頻繁に更新してアクセス数を稼いでやるぞ、と。
というのはウソで。
今まで通り、ボンヤリ更新の予定です。あ、ちなみに過去記事は文字色変えているところが読みにくくなってたりするので、これから怒濤の勢いで修正していきます。
というのはウソで。
ちまちま片手間に直していくので、読みにくいところがあったらゴメンよ、ということで。まあとりあえずそんな感じで、今日はリニューアルのみのご報告です。
。ちゃんと観たよ。
チャイナタウン
これは名作だ! 匂い立つフィルム・ノワールの味わいが素晴らしい。
とか言ってフィルム・ノワールとかよくわからないんですけどー! ヨホホホホホー! っと要は受け売りなわけですが。
です。わかりやすく言えば、まさに「L.A.コンフィデンシャル」の世界観。
30年代のL.A.を舞台に、暗く哀愁の漂う空気をまとったサスペンス。犯罪に暴力、男と女。
「L.A.コンフィデンシャル」ほど高揚感に包まれる男の友情が熱いぜ的な名作感みたいなものは無かったんですが、それでもクセのある登場人物に深まる謎、解決される内容に結末の味わい、そして何と言っても映画全体の雰囲気と、これはもうたまらないものがありました。
調べたら、音楽も「L.A.」と同じ、ジェリー・ゴールドスミスなんですねー。なるほどなるほど。哀愁のあるホーンの音色がすごく印象的。こりゃあ良い映画ですよ。
面白かったのはもちろん、あえて最適な形容詞を付けるなら「味がある」映画。
そんな雰囲気の良さがありつつ、序盤は登場人物の紹介と舞台背景、そして謎が膨らんでいく形で惹き付けて、中盤で少しずつ事実が明かされつつも黒幕は見えず、終盤でようやく事件の全貌が明らかにされ、そして結末…。とこの流れがすごくよかった。単純にストーリーも唸らされるような。
一回「こういう話じゃないの?」と思わせてからの展開もお見事。やー、これはなかなか、非の打ち所がない感じ。古さも全然感じない。ジャック・ニコルソンが若いぐらい。
いやぁ、これは満足しましたねー。良い映画観た。
このシーンがイイ!
ほぼラストなんですが、クラクションが鳴り響いたところが…。劇中にちょっとした前フリもあったりして、思わず「うまいなぁ」と唸りましたね。
ココが○
当時の時点で昔の時代を描いていたからでしょうか、今観ても全然古くならないのはすごいですね。ずっと残っていく映画でしょう。
ココが×
特に無いかなー。
登場人物も絞られてて難解さも無いし、でもしっかりサスペンスだし。サスペンス好きな方にはぜひオススメしたい作品。
MVA
ちょっとクセのある探偵をジャック・ニコルソンが好演、「ああ、この役はこの人だな」と納得させるキャラクターがすごくよかったんですが、この映画はこの人かなぁ。
ジョン・ヒューストン(ノア・クロス役)
書くと結構内容に踏み込んじゃうので避けますが、なかなか印象的でしたね。いい配役でした。
フェイ・ダナウェイもよかったなー。ミステリアスな感じが。キャスティング含め、全体的に。