映画レビュー0217 『ハイ・クライムズ』

この前劇場で予告編を観てちょっと気になった映画があるんですが、タイトルが「幸せへのキセキ」。一発でわかりましたね。「これ、邦題終わってるだろ」と。

調べたらやっぱり原題は全然違うし、なんか感動モノっぽい雰囲気推してるけどコメディ風味も入った映画みたいだし。もーなんなんですかね。この邦題のセンスのなさは。映画の雰囲気ぶち壊しでしょ。(まだ観てないけど)

邦題つける仕事してる人間はもっと頭使えよと本気で思いますね。その強烈なまでのセンスのなさがキセキだよって話ですよ。お前らが日本の映画業界を衰退させてる一因なんだバカヤロウと映写機でぶん殴ってやりたい。と荒れたスタートで本日はコチラ。

ハイ・クライムズ

High Crimes
監督
カール・フランクリン
脚本
ユーリー・ゼルツァー
グレイス・ケイリー・ビックレイ
原作
『バーニング・ツリー』
ジョセフ・ファインダー
音楽
グレーム・レヴェル
公開
2002年4月5日 アメリカ
上映時間
115分
製作国
アメリカ

ハイ・クライムズ

幸せに暮らしていたクレアとトムだが、突如トムはかつて特殊部隊員だった頃に一般市民9人を殺害した容疑で逮捕される。軍事裁判という特殊な環境で夫を救うべく、弁護士のクレアは自ら夫の弁護を買って出、また軍事裁判の経験が豊富な老弁護士・チャーリーに協力を求める。

薄っぺらくてチープ。

4.5

舞台は軍事裁判、真犯人と目される男の背後には軍の実力者という構図。もっと言えば男二人+女一人での弁護団…というところまで、のっけから「ア・フュー・グッドメン」を想像せずにはいられない映画。

となるとあっちがかなり良かったので、「あれより上はちょっと考えにくいな…」と期待よりも不安の方が大きかったんですが、その嫌な予感が見事に的中。ネタバレ気味になりますが、「ア・フュー・グッドメン」に「理由」が混ざってきてるような印象の映画でした。

ざっと説明。

オープニングの鬱陶しいこと極まりないラブラブシーンで「俺達幸せなんだぜ」を強調させつつ、そこから突然の旦那逮捕でどん底に落とされる夫婦。旦那は実は本名が違いましたとか、軍にいたことも奥さん知りませんでしたとか怪しい面はあるものの、誠実そうな語り口と、今時それかよ的な超ローテク嘘発見器クリアで「やっぱ旦那やってないでしょ」と思わせる流れ。

ところが…?

という「その先」も含めて全部チープ。

見せ方はそれなりに今風ではあるものの、なんというか流れがチープ。もう全部予想通りすぎて面白くないんですよね。ズバリ言っちゃいますが。

「サスペンス」というジャンルである以上、「ここで終わらないよ」はいいにしても、その「終わらない先」がどうなのかが重要なわけで、何度も何度も観たことがあるような裏切りは裏切りじゃないんですよね。

裁判そのものがかなり拍子抜けな展開だったこともあって、取り立てて観るべきところが見当たらない駄作と言っていいでしょう。もーね、これモーガン・フリーマン出てなかったらほんとにクソ映画ですよ。クソ。本クソです。

「サスペンス初めて観るんだぁ」なんて初々しいガールだったらある程度楽しめるかもしれませんが、そこそこ観てたら誰だって「はいはい、そのパターンね」ってなると思うんだよなぁ。なので激烈にオススメしません。「ア・フュー・グッドメン」の良さが際立つことこの上ない。古い映画ならまだしも、2000年代にこんなの作ってちゃダメでしょ…。

なんか悔しいので今日はもう一本観ます。

このシーンがイイ!

うーん、特には…。

ココが○

モーガン・フリーマンが出てること。以上!

ココが×

結局「何を見せたかったのか」を考えると、真犯人とその彼の行動という部分なんでしょうが、そこがもうありきたり過ぎてヘドが出ますね。もう。ドーヘーですよ。ドーヘー。ドーヘールーデー。

MVA

もはや選択の余地ナシ。

モーガン・フリーマン(チャーリー・グライムス役)

この人の味わいは本当にイイですねぇ。酒に負けるちょっとダメな人っぷりも良かった。ただ、本当にそれだけの映画。

自分が過去観た中では、「チェーン・リアクション」以来のハズレモーガン映画だった気が…。

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