映画レビュー0362 『アイアン・スカイ』

相変わらず近況報告として書けることが特になく、たまにできたと思ったら病気の話というなんとも悲しい人生を送っております。

ちなみに中学から一番仲のいい親友が交通事故で今入院していまして、今日はそのお見舞いに行ってきました。入院した挙句ノロウィルスまでもらうという踏んだり蹴ったりぶりで、「俺達大丈夫なのか」というなんとも漠然とした不安感を抱えつつ帰宅。

明るい話題の無いブログ、なんプロです。どうぞよろしく。

アイアン・スカイ

Iron Sky
監督
ティモ・ヴオレンソラ
脚本
マイケル・カレスニコ
ティモ・ヴオレンソラ
原案
ヨハンナ・シニサロ
ヤルモ・プスカラ
出演
ユリア・ディーツェ
ゲッツ・オットー
クリストファー・カービイ
ペーター・サージェント
ステファニー・ポール
ティロ・プリュックナー
ウド・キア
音楽
ライバッハ
公開
2012年4月4日 フィンランド
上映時間
94分
製作国
フィンランド・ドイツ・オーストラリア
視聴環境
TSUTAYA DISCASレンタル(ブルーレイ・TV)

アイアン・スカイ

舞台は2018年、月面にやってきたアメリカの宇宙飛行士(実際はただのモデル)ジェームズが、月の裏側で謎の集団に拉致される。彼らはナチスの残党で、月から地球へ攻め込むべく力を蓄えていた「月のナチス」だった。「アメリカ大統領と知り合いだ」というジェームズを利用し、地球への侵略を企むナチスだったが…。

風刺色強めのドB級コメディ。

6.5

公開当時、確か宣伝が問題になって話題になっていたように記憶してますが、結構評判も良さそうだったので早速の鑑賞です。

もう入り口の設定からしてぶっ飛んではいますが、実は生き残っていたナチスの残党が月で繁栄、地球侵略を企んでいたというお話。ナチスの残党なんてフィクションの世界ではド定番ですが、月で当時の技術力のまま(バカデカいコンピュータとか)地球に巨大戦艦を飛ばせるとかもうゴルゴも真っ青な設定。これぞまさにネオ・ナチだな、と。

何がスゴイ、ってこういう話をナチスを生み出したドイツが作ってるところですよね。よく日本とドイツは似ていると言われますが、これまたよく言われるのは「ドイツはしっかり過去を総括するが日本は向きあおうとしない」と。日本ではこんなコメディ作れないでしょうからねぇ…。なかなか触れにくい腫れ物のような存在になりがちな暗い過去を笑いの種として娯楽の大砲にぶち込んでドカンと発射、そのセンスがスゴイ。

が。「まだナチスとか言ってバカじゃないの?」ってな具合に笑わせようとしてるのは本当に序盤ぐらいのもので、結局はアメリカの大国主義が一番の笑いものになっている辺り、定番ではありますが風刺の利いたちょい大人なコメディです。

各国で対応を協議する首脳会議的な場面ではまさかの北朝鮮までネタとして扱う思い切りの良さ。「やると決めたからにはやるぞ」という潔さを感じるコメディ魂が見て取れますね。

ただ、内容としてはやっぱりコメディなので、細かい部分はまったく気にせず、かなり豪快に都合よく進んでいくので、果たして物語として観た時にどうなんだと言われれば、そりゃーよく出来てるとは言えません。当たり前です。B級映画なんだし。

に、しても。

気持ちのいいぐらい「何も残らない」感じがあって、本当にただ暇な時にさっくり観るだけ、的な映画のような気がします。設定の突飛さこそあれど、「この映画こそ」の何かがあるわけではないので、強烈にオススメする動機も出てこないのが悲しいところ。もっともっとぶっ飛んでくれてよかったんですが、結局マス向けでラブまとめに走っちゃったのも個人的には不満。ま、終わらせやすいですからね。それもわかるんですが。

唯一オンリーワンの見所は、主演のユリア・ディーツェでしょう。最初はそうでもないなと思いつつ、観てくと段々かわいく見えてきて。パツキンも悪くないぜ、と意を新たにした次第です。

このシーンがイイ!

ビシッとこのシーンだ!っていうのはあんまり無かったよーな。

強いてあげるなら、序盤に出てきたユリアのちょっとしたサービスショットのシーンかな。白いパンツだったのがグッド

ココが○

おそらくはこれだけB級色強い映画だけに、制作費なんて大したことないと思うんですが、宇宙のシーンがなかなか綺麗にできていて嬉しい誤算。もちろん大作と比べればアラも見えはするんですが、でも単純にブルーレイで観て「綺麗」っていうのは褒めどころかと。

あと黒人宇宙飛行士が白人にさせられる謎の設定。これ、ほんとにどうでもいい話なんだけど、なんか振り返ると妙にシュールで面白かった気がする。なんだったんだろう、あれ。

ココが×

やっぱりコメディなので人を選ぶ部分はあると思います。「えー、うそーん」みたいな展開だらけだし。コメディだからこそ許せる展開でもあるんですけどね。

あとはもう、残らなさに尽きるでしょう。観なきゃよかった的な損した感は全然ありませんが、逆に「観てよかった」感もまったくないという。

MVA

まあ、今回はもうこの人しかいないですね。

ユリア・ディーツェ(レナーテ・リヒター役)

パツキン美女。

でも美女と言っても少し幼い感じも残ってて、そのバランスがまた良かった。可愛らしさもあったし、意外とこれから売れるかも。白パンツ似合ってたし

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