映画レビュー0068 『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』

なんか表示がバグってますね。まあ、原因究明もメンドクサイぜ! イエー! ってことで放置します。※でもなんとなく直しました

で、本日は引き続き、例のシリーズの「3」でございます。

[2017年追記]

上記は当時のブログの話なので、残しておいてもまったく意味がない文章なんですが一応そのまま掲載しております。

今回このブログに移行するに辺り、WordPressだぞってことでそれなりに基礎的な部分だけですがCSSとHTMLを勉強しました。というか自動的に勉強になりました。

おかげで今思うと「なんかのプロジェクトM」はいろいろSEO的にダメダメだったんだなーとわかったんですが、かと言って「H」になってから劇的に来訪者が増えるとも思えないので、SEO的観点はあまり気にしてません。

「M」みたいに1日2桁行くと多いよ、っていうのはさすがにひどいとは思いますが、かと言ってやっぱり前から書いているように人が増えると面倒なことも増えるので、生暖かい目で見守ってくださる方々のみを相手にひっそりと続けたいというのが正直なところですね。

でもあれよ? お友達とかに教えてくださってもよくってよ?←

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3

Back to the Future Part III
監督
脚本
出演
音楽
主題歌
『Doubleback』
ZZトップ
公開
1990年5月25日 アメリカ
上映時間
118分
製作国
アメリカ
視聴環境
自己所有(ブルーレイ・TV)

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3

ドクが送った過去からの手紙を受け取ったマーティは、たまたま目にした墓石からドクがその1週間後に殺されることを知り、ドクのいる1885年にタイムスリップする…。

シリーズファンへの「おまけ」。

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さて、最終作。

リアルタイムで観た当時は「おまけ」的なイメージだったんですが、改めて観てみてもやっぱり「おまけ」というか、ある意味「ボーナスステージ」というか。「1」「2」とは明らかに毛色の違う作品だと思います。

まず、今作の主人公はどう考えてもドクです。マーティは彼を助け、アシストする役割。話の主体も、ドクの恋愛がベース。

舞台も未来に過去に行ったり来たり…ではなく、基本的には1885年の西部開拓時代が舞台。シリーズおなじみの光景を、その時代に合わせた形でまたまた“天丼”。

ただ、最終作と言うことを意識してなのか、はたまたマンネリ防止のためなのか、ちょっと展開が違ったり、役割が逆だったり、という小技をひねっている辺りがポイント。

これはもう、当然ですが続けて観てる人向けの内容なので、いきなりこれだけ観させられてもおもしろみがわからない部分が結構ありそうです。

そんな感じで、基本的には「1」と「2」の流れを活かしたファン向けのサービス映画なので、純粋に一本の映画としてどうなんだと言われるとなかなか判断が難しい部分はあります。(もっとも、いきなりこの作品から観てあーだこーだ言う人もいないとは思いますが)

ただ「おまけ」とは言え、やはりラストは「すべてのラスト」なわけで、そこからマーティの成長が読みとれたり、ドクの言葉が重く響いたり、何よりラストシーンがすごくよかったりで、やっぱりこれも観ないと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が終わらない、終われない、というのもまた事実です。

当時劇場で観た時は偉い感動したんですが、今回もなぜか号泣しました。「やっぱりいいなぁ!」っていう思いと、「終わっちゃう寂しさ」が絡み合った感じというか。

ドクが最後に「未来は自分で作るもの」というようなことを言います。映画によっては胡散臭く、説教臭いセリフになるこの言葉、全作通して言ってることですが、この場面でのこのセリフはものすごく説得力があるし、グッと来ちゃうんですよね。それはきっと、このシリーズを通して、マーティとドクが実践してきているからなんでしょう。

友情、未来を変える努力、家族愛…といった普遍的なテーマを、あくまで裏テーマとして据えつつ、表はスカッと楽しく爽やかに展開するこのシリーズは、非常に素直に受け取りやすく、観た人…特に若い頃に観たら、影響も大きいんじゃないかと思います。

子供ができたら絶対に観せたい、永遠の名作・名シリーズですね。

ココが○

もちろんいろいろあるんですが、ポイントとしては、まず時計台での記念撮影。これはシリーズに思い入れがあれば誰もがグッと来るんじゃないでしょうか。

あと、序盤に出てくる、過去のドクからマーティへの手紙。これはものすごく温かくて感動的な名文ですね。

それと、音楽の使い方。あのメインテーマの使い所が本当にうまい。曲自体ももちろんイイ。

「1」の時もチラッと書きましたが、「いかにも映画音楽」っぽいテーマ曲を「いかにも」な場面で流す、その懐かしい雰囲気がまたいいんですよね。奇をてらってない感じというか。

ココが×

やっぱり「2」と同様、シリーズなので、単品で観て面白いよっていう話ではないかもしれません。

普通のシリーズものっていうのは、大体ファンサービスでチラッと、ワンクッション的に似たような場面とかフレーズが出てくるのが基本だと思いますが、このシリーズはまったく逆で、とにかく「この光景どっかで観たな」「このセリフどっかにあったな」のオンパレード、むしろそれを中心に話が進むようなところがあるので、「2」と「3」に関しては、やっぱり続けて観てないと面白さは半減すると思います。

あとは、「どうやってあの機関車作ったんだよ」とか「今観ると合成がイマイチ」とか細かいところをほじくるといろいろあるんですが、このシリーズに対してそういうことを言うのは無粋ってやつでしょう。イキじゃないですよ。

MVA

順番で…というわけでもないんですが、やっぱり今作は

クリストファー・ロイド(エメット・ブラウン[ドク]役)

ですね。

この人、ちょっとオーバーアクションな気もしますが、それはきっと「エキセントリックな科学者」という役柄と、コメディタッチの作風に合わせて、のことなんでしょう。

もはや(当たり前ですが)この人以外にドクは考えられません。あのハスキーな声がまたイイ。優しい表情も素敵ですよね。

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