映画レビュー0088 『ビッグ・フィッシュ』

[2017年追記]

多分僕以外誰もやらない、というかやる必要もないんですが、この「なんプロH」はいっちょまえにiPhone(Androidは持ってないのでわかりません)のSafariで開き、「ホーム画面に追加」を選ぶとデスクトップにワーナー丸パクリのロゴがアイコンとして設置されます。

これが意外と「普通のアプリ」な感じでですね。笑えるんですよ。妙にちゃんとしてる感じで。

無駄な技術力が活きた稀有な例ですが、とは言えこの文章自体誰の目にも触れない可能性が高い気もします。いいんです。それで。

ビッグ・フィッシュ

Big Fish
監督
脚本
原作
『ビッグフィッシュ – 父と息子のものがたり』
ダニエル・ウォレス
出演
アリソン・ローマン
音楽
公開
2003年12月10日 アメリカ
上映時間
125分
製作国
アメリカ
視聴環境
TSUTAYA DISCASレンタル(ブルーレイ・TV)

ビッグ・フィッシュ

奇想天外なホラ話で誰でも魅了してしまう父が病気で倒れる。病床でも相変わらずホラ話を繰り出す父を見て、果たしてどこからどこまでが「本当の父」なのか、理解しようと悩む息子なのだが…。

ファンタジー過ぎて入り込めなかったのが残念。

7.5

思えばティム・バートン監督作品初鑑賞でした。ちょっと辛めに7.5、ってところですね。

話の温かさや、父の人柄は非常に好きです。父と母、両方に底抜けの愛情があって、それが映画全体の雰囲気をすごく温かくしてます。

ただ、やはり回想シーン…特に前半がちょっとファンタジー色が強すぎて、僕個人はあまり入り込めず…。

でも話の性質上、ファンタジー色が強いのは当たり前というか、意図的な部分はあると思うんですよね。あえて嘘くさく見せているというか。

でもそう言えるのは最後まで観たからなわけで、観てる最中はわからなかっただけに、タイミングや体調の問題もあったんですが始めの30分ぐらいはかなり寝てしまいました…。だもんで序盤は結構あやふやです。巻き戻して観たりはしたんですけどね…。

ラスト30分ぐらいはすごくよくて、相も変わらずウルウルと泣きましたよあたしゃー。

これがまた評価的に悩まされる部分でもあったんですが、でもやっぱり「集中力を欠かさずに観られたか」というとそうではなかったので、総じて「まあまあ」って感じになっちゃいましたね。でもファンタジーが好きな人はきっとものすごくビシッとハマると思います。すごくいい話だと思う。

でも、ちょっと前に観た「フィールド・オブ・ドリームス」でも少し入り込めない雰囲気があったのに、もっとファンタジー色(+現実とのブレンド)が強いこの映画は、さらに僕には合わない感じがしてしまったのが残念。

入り口で集中力を欠いちゃったのがもったいなかったなぁと自分でも思います。もう一度観たら少し違うかも。

でも良い映画ですね。それは間違いないと思います。

ココが○

わかっちゃいるけど“煽り”の音楽がイイ。泣かされますよ。ほんとこの手の「泣かせ」にはイイお客さんですわ。

それと、ファンタジー色が合わない云々言いつつも、過去の「おとぎ話」的な鮮やかな絵作りは印象的でした。ちょっとディズニー映画っぽい雰囲気も感じつつ。女の子が好きそうな世界。

…と女の子に詳しくない男が言ってます。哀しみ。

ココが×

かわいい女の子の成長後がヘレナ・ボナム=カーターっていうのはさすがにちょっと無理があったような気が…。

MVA

今回はこの人かな!

ジェシカ・ラング(サンドラ・ブルーム役)

お母さん。

当時54歳ぐらいだったみたいですが、全然見えない! 超若い! キュート!

過去の話を観てると、とにかく両親どっちもお互いをかなり愛しているはずだろう、という話になるんですが、そのイメージがそのまま表情に出ていて、お父さんを見る目の優しさとかにこやかな表情がすばらしくて。

バスタブでも良い演技してましたねぇ~。

あと、お母さんの若い頃のアリソン・ローマンも「お父さんがベタボレしたのもわかる!」という説得力のあるかわいらしさが良かったですねー。

どこぞの「男二人が惚れてるのにこれかよ!」という某ダークナイトでの某マギー・ジレンホールとはエライ違い。最後にチクリ、で正月休み終了です。

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