映画レビュー0095 『ドライビング Miss デイジー』

本日2本目は、おなじみ「TSUTAYA DISCASやる気あんのか」シリーズ。一生借りられそうにないので借りてきましたよ、っと。

ドライビング Miss デイジー

Driving Miss Daisy
監督
ブルース・ベレスフォード
脚本・原作
アルフレッド・ウーリー
出演
エスター・ローレ
音楽
公開
1989年12月15日 アメリカ
上映時間
99分
製作国
アメリカ

ドライビング Miss デイジー

事故を起こした母を心配し、息子が母のために専属の運転手を用意するが、母はその偏屈な性格から彼の車に乗ろうとしない…。

笑顔で泣ける、ハートウォーミングストーリー。

9.5

いやぁ~~~~、よかった! 今思い出しても泣いちゃいます。

さっきレビューした「ニュー・シネマ・パラダイス」は、哀しくて切なくて泣きましたが、こっちはとにかく温かくて温かくてたまらなくて泣いちゃいましたね。

いわゆる「偏屈婆さん」が、やってきた黒人ドライバーを素直に受け入れずに始まり、やがて段々と信頼し、余生を過ごしていく、というストーリー。

もう僕みたいな人間からすれば「やってきた黒人ドライバー」がモーガン・フリーマンの時点で外れようがないんですが。相変わらず、モーガン・フリーマンらしい、優しさや存在感が映画にすばらしくマッチしていて、また最高齢でアカデミー賞を受賞したという主演のジェシカ・タンディの偏屈婆さんぶりもお見事。

ただ泣かせに行く展開ではなく、モーガン・フリーマンのキャラクターも相まってところどころ軽い笑いも混ざってくるのがすごくよかった。「どっちも素直じゃないなぁ」とニヤニヤしちゃう。

劇的な展開は無いものの、そういったやりとりと観やすい上映時間のおかげで、飽きずに最後まで観ることができました。

物語は1948年から始まり、1973年で終わります。25年間を経ているだけに、登場人物もみな歳を取り、老けていきます。それだけ長い期間を描いている割に短い時間にまとめているのがまた見事。

ラストも、変な後日談とか足さないで欲しいな…ここで終わったら良いなぁ…と思ってたところできちんと終了。

ラストシーン、すっごく素敵です。ものすごくよかった。今もそのシーンを思い出すだけで涙が…。(泣きすぎ)

老人同士のストーリーだけに安易に泣かせに行くことも出来たと思いますが、あのラストで幕を下ろしたのはすばらしいセンスだと思います。

超オススメ。

ココが○

まだ黒人差別が色濃く残る時代を描いていて、そういうシーンもそこかしこに出てきますが、一方的に「黒人は被害者」という描き方をしていないというか、黒人(この場合はモーガン・フリーマン)もしっかり白人に対する思いを吐露する場面があって、そういうバランスの良さみたいなものも隠し味になってる気がしました。

また、この映画も「ニュー・シネマ・パラダイス」同様、音楽が良い。これもこの映画の曲とは知りませんでしたが、どこかで聞いたことのある曲でした。

あの「インセプション」も担当したハンス・ジマーが音楽担当というのもまたビックリ。

ココが×

無いですね。人間ドラマが嫌いな人はイマイチなのかもしれませんが、僕はこの手の話、完全に「弱点」。しかもモーガン・フリーマンですからね…。

MVA

ジェシカ・タンディと悩みましたが、やっぱり好きなので…。

モーガン・フリーマン(ホーク・コバーン役)

彼らしい役柄で彼らしい演技ではありましたが、いつものモーガン・フリーマンよりもちょっと陽気で、また時代背景もあって、あまりちゃんと教育を受けていない役柄だったためか、より素朴さや誠実さを感じられる役柄になっていてそこがまたよかったな、と。

モーガン・フリーマンが好きな方は必見の映画ですね。

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