映画レビュー1237 『バッド・マイロ!』
今回はウォッチパーティです。
品がなさそうでグロそうで興味なかったんですが、まあそういうのが観られるのもウォッチパーティのよさだよね、ということで…。
バッド・マイロ!
ジェイコブ・ヴォーン
ジェイコブ・ヴォーン
ベンジャミン・ヘイズ
テッド・メイサー
2013年10月4日 アメリカ
85分
アメリカ
Amazonプライム・ビデオ ウォッチパーティ(iMac)

我々は何の話を見せられているのか。
- 様々なストレスから強い腹痛に悩まされる主人公、ある日ポリープがまさかの離脱
- 気を失っている間に原因となる人を殺害し、また体内に戻るポリープ
- 家族関係に迫る辺りから妙な展開に
- くだらないけど面白い
あらすじ
毎度すみませんが鑑賞から結構経ってしまったため、あまり詳細を覚えておりません。
逆に言えばあまり記憶に残らない程度のしょうもない映画と言えるんですが、ただまあ…変な映画ですが面白かったとは思います。
ストレスを溜め込みやすい性格のダンカン(ケン・マリーノ)は、ある日人員整理のためのポストに異動させられ、しかもデスクは元トイレという劣悪な環境に置かれることとなり、多大なストレスを受けます。
おまけに家では妻のサラ(ジリアン・ジェイコブス)からそこはかとなく子ども作りのプレッシャーをかけられ続け、ついに倒れるほどの腹痛に見舞われます。
病院で診てもらったところ医者もドン引きな巨大ポリープが発見され、またちょうどその時期になぜかダンカンが気を失っている間にストレスの原因になった人物が殺される事件が発生。
その犯人はなんとダンカンの巨大ポリープで、彼(?)は自我を持ち、知らないうちに夜な夜な尻から外に出てはダンカンのストレスの元を殺して帰ってくるというサイコなポリープなのでした。
その後も色々あるわけですが、まああとは観てちょうだいねということで。
全体を通して何の話なんだ
端的に言えば「ストレスでできたポリープが自我を宿して殺戮ペットになった」的な話なんですが、もう完全に「お前は何を言っているんだ」案件でしょう。僕もそう思います。何の話なんだこれは。
最初はダンカンが認識しないところで活動していたポリープ(=マイロ)ですが、やがてダンカンも彼の存在を知ることとなり、なんなら話しかけたりもしていろいろカオス。
どう考えたって尻の中に収まるサイズではないのに「良いから入れよ!」と挿入待ちするダンカンの情けなさったらありません。何度も「でかすぎるだろwww」と突っ込みつつ観ました。
ちょっと周辺事情を説明しておくと、ダンカンは既婚者で妻とも良好…ではありますが、早く子どもが欲しい妻に対し、まだ早い(心の準備が出来ておらず臆病になっている)ダンカンという構図のため、「子ども欲しいプレッシャー」もストレスの原因になっているわけですが、そもそもその「心の準備が出来ない」のも両親の関係に起因する部分が大きそうで、つまりは物語のキーとなるのが両親なわけですよ…!
両親はともにまだダンカンと接点もあるようですがもう離婚していて、母は若いインド系の“彼氏”とイチャイチャお熱い状況でこれもまたストレス、そして父はヒッピーまがいのヤク漬け生活を送っており、これまた結構なストレスそう。
ですがこの父とも向かい合う必要が出てきて、そこからまた衝撃の事実が明らかになるんですが…いや余計に何の話だよと突っ込まざるを得ないすごい展開で笑いました。
その他ピーター・ストーメア演じる催眠療法士も怪しさとイイ人みが絶妙なブレンド感を醸し出しているのも笑えます。
かわいい(らしい)
そんなに覚えていない上にそんなに詳しく語るような話でもないのでもうこの辺でおしまいですよ。悪いけど。
他の面々は終始「かわいいかわいい」とマイロを愛でていましたが、僕は凶悪な牙と残忍な性格、そして何よりクソまみれ感漂うビジュアルにあまりかわいさは見出せませんでした。こんなの尻に入ってくるのなんて耐えられない。怖すぎる。
話としてはかなり斜め上を行く展開で楽しめました。もうリアルもヘッタクレもないある意味シュールすぎる話で、気楽に観るには良い映画です。
このシーンがイイ!
父とカウンセリング受けるシーンが一番驚いたというか笑ったというか…。
ココが○
これ考えた人、ラリってたんじゃないかと思うぐらい奇抜で意味がわからない話なんですが、そこが良い。バカバカしくて。
ココが×
なんだかんだバイオレンスな部分はあるので好き嫌いは分かれるかもしれません。グロさ的にはそんなに気になるほどではなかったと思います。まあコメディだしね。
MVA
正直誰でもいいっちゃいいんですが、この人に。
ピーター・ストーメア(ハイスミス役)
怪しい催眠療法士。出落ちの友情出演かと思いきや全編通して出てきます。
なんか妙に楽しそうなのと、珍しく悪役じゃなくて良かったねということで。こういう役も似合いますね、やっぱり。


