映画レビュー0309 『顔のないスパイ』

すでにお気付きの方もいるかもしれませんが、最近意識的に評価を厳し目にしています。割と適当に6.0~8.0辺りに集中することが多いので、ちょっと意図的にバラしていこうかな、と。

そのうち過去のものも採点し直す予定です。以上、対象のいない業務連絡終わり。

[2017年追記]

結局この後特に再採点もせずにダラダラと生きていたわけですが、今回ブログ移転に伴い、完全なる印象(記憶)によった再採点を実行しています。なので当時よりも記憶が薄れている映画は軒並み点数を下げるという結構いい加減な形になっていますが、まあいいじゃん。(アバウト)

顔のないスパイ

The Double
監督
マイケル・ブラント
脚本
マイケル・ブラント
デレク・ハース
出演
タマー・ハッサン
スティーヴン・モイヤー
音楽
公開
2011年10月28日 アメリカ
上映時間
98分
製作国
アメリカ

顔のないスパイ

首をワイヤーで切り裂く手口で数々の殺人を遂行してきたソ連の伝説的なスパイ「カシウス」。死んだと思われていた彼だが、同じ手口による殺人が起こったことでにわかに「現場復帰」が噂され、彼をずっと追い続けてきた元CIAのポールもまた、現場に連れ戻される。

深さはないものの、なかなか。

7.0

リチャード・ギア主演、相方はヒュー・ジャックマンと郷ひろみを足して二で割ったようなヒュー・ひろみ。(命名)

共演に息子より断然イイでお馴染みのマーティン・シーンと言った布陣の出演陣でお送りいたします。

死んだと思われていた伝説的なスパイ「カシウス」が、とある殺人事件の犯行手口から捜査線上に浮上。引退していた元CIAの「カシウスを追い続けた男」ポールと、カシウスの論文を書いてFBIに就職した若手の捜査官・ギアリーという「二大カシウスマニア」がタッグを組んで、捜査に着手するが…というお話。

この映画のポイントというか、他と少し違う流れとしては、実は割と早めにカシウスの正体が明かされます。実際はそこから物語が始まるような感じで、「おお、なかなか珍しいパターン」と楽しみな展開。

ただ、さすがに「コイツがカシウスで、さてどうなるでしょうかー?」だけの映画だとまったくお話にならないだろう…と思って観てたところ、やはり終わりに近づくにつれて、いくつか「なるほどそういうことかー」という仕掛けが織り込まれ、なかなかしっかりサスペンスしてます。

ただ、どうしてもその辺のシナリオの流れが、「こういう話にしたいんだよね」という大枠ありきの話になっていて、ところどころで矛盾だったり気になる点があったり、という詰め切れてない部分が目立つのも事実。「傑作」というレベルにまでは達していません。

それでも展開の面白さはそれなりにあったので、娯楽系アクションサスペンスとしては悪くないデキじゃないかと思います。

それなりに起伏のある話である上に100分切る長さなので、飽きずにしっかり観られる感じで。まずまずでした。

このシーンがイイ!

シーンとしてビビっときたぜ、っていうのはあんまり無かったですね。残念ナリ。

ココが○

それなりにサスペンスとして作るぞ、という内容。

繰り返しになりますが、詰めの甘さはあるものの、「最後まで飽きさせないように」という配慮が感じられる内容で○。

ココが×

終わり方も悪くはないんですが、やっぱりちょっと無難に走ったかな、という気がします。なかなか面白い展開だったので、もっとその流れを活かすような、「えー!」っていう展開にしてくれても良かったような気もしましたねぇ。

MVA

後から調べてびっくりしました。ヒュー・ひろみ、「オーシャンズ11」と「オーシャンズ12」にカメオ出演してた…と言うのを知って、ああ! と。あのポーカー教えてもらってたアイドル俳優的なあいつか!! と。無事がんばっているようで、何よりです。が、演技としてはイマイチピリッとしてませんでした。

ということで、今回はコチラ。

リチャード・ギア(ポール・シェファーソン役)

元々そんなに好きなわけではないんですが、歳をとってだいぶ力が抜けてきたからか、落ち着いた印象が役にマッチしてたように思います。まあ元々脱力系の役者さんですけどね!

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