映画レビュー0152 『オーシャンと十一人の仲間』

[2017年追記]

この映画自体はこれまたイマイチ記憶に残ってないんですが、未だにサミー・デイヴィスJr.の歌はなんか頭に残ってます。「イーオォ イレェ〜ブェ〜ン」って。やっぱり歌って強いですね。記憶的に。

あとこの映画、若かりし頃のシャーリー・マクレーンが出てたらしいんだよなー。観たかった。っていうか観たはずなんだけどその頃はシャーリー・マクレーンがどんな人かもわかってなかった…。

やっぱり時を経て観るとまた違って観える、それがまた映画の面白さの一つなんでしょうね。

オーシャンと十一人の仲間

Ocean’s Eleven
監督
ルイス・マイルストン
脚本
チャールズ・レデラー
ハリー・ブラウン
出演
フランク・シナトラ
サミー・デイヴィスJr.
ピーター・ローフォード
アンジー・ディキンソン
音楽
公開
1960年8月10日 アメリカ
上映時間
130分
製作国
アメリカ

オーシャンと十一人の仲間

一攫千金を夢見る「戦友」たち11人は、年明けと同時にラスベガスの5つのカジノを襲う計画を立てる。

「オーシャンズ11」の良さがよくわかる。

5.0

ことあるごとに言ってますが、世間がどんなに酷評しようが僕は「オーシャンズ」シリーズが大好きです。自己歴代でも相当上位に食い込むほど好きです。あの映画全体の空気感がたまらなく好きなんですよね。オシャレで軽くてハッピーな感じが。

なんとなく重たい気分の時によく観るんですが、そこまで好きならやっぱり「リメイク元」も観ておかないと、ということで借りてみました。

僕の中では、「リメイク」という言葉の印象は、かなり原作に忠実なイメージがあるんですが、実際観てみたらそうでもないな、と。共通点としては、「ラスベガスのカジノがターゲット」「仲間が11人(こっちは見ようによっては12人)」ぐらいのもんです。

と言っても狙うカジノの数も違うし、仲間とのつながりも個々の役割も違うので、観るまでに予想していた「時代に合わせてちょっと内容変えました」というようなものではなく、「設定を多少拝借しました」といった感じ。

一応奥さんも出てきますが、「オーシャンズ11」のテスほど深く食い込んでも来ません。なのでこれはもう完全に別物だな、と。「オーシャンズ11」は何が良いのか書き始めたらそれだけでレビューが終わるので、ひとまず比較は置いといてこの映画の話を。

まずやっぱり時代性でしょうか。非常にまったりとした展開です。特に実行に移すまでがとにかく長い。

「オーシャンズ11」はさすがに登場人物紹介もテンポ良く、キャラクター付けもしっかりしてましたが、こっちはあんまり個性というものを見せない割にご紹介の時間が長い、という感じで、(よく知る俳優さんじゃないからというのもあるんでしょうが)誰が誰だかよくわからない時間が続きます。最後の方も、「結局こいつ何してたの?」というような人が数人いたりして、逆に「オーシャンズ11」のキャラ設定、使い方のうまさに感心しました。

結局比べてる、っていう。

こちらは「現金強奪終了まで」ではなく、その後の話も結構大きなウェイトを占めています。というか、それがオチとして重要な話になってくるわけですが、その辺りもあんまり波が無かったのが残念。

オチに関しても、日本人だから、というのもあるんでしょうが、普通に考えるとこうなるんじゃないの? という結末でした。無念。

結局、当時(多分)人気絶頂だったシナトラの、ファミリー込みのご紹介映画だったのかな、という気がします。

(時代性は感じますが)アメリカンジョークで軽さを出したり、友情の匂いだったり、やっぱりほのかに「オーシャンズ」シリーズのエッセンスは感じるんですが、時代性抜きにしてもシナリオのうまさだとか、キャラ設定の良さというのは「オーシャンズ11」の方が圧倒的に上だと思います。

あとはベガス自体の華やかさも今の方が全然見栄えがする、っていうのもあるかもしれません。

まあ、それでも「元ネタ」を観て「オーシャンズ11」への愛情がより深まったので、僕としては観て良かったかなと思います。

このシーンがイイ!

オープニングに近いですが、サミー・デイヴィスJr.が仲間の前で「EOイレブン」を歌うシーン。映画のテーマ曲にもなってるからか、妙に耳に残るんですよねー。

彼自身の名前は知っていたので、「これがあのエンターテイナーの代名詞の人か!」と少し興奮。

ココが○

さすがシナトラの映画だから…なのかはわかりませんが、歌が何曲か出てきます。これがなかなか。

あのショーみたいなので歌ってるやつもよかったなー。昔のアメリカっぽくて。

ココが×

2時間程度の割にほんとに長く感じました。テンポがよくないんだろうな…。

あとは一つ、これはネタバレになるので詳しくは書けませんが、僕の中で「オーシャンズ」シリーズの良さとしてかなり大きなウェイトを占めるある一点が、この映画では守られない展開に。これは残念だったなぁ…。

MVA

正直、特に誰というのもないんですが、一応。

フランク・シナトラ(ダニー・オーシャン役)

実は初めて観ました。シナトラ。

シナトラと言えば「マイ・ウェイ」的な印象しか無かったんですが。

演技どうこうよりも、それこそ「オーシャンズ」シリーズでも話に出てくる、ある意味「歴史上の人物」を観たぞ、という満足感みたいなものがありましたね。

ちょっとケビン・コスナーに似てた

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