映画レビュー1256 『サボテン・ブラザース』
今回はめっちゃ久しぶりにBS録画の映画です。いつぶりだろう…と調べたところおそらく去年の「新幹線大爆破」以来ですね。1年以上ぶり。
ちなみにTVを変えたことで録画環境も変わり、最近はあんまり録画もしてません。JAIHOとアマプラでまかなえちゃう…のも事実なんですが、ただたまに激レア映画を流してくれるだけにちゃんとチェックしないとなぁと改めて思います。
この映画も結構「有名だけど観る機会が無い」意外とレアな映画な気がしますが、観たいと思っていたのでここぞと観ました。
サボテン・ブラザース
スティーヴ・マーティン
ローン・マイケルズ
ランディ・ニューマン
1986年12月12日 アメリカ
104分
アメリカ
BSプレミアム録画(TV)

びっくりするぐらいピンとこなかった。
- 盗賊団の襲撃に悩まされていた村の娘が映画を実録と勘違いして助けを求める
- 新しい映画の撮影と思い込んだ3人の俳優が陽気に対応するが…
- コメディ仕立ての西部劇、古き良きゆるい内容
- しかしイマイチ面白さがわからずじまい
あらすじ
どうしてもジョン・ランディス監督だと期待してしまうんですが…結局ブルース・ブラザースが良すぎただけなのかなぁ…全然ハマりませんでした。
メキシコのサント・ポコ村で暮らす女性・カルメン(パトリス・マルティネス)は、村が悩まされていた盗賊団に対峙する用心棒を探すべく街へやってきますが誰からも相手にされず、失意の中教会へ。
そこではサイレント映画の「スリーアミーゴス」が上映されていたんですが、カルメンは悪を打倒しさらに報酬も求めない同名の3人組を「実在の英雄」と…つまり実録映画だと勘違いし、ハリウッドに救いを求める電報を送ることにします。
しかし予定した文面の費用を持ち合わせていなかったため、なんとか手持ちの金額で済ませられるように文章を削って送った結果、受け取ったスリーアミーゴスの面々に映画の出演オファーと勘違いされてしまいます。
ちょうどギャラ交渉がこじれてスタジオからクビ宣告を受けたスリーアミーゴスの3人はこれ幸いとばかりにメキシコへ向かい、やってきた盗賊団相手に意気揚々と“撮影”に挑みますが…果たしてどうなるんでしょうか。
何も響かなかった
3人組「スリーアミーゴス」による巻き込まれコメディ西部劇、てな感じでしょうか。
「実在の英雄と勘違いして助けを求める」導入からしてまずあり得ないゆるゆるなお話で、その後も全体的に非常にゆるいのでコメディらしいと言えばらしいんですが、ただ笑わせるにはちょっと緩急が足りない気がしてあまり笑いもせず、申し訳ないんですが中途半端な印象でした。
割と期待していたのでハードルが上がってしまったのも否めませんが、それにしても本当に自分でもびっくりするぐらいまったく面白さを感じられず、鑑賞直後の時点で「こりゃ感想書くのも大変だな…」と思ったぐらいに“思うところがない”映画でした。
最近ちょっと嫌なことがあって落ち込んでいるのもあって、その感情面が手伝ってもいるのかなとは思うんですが…それにしてもここ最近あまり記憶がないレベルで何も残らなかったので、変な話「不感症になっちゃったんじゃないか」と自分を心配しちゃうぐらいにまったくピンとこなかったんですよね。
当然面白ければ「ここが面白かった」とか言えるし、逆にものすごいつまならければ怒りでいろいろ書きたくもなるんですが、そのどっちもなくて本当に無の状態で鑑賞を終えたので、「いやこれどういうことよ」と誰かに聞きたくなるような引っ掛かりのなさに困惑しました。
なので特に書くこともないんですよね…。
「スリーアミーゴス」の面々は「サタデー・ナイト・ライブ」で人気になった人たちのようですが、サタデー・ナイト・ライブ自体名前しか知らない人間としては特に思い入れもないし、その芸が響くこともなく…なんとなく年齢層高めの地味な主人公たちだなぁと思うぐらいのもので。
ところどころ“それっぽい”芸風も登場はするんですが、良くも悪くもそこを推しすぎることもないので至って普通の感じでスターっぽさも感じられず、余計に乗り切れない申し訳なさ。
きっともっとこの3人に愛着があれば全然違ったと思うんですよね。この辺り「イタリアは呼んでいる」にも似た「馴染み感のなさが評価に直結する」感じがします。
ちなみに一番最初の構想ではメインの白髪男“ラッキー・デー”役のスティーヴ・マーティン以外の二人はあのダン・エイクロイドとジョン・ベルーシ(まさにブルース・ブラザースの再来)が演じる予定だったらしく、そのまま行っていればかなり、かーなーり印象は違ったでしょうね…。
また監督もスピルバーグが検討されていたこともあったらしく、その場合はスティーヴ・マーティンにビル・マーレイ&ロビン・ウィリアムズというキャスティングを希望していたとのことで、この二人が来ても相当面白かったんじゃないかと思いますが…まあ今となっては叶わぬ夢です。
コチラからは以上です
もはやこれ以上書くこともなく、観てねとも観ないでねとも言えない映画という珍しいパターン。
これ今観てゲラゲラ楽しめる人いるのかなぁ…いやまったく面白くない、ってわけじゃないんですけどね。それなりにクスッとするシーンもありはするんですが、ただその程度で2時間弱付き合えよ、っていうのもしんどいし。
まあでもいかにもシリーズ物にできそうな感じの3人組でありつつ続編が作られていないところを観ると、世間的な評判もイマイチだったのかなと思いますが…しかしWikipediaによると「後年評価が高まった」いわゆるカルト的な人気を集めた映画の一つらしく、中でも三谷幸喜は一番感銘を受けた作品に挙げているそうです。
となるとやっぱり自分の見方がダメだったんだろうなぁ…こうもピンとこないとなんだかちょっと落ち込みますね。
このシーンがイイ!
「犬のように死ぬか」の対面シーンは割と良かったですね。すれ違いコント的な感じで。
ココが○
ゆるさ、かなぁ。割とバンバン撃たれて死ぬんですが西部劇だし特に気にならなくて命が軽い。
ココが×
もう本当にどこを良いと言えば良いのかさっぱりわからないピンとこなさ。「あれどうなったんだよ」みたいなのも結構あったんですがいちいちつっこむのも面倒になるようなどうでもいい感があります。
MVA
そんな評価なのでぶっちゃけ誰でもいいんですが…この人かな。
アルフォンソ・アラウ(エル・グアポ役)
盗賊団のリーダー。つまりはメインの悪役です。
一番それっぽいというか…観ていて違和感がないというか。コメディすぎなくて。そこが良かったかな。


