映画レビュー0692『超高層プロフェッショナル』

Netflixで「アメイジング・スパイダーマン」を観ようと思っていたんですが…観る前に配信が終わってしまいました…無念。配信終了が急すぎるんだよ! もうちょっと早めに告知してくれよ!!

というか告知って言うよりもですね、実際問題配信終了はまとめてくださっている他所のサイトで確認しているんですよ。もうちょっと本家がそういう情報をわかりやすく流すべきだと思うんだよなー。そこが不満。ネトフリ。

あと映画終わってすぐ広告に入るのもヤダ。操作で戻せるものの、スタッフロールで余韻に浸れないのはいかがなものかと。

さて、本日もBS録画分より古い映画です。

超高層プロフェッショナル

Steel
監督
スティーヴ・カーヴァー
脚本
リー・チャップマン
原案
ピーター・S・デイヴィス
ロブ・ユーイング
ウィリアム・N・パンザー
出演
リー・メジャース
ジェニファー・オニール
音楽
ミシェル・コロンビエ
公開
1979年10月21日 フランス
上映時間
102分
製作国
アメリカ

超高層プロフェッショナル

工期遅れが心配される高層ビルの建設中、建設会社ボスであるルーが直々に現場監督を担っていたところに思わぬ落下事故が発生、ルーは帰らぬ人となってしまった。後を継いだ娘のキャスは、納期に間に合わせるためしばらく現場から遠ざかっていた腕利きの技術者マイク・キャットンに現場監督を依頼する。

勢いだけで煽りベタ。

5.0

「3週間で9階分」という当時無謀と思われる工期をなんとか達成しようと奮闘する男たち&跡継ぎ女性の物語。ややセピアがかった色合いにわかりやすい音楽にわかりやすい悪役という雰囲気が、なんとも昼間のテレ東臭のする映画でした。

現場から厚い信頼を受ける建設会社社長・ルーは、元々現場叩き上げの社長なんでしょう、工期の遅れもあって自ら建設中の高層ビルに上り、指示を出しつつも自らも道具を持って工事に参加する熱い男。しかしちょっとしたトラブルのせいでビルから落下する憂き目に遭い、あえなく帰らぬ人となってしまいます。

このまま期限までに最低限の骨組みを終えないとビルの権利がルーの弟で嫌がらせばっかりしてくるクソヤロウ・エディに渡ってしまう…ということで、娘のキャスはルーの後を継ぐことを決意。しかしルーの代わりに頼れる現場監督がいない…ということで、ルーの友人でもある鉄骨工ユニオンのチーフ・ピグノーズに相談したところ、「マイク・キャットンなら…」とご紹介を受けて早速彼の元へ向かいます。

しかし彼はトラウマのせいでビル建設の仕事からは離れ、今はトラックにチャンネーを乗せてのお気楽お仕事中。でも「がっかりしたわ」とちょっと煽ったら直後に参加するという尻軽さでマイク参戦決定、「この仕事…かつての仲間が必要だぜ!!」ということでかつてのクセのある仲間たちを集め、いよいよ「超高層プロフェッショナル」のお仕事が始まりますよ、というお話です。

オープニングからしばらくは、ルーを演じるジョージ・ケネディの存在感もあってなかなか期待できるなーなんて観ていたんですよ。鉄骨工の仕事も「詳しい内容を知らないあの仕事を観ましょう」みたいな感じで結構楽しくてですね、「なるほどなーこりゃ大変そうだ」と思いつつ観ていたんですが、そういうお仕事覗き見的な楽しみは序盤だけで。

ハードル上げての登場となった主人公・マイク(伊吹吾郎似)が「昔の仲間を集めるんだ」と各地へ招集しに行く様は「おっ、オーシャンズっぽいね」なんて楽しみに観ていたんですがそれも序盤だけで。あとはもうダラダラと盛り上がりに欠けるガテン系のノリを眺めるだけ、という退屈な時間になりました。

なんでこんなに盛り上がらないのかなーと考えたんですが、まず「3週間で9階」の大変さがイマイチわかりにくい上に、途中途中「難航してるんだな」というのはわかっても、具体的にどこまで作ったのか等の話がまったく出てこないので、「いよいよあと24時間だぞ」的な話になっても進捗状況がわからないだけに全然ピンと来ないんですよね。とりあえずピークとなる最終日に「今日だけで3階作らないと」みたいな話は一応出てくるんですが、そこに至るまでの苦労がわからないので盛り上がらないなーと。

進行を妨げるトラブルにしても、まずマイクのトラウマはちょくちょく語られる割に特にきっかけもなく流されていって「あれいらなかったんじゃねーの」疑惑は発生するし、最初にいがみ合っていた二人は特に和解等もなく普通に一緒に働いてるし、一番の悪役であるエディにしても主人公側の対策が完全に犯罪なのでまったく感情移入も出来ないし、といろいろとひどいお話だったように思います。

無駄にナンパ男のエピソードがふんだんに盛り込まれたり、しかしそれ以外のメンバーは特に見せ場もなく「プロフェッショナルを集めました」の意味があまり感じられないストーリーだったりと、どこに観ている側としてのピークを持ってきて盛り上がれば良いのかよくわからずに終わっていった印象。

高層ビルでの作業は見た目として“美味しい”のでそこを期待した面もあったんですが、実際は寄って下から撮っている映像ばかりなのであまり迫力があるシーンも無く、「うおー、こえーな大変だ」みたいな煽りが感じられなかったのも残念。

「スケジュールに対する理解を深める描写」「高層ビルならではの迫力ある映像」「個々のキャラを活かした展開」この辺がごっそり足りていなかったように思います。

終わり方もスカッとするというよりは引いちゃうレベル(でもひどすぎて笑ったけど)で、最後まで作り手の価値観とのギャップでノレなかった印象が強い映画でした。無念。

このシーンがイイ!

特に無し。

ココが○

題材としては珍しいと思います。なかなかこういう「高層ビルを作る男たち」の話、っていうのは無い気がする。

ココが×

上に書いた通りですが、一番違和感を感じたのはやっぱり「明確に犯罪を犯して報復する」姿でしょうか。時代の違いもあるとは言え、さすがにやりすぎな場面がいくつかありました。

MVA

本来であればルー・キャシディ役のジョージ・ケネディなんですが、しかし退場が早すぎたので…。

アート・カーニー(ピグノーズ・モーラン役)

ルーの親友でキャスの相談役的な爺さん。

汗臭い連中だらけの中、やっぱりこういう爺さんは大事だよねと思うわけですが、それよりもアート・カーニーつったら「ハリーとトント」ですよ! この人があのハリーか…! という感動が自分の中だけであったのでチョイスしました。それだけ。

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