映画レビュー0278 『恐怖の報酬』

ついこの前、払った気でいた住民税の督促状が来ちゃった☆てへ。

我が田舎町は何もないにも関わらず、住民税がクソ高くて許しがたいものがあります。ひどいことに駅前のレンタルビデオ店が潰れた後も、半年以上だと思うんですがテナント募集のままという体たらく。駅目の前が空いたまま、ってどうなんでしょうか…。

本日ご紹介の映画は、そんな我が町に似た掃き溜め的な町に生きる人々の物語です。(なんとなくうまそげな紹介)

恐怖の報酬

Le Salaire de la peur
監督
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
脚本
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
出演
シャルル・ヴァネル
フォリコ・ルリ
ペーター・ファン・アイク
音楽
アルマン・ティラール
公開
1953年4月22日 フランス
上映時間
131分
148分(ディレクターズカット版)
製作国
フランス・イタリア

恐怖の報酬

無職の移民たちがダラダラと暮らすベネズエラの街で、「ニトログリセリンを500km先までトラックで運ぶ」という危険な仕事の募集がかかる。高額の報酬に目が眩んだ男4人は、行く先々でトラブルに見舞われながら、大金を手にしようとひたすらトラックを走らせる…。

エンディングが0点。

5.0

古い映画ではありますが、割と有名な“名作”らしいです。

「オンボロトラックで大量のニトログリセリンを輸送する」

しかも舗装路なんて一切ない開拓地、というおまけ付きのシチュエーションは、そんな無茶な話あるのかよ! と言いたくなりましたがなかなか面白い。きっと“使う側と使われる側”という永遠の経済的問題がある以上、コトの大小はあったとしても、この手の話は世界中にゴロゴロしているのかもしれません。

さて本編ですが、まず序盤はダラダラダラダラ、“登場人物のご紹介”と言うには浅すぎるような街での日々が続きます。やがてこの危険な仕事の募集がかけられ、「2000ドルが報酬だぜ」とわかった時点で希望者続出、テストを経て選ばれたのが主演の4人。1台2名、2台のトラックでニトログリセリンを運びます。

途中は悪路やら工事やら落石やら、サスペンスと言うよりはサバイバルのような厳しい環境を乗り越えて、果たして彼らは無事仕事を終えられるのかー!? …といったお話。

まずその4人の紹介を兼ねた最初の1時間ぐらいでしょうか。これがひどく長い。

ある程度人物像とかお伝えしないとね、みたいなのはわかりますが、とは言えほとんどそのご紹介もマリオとジョーに割かれているし、ある程度後半を活かすためのものだったのは理解しますが、それにしてもこんな無駄なシーンをダラダラ付けて2時間半、というのはちょっともったいない。

コレ、もっとシャープに100分ぐらいでまとめれば、全然面白くなったと思うんですけどね。まあ、その辺は時代性なんかもあるとは思うので置いておくとしても、とにかくひどかったのがエンディング。

ネタバレ直結なので書けませんが、ちょっとねー。こんなアホいないだろ、と。

用意したい結末はいいと思うんですが、そこに至る流れがひどすぎる。このエンディングで“名作”は無いでしょう。完全にB級映画としか思えなかった…。

道中のトラブルとその対処のやり取りなんかは悪くなかったので、本当にもうエンディングにすべて持っていかれた、という感じ。もちろん悪い方に、です。

以上!

このシーンがイイ!

一番緊張感があったのは、落石対処の場面。特にビンバががんばるところはなかなか。

ココが○

シチュエーションが良い意味でゲームっぽくて、そこは純粋に面白いと思います。

ココが×

序盤のダラダラストーリーと、エンディング。もったいなさすぎる。

MVA

主人公がマリオでもう1台に乗ってたのがルイージ、ってことでMVAは宮本さんに、というわけにもいかないのでこの方に。

シャルル・ヴァネル(M・ジョー役)

「俺は顔役だぜ~?」とワイルドに登場した序盤戦はどこへやら、どんどん自信を喪失してただのチキン爺と化していくオッサン。

もう全然顔つきからして変わってたので、役者やな、と。

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