映画レビュー0968 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

今年最後はやっぱりこれだろう、ってことで観に行って参りました。IMAXは2Dと3Dと両方やっててくれたので2Dで。

ちなみにですね…本編公開前、クリストファー・ノーラン監督次回作「TENET」の「プロローグエピソード」なるものが上映されまして、「予告編にしては長くね!?」と観客がざわつくぐらいに長い、なんならちょっとしたショートフィルムのような予告編(?)が流れて大変興奮した次第です。あれ15分ぐらいあったんじゃないかなぁ。

ポスタービジュアルの時点で「ああこれ絶対おもしろいやつだ」と思っていたんですが、このプロローグエピソードからしてもう絶対おもしろいしなんならもうこの時点で鼻血が出てたと思います。おそらく。楽しみやで…!!

ということで今年の更新はこれで終わりとなります。今年も一年ありがとうございました。

来年一発目は例年通り、なんプロアワードでご機嫌を伺おうと思っております。まだ手を付けていないので三が日にでもつらつらと好き勝手書こうかなと思っていましたが…ちょっと今諸事情により手を付けられない可能性があるので、もしかしたら更新が遅れる可能性があります。先にお断り。

今年はひとまずはここでグッバイしましょう。

みなさん良いお年をお迎えください。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

Star Wars: The Rise Of Skywalker
監督
脚本
原案
原作(キャラクター創造)
出演

キャリー・フィッシャー
アダム・ドライバー
デイジー・リドリー
ジョン・ボイエガ
オスカー・アイザック
アンソニー・ダニエルズ
ナオミ・アッキー
ドーナル・グリーソン
リチャード・E・グラント
ルピタ・ニョンゴ
ケリー・ラッセル
ヨーナス・スオタモ
ケリー・マリー・トラン
イアン・マクダーミド
ビリー・ディー・ウィリアムズ

音楽
公開

2019年12月20日 各国

上映時間

142分

製作国

アメリカ

視聴環境

劇場(IMAX・2D)

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

満足4割、不満6割。

7.5
「スカイウォーカーの物語」、ついに完結
  • 続三部作(789)の最終作であり、かつ現状公開されている1〜9本編の最終作という位置付け
  • まさかのパルパティーン皇帝復活の声から始まるファースト・オーダーとレジスタンスの戦い
  • 見せ場しっかり、過不足のない作りでテンション高く飽きさせない
  • しかしそれでも不満です

あらすじ

はい、もはや説明不要のスター・ウォーズ最新作ですね。

いつも書いていますが改めてまた書いておくと、僕のスター・ウォーズに対するスタンスとしては「そこまでハマってないけど一応全部観てきている」、ファンでもないけど割と好きなシリーズ、ってところでしょうか。

ぶっちゃけ4〜6はかなり子供の頃に観たっきりなのでほぼ記憶にないんですが、それ以外で言えば「これは好きだけどこれはいまいち」みたいな作品ごとに自分の中の評価がばらつくシリーズになっております。

で、今回…なんですが、まずは恒例のあらすじから。

前作でカイロ・レンにより殺されたスノークさん、実はかつてシスを率いていた皇帝・パルパティーンが作り出した幻影だったんやで…!

とお知らせされたカイロ・レン、「我に従えばすべてを手に入れられる」と諭され、ファースト・オーダーとパルパティーン率いるシスの軍勢が合体、「ファイナル・オーダー」として全宇宙を手にしようと活動を始めます。

一方レジスタンス側は思うように修行もうまくいかないレイ他いつもの面々で抵抗を続けているんですが、ファースト・オーダー側のスパイによって「パルパティーン復活」の一報を聞き、それはいくらなんでもダメでしょとパルパティーンを倒すべく計画開始。

どうやらパルパティーンは「存在の確認されていない惑星」エグゼゴルにいるらしいんだけどそこに行くにはシス用の「ウェイファインダー」なるアイテムが必要らしいで、ということでそれを探していたルークの足取りを追って改めて捜索しますよと。

はてさて“偉大なる皇帝”復活とともに圧倒的優位に立つファースト・オーダー(≒ファイナル・オーダー)に対し、レジスタンスはこの戦争を勝利することができるのか…というお話でごじゃーます。

まずは良かった点

やっぱり腐ってもスター・ウォーズなので、当然テンポも速く飽きさせないし、なにせ「シリーズ最終作」ということがわかっている以上、どう落とし前をつけるのかワクワクする部分は当然あるので、“観ている間は”面白かったですよ。素直に。

“スペース・オペラ”は伊達じゃねぇぜと。壮大な宇宙を舞台にした戦いの構図はやっぱり気分も高揚するし、78と2作観てきた主要メンバーへの愛着も出てくるしで「観てるときから不満が多い」ような映画ではないです。きっちり楽しめました。そこはとても良かったですね。間違いなく「映画を観に来た」行動への対価はあったと思います。

が…やっぱり「スター・ウォーズ」なんですよ。これは。

7のときも同じことを書いた記憶がありますが、スター・ウォーズシリーズはその辺の三部作レベルじゃ困るわけです。

今「ゴッドファーザー新三部作を作ります!」って言ったらめちゃくちゃハードル上がるでしょう。それと同じようなもんですよ。

単品の映画として観れば十分面白いし「上映時間も短く感じるぐらいにあっという間で楽しかったね」で良いと思うんですが、じゃあこれが“あの”スター・ウォーズ本編の最終作に位置付けられる作品としてどうなのかと言うと、それはもう圧倒的に力不足だったんじゃねーのと思います。

これまたいつも通り、大して好きでもない(つまり細かい部分に気付けない)人間が文句を言うのもどうなんだ、とは思いますが、それでも一映画ファンとして「あのスター・ウォーズ最終作!」と煽られちゃった以上はもっとやってくれよと思っちゃうのもしょうがないじゃないですか。しょうがないじゃないですか!?

