映画レビュー0061 『マトリックス』

今更ながらの初鑑賞。

インセプション」のいろんなレビューを読んでいたら、「マトリックスっぽい」という意見が結構あったので、ほいじゃそろそろ観てみますか、ということで。

マトリックス

The Matrix
監督
ラナ・ウォシャウスキー
リリー・ウォシャウスキー
脚本
ラナ・ウォシャウスキー
リリー・ウォシャウスキー
出演
グロリア・フォスター
音楽(オリジナル)
ドン・デイヴィス
ロブ・ドーガン
ジャック・デンジャーズ
チノ・モレノ
ハイブ
音楽(非オリジナル)
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン
マドンナ・ウェイン・ギャシー
ステファーヌ・グラッペリ
リーアム・ハウレット
ハリー・ジェイムス
グラント・マーシャル
公開
1999年3月31日 アメリカ
上映時間
136分
製作国
アメリカ

マトリックス

コンピューターに“栽培”されている人類を救うべく、仮想現実と現実を行き来する人類最後の生き残り達。

世界は良いけど、展開が…。

7.0

なるほどなるほど。

確かに「インセプション」、設定関係は非常に近いものがありますね。上級者が初心者にレクチャーするところなんてほんとにソックリ。

ただ、あっちはサスペンス仕立ての人間ドラマの要素が強く、そこがまたすごくよかったんですが、こちらはかなりアクション寄り。

あくまで個人的な好みの問題ですが、僕はドンパチで済ませる映画が割合好きではないので、「結局ドンパチかい」という最後の方の流れはすごく残念に感じました。

序盤で「仮想現実だから」……といろいろやったところで、結局最終的には現実と同じドンパチで決着、最後の最後は謎の「奥の手」で復活。

これはもう…もったいなさすぎる。

2作目3作目に続くだけに、この一作だけで言うことではないかもしれませんが、僕としてはもっと「現実での戦い」を観たかった。

まぁ、現実だと描ける内容が普通になってつまらなくなる部分はあると思いますが、結局本編の内容ほとんどが、目的外の行動中にトラブルに巻き込まれ…という話なので、「結局やりたいことができてないじゃん」という話になってしまう。

設定は面白いし、10年以上前の映画でありながらまったく古くないだけに、こういう現実があって、それを打破するための戦いをしてます、という話では無いので、その辺りの“厚み”がもっとあれば、もっとのめり込めたんじゃないかなーという気がしました。

結局「覚醒」のくだりもなんだか納得できず、ルールはあるけど何でもアリになっちゃったところがまた残念。

そんなわけで、名作だとは思うんですが、僕はそこまでのめり込めず。

「インセプション」は夢だから何でもアリ…かと思いきや、きっちりルールの説明がありつつ、そのルールに納める作りになっているので、この映画のような「えー、それありなの?」っていう残念感も無かったように思います。

そんなわけで、後発と比較するのは酷かもしれませんが、僕には断然、「インセプション」の方が面白かった。比較にならないほど。

でもまあ、結局、いろいろ不満を書いてはいますが、それなりに面白かったのも事実。

もっと上を期待していただけに少し肩すかしを食らいましたが、観て損はないでしょう。

ココが○

世界設定はすごく好きですね。可能性を感じるすごく面白い設定だと思います。

ココが×

有り体に言ってしまえば、「トラブル対応を武器で解決」という話に集約されてしまうので、せっかくの世界観がもったいないんですよね。惜しい。

あと、最近観たせいだと思いますが、なんだかんだでこの世界も完全オリジナルというわけではなく、どことなく「ブレードランナー」の香りもしました。

あっちはあっちで、また人間の内面が話に奥行きを与えているだけに、「結果、アクション映画です」となってしまったこの映画は、深さという点でどうしても一歩劣ってしまう。あくまで、個人的な好みの話ではありますが。

MVA

キアヌ、若いですねー。かっこいいです。彼はどこか日本人好みというか、濃すぎない整った顔立ちが日本人受けしそうな感じですよね。

で、一人誰を選ぼうかな…と考えた結果、今回は

ローレンス・フィッシュバーン(モーフィアス役)

にしようと思います。拷問で目がいっちゃってるところとかなかなかナイス。あとカンフー。

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