映画レビュー0081 『マジェスティック』

最近ちょっと評価が甘いかなぁと思い、過去の一部作品で評価点を見直しました。(下方修正のみ)

自分自身は楽しんでるので甘くてもいいかなーとも思うんですが、あんまり評価高い映画が増えちゃうと「こいつなんでも面白い言うとるやん」と言われてしまうので、今度からは少しだけ辛くしようかなと思ってます。

まあ、「映画好き」とは言ってもモリモリ見始めたのは今年だし、まだウブなのよ、ということで。ウヴ。

マジェスティック

The Majestic
監督
脚本
出演
ジェリー・ブラック
音楽
公開
2001年12月21日 アメリカ
上映時間
152分
製作国
アメリカ

マジェスティック

事故で記憶をなくし、田舎町に流れ着いた脚本家のピーターは、町の英雄「ルーク」が生きて帰ってきたと間違われてしまう。

トコトン温かい世界が涙を誘います。

8.5

我ながらこの手の話、ほんとに弱いなーと思うんですけどね。展開的にはベタなのもよーくわかってるし、「こうなるだろうな」という流れなんですが、でもやっぱりいいもんはいいんだよ! とオイオイ泣いてしまいました。

一言で言えば、ワンピースの“アニキ”ことフランキーが好きそうな話。彼もきっとオイオイ泣くでしょう。

繰り返しますが、ストーリー的に目新しいものはなく、「こうなるだろうな」の予想通りに展開するんですが、いかにも「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボンらしい、物語全体に流れる温かい雰囲気がたまりません。

田舎町に、純朴な人々と、静かな音楽。これだけで泣けますからね。もう。(泣きすぎ)

本当に町の人々が純粋だし、温かくて。「人生の最期はこういうところで過ごしたい」と思わされます。

特にこの映画で良かったのが、流れ着いた彼の「実家」が潰れた映画館だった、という設定。

彼が帰ってきたことで、「もう一度始めよう」とお父さんや仲間達と映画館の復興に力を尽くすわけですが、もうこの「古い映画館の復興」が映画好きとしてはたまらないわけですよ。しかも“いかにも”な古い映画館で、古い映画を上映して、っていう。

これはねー、もうその世界だけでやられちゃうんですよ。僕は。「この映画館すげーいい! 作りたい!」と思いましたもんね。

見た目はああいうアンティークな映画館で、中身は最新設備、上映映画は新しいのも古いのもやりますよ、って作ったら結構ウケそうな気がするんですが。ま、当然お金が無いわけですが。

そんな素敵な映画館で、帰ってきた(と思っている)息子とともに余生を送るお父さん、これは絶対幸せだったに違いありません。

このお父さんがまたいいんですよ。温かい雰囲気がほとばしっていて。全然温かくなさそうですけどね。ほとばしるとか言うと。

まーしかし、全体的な雰囲気からして2001年の映画とは思えませんでした。良い意味で、もっと古そうな感じ。80年代の匂いを感じる映画ですね。

そんなわけでまとめの一言。ベタでも人情的な温か映画好きなら、ぜひ。

ココが○

過度な演出がない分、安心して観られます。

ちょっとホッコリしたいぜ、って時にいいんじゃないでしょうか。エログロの類も無いので、家族でも安心。

ココが×

やっぱり話の展開的に読みやすいものはあるので、読めたら醒めちゃうよ、っていう人は向いてないかもしれません。

あとは…結構爺さん婆さん多めなので、地味です。

MVA

上にもちろっと書きましたが、今回は。

マーティン・ランドー(ハリー・トリンブル役)

お父さん役です。ひじょーに温かい雰囲気が印象的で、笑顔がまたかわいいんですよね。かわいいお爺ちゃん。

画面に出てきただけで映画に温もりが出る役作りというか、さすがベテラン俳優、すばらしかったです。

ただ、黒人技師の爺さんとかその他の爺さんとか、良い爺さんいっぱいいたので、少し悩みもしました。その分、爺さん好きは必見の映画と言えるでしょう。

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