映画レビュー0195 『理由』
もうすっかり年末ですねぇ。
プライベートがら空きでお馴染みのアタクシですが、さすがに年末はお忙しいもんです。!
しかも実は24日は普通に仕事っていう。
理由

ダメな「セブン」。
なぜこの教授(ショーン・コネリー)に助けを求めたのか、その「理由」がこの映画のタイトルになっているわけですが、その辺り含めどんでん返し的な映画でありながら、でもどうにも一貫して惹き込まれる感じがなく…。
や、悪くなかったんですけどね。話自体は割と面白かったです。ただ、序盤の妙に進みやすいアッサリ感と、「こういう話にしたいからこういう流れにしましたよ」みたいな面が見えてきちゃう感じにどうも二流っぽさを感じちゃったんですよねぇ。
“真犯人”エド・ハリスの狂気の演技はさすがでしたが、その犯人像とかややグロいイメージだとかに少し「セブンっぽいなー」と思ったりもしたわけで、そう思ったが最後、やっぱり比べちゃう部分も出てくる=イマイチ感が出てくる、と。あっちの出来がよすぎるせいもあるんでしょうが。どうしても詰めが甘いんですよねー。こっちは。
最後の最後、大体そういう展開だろうと思っていた部分ではありますが、そこもまたご都合主義的な流れで、勢いでウヤムヤにされた感じがまたちょっとなーという感じで。
途中で話が急展開を迎えるサスペンス、というのは割と(流れ的には)ありがちではありますが、でもそれなりに楽しめる映画だと思います。
ただ…なんだろうな…。やっぱり「詰めの甘さ」なのかなー。
集中して観てた割に乗り切れない感じがありましたね。この辺はモロ監督のセンスが出るんじゃないかと思います。
結論としては、まあオススメはしませんが、観てみても悪くないんじゃないかと。
このシーンがイイ!
特にこれ、というのもなかったんですが…。
やっぱりエド・ハリスのキレっぷりはなかなか他で観たことがない感じだったので、あの辺は見所じゃないかな、と。
ココが○
僕はここまでしっかりサスペンスしてるとは思ってなかったので、サスペンスっぽさという意味では期待以上でした。
ココが×
…が!
内容としては、どうもやっぱり「結論ありき」の作りだった気がします。んー、まあ普通そうなんでしょうが、なんて言うのかな…。「見せたい結論に向けての策」が見えすぎる感じと言うか…。
要は下手…なのかな。展開のさせ方が。
MVA
役者陣は結構今観ても豪華でしたねぇ。
節穴でお馴染みの僕の眼ですが、幼い頃のスカーレット・ヨハンソンが出てきたときはすぐ気付きましたね。「あれ? これスカーレット・ヨハンソンじゃね?」っと。今と顔形があんまり変わってないのが驚き。だから気付いたんだけど。
それはさておき、今回のMVAは…もうこの人以外選べないんじゃないかなー。
エド・ハリス(ブレア・サリバン役)
狂気の囚人。
個人的にエド・ハリスって好きなんですが、ここまでキレた彼を観るのは初めてでした。割と知的で落ち着いたナイスミドル的な役が多い気がするし。でも演技はさすがうまかったですね。かなり周りを食ってた気がします。お見事。