一応ね、僕は今作の監督がJ・Jさん再登板と決まった時点で期待はしていなかったので、観に行くときも完全に「一応観てきてるから行くか」ぐらいの期待度でしかなかったんですよ。年内最後としては良いチョイスだし行っとくか、みたいな。

だからハードルはさして上がってない状態だったんですが、それでも…観終わって思い出せば思い出すほど不満が募っていくような、「あー結局J・Jさんの仕事って感じでしかないなー」と裏切りのなさにがっかりしたわけです。

「まずは良かった点」って言いながら文句ばっか書いてますね、ええ。サーセン。

またも繰り返される焼き直し

中盤ぐらいまではまだ物語の全容も見えないので「どうなるんや…!」って期待はあったんですが、やっぱり全部観て思うのは「また同じようなパターンの映画になっちゃったね」というものでした。

7はもう完全に4の焼き直しで、それ故J・Jさんじゃダメだろと思ったわけですよ。

で、今回は(記憶も定かではないですが)6の焼き直し+その他シリーズからファンが喜びそうな作りを引っ張ってきてどうですか、って感じに見えましたね。

というか厳密には明確にシリーズのどれと似てる、とかはいまいち出てこないのでこう言っちゃうのも酷だとは思うんですが、ただ映画好きであれば普通に「これきっとこうなるんでしょ」と想像される展開をそのままなぞってくれるし、わかりやすすぎる決めパターンに収まった話でしか無いので、いくらギリギリ「まさかがあるのか!?」みたいに期待させてくれても結局こうなるよね、と裏切りがまったくないお話というのがやっぱりつらい。

まあ最後なので当然「最終的にシスによって宇宙が征服されました馬鹿めー」ってな作りにはできるわけがない以上、その最後の展開に文句を言うのはフェアじゃないとも思いますが、にしたってそれ以外の部分での裏切りがなさすぎでしょと思うんですよね。

もうあからさまに「こういうの好きでしょ?」「みんなこの展開期待してるんでしょ?」って意図が透けて見えてるし、しかもその見せ方もご丁寧なもんでわかりやすく作られてるからすごく対象年齢が低い映画のように見えてくるんですよ。いや多分これは言いすぎなんですが。

この辺がねー。J・Jさんらしいよなと。

観客の期待に応えようとする実直さはわかるんですが、「その予想を超えてすごいもの見せてやる」野心みたいなものがまったく、まったく伝わってこないんですよ。映画から。

だからある程度評価が定まった監督にやらせるんじゃなくて新進気鋭のこれからの監督にやらせるべきだと思うんですけど。思うんですけどー!!

ビジネス監督、って言えばいいのかなぁ。表現的には。

情熱でクリエイティブな仕事をしよう、って意欲がまるで感じられないんですよね。

作りはすごく良いし、ガワはしっかりしてるんだけど、その中からあふれる「これを見ろ!!」って熱が無い。だからパッケージとしてはよくできてても、想像以上の評判を呼ぶ映画は作れない人なんじゃないかなと思います。

あくまで7と9(とその他ちょろっと)を観た感覚でしか無いんですが…。どうせならルーカスか、もしくはもっと野心のある人に任せてほしかった…。

端的に言って無難な仕事すぎる。そこが一番の不満。

とは言え監督がすべて悪いわけでもない

ただここで思い出さなければいけないのは、前作「最後のジェダイ」に対する世間の評価ですよ。

レビューに書いた通り、僕はすごく好きだったし今作よりも断然「最後のジェダイ」派です。

が、世間的には前作の評判ってすこぶる悪いんですよね。

それはそれは「今までのスター・ウォーズをぶち壊した」とか散々なもので、僕もツイッターで「脚本は明確に0点」って言ってる人を見ました。即ブロックしましたけど。

いやそりゃ過去作好きな人にとってはまったく納得がいかないものなのかもしれませんよ? 知らんけど。ファンじゃないし。

でもあの映画はいろいろ問題があったとしても、「あのスター・ウォーズシリーズの本編新作を任された以上は期待を超える仕事をしてやりたい」って情熱があったと思うんですよ。ライアン・ジョンソンの。

今回その情熱、感じますかね??????

僕はまったく感じられませんでした。

上に書いた通り、「ファンが喜ぶもの」を過不足なく当てていって丸めて収めたこじんまりとした映画になっちまったな、と思いましたよ。

じゃあなんでそうなったのかというと、それはやっぱり前作に対する風当たりの強さが大きいと思うんですよね。

「スター・ウォーズファン&マニア」の方々からすれば、前作は完全に“失敗作”に位置付けられているように思われます。

うるせぇファンだなと思いますが、彼らが重要な顧客である以上、そこにすり寄るのはビジネスとして当然のことだし、だからこそ“ビジネス監督”のJ・Jさんがディズニーの期待に沿った「綺麗だけど面白みのない映画」に仕上げてくれて良かったね、って話ですよ。

やっぱりここまで前作が叩かれてしまった以上はJ・Jさんとしても冒険はできないし、「じゃあ過去作のエッセンスを集めて綺麗に終わらせましょうかね」ってなってもやむを得ないでしょう。

逆に言えば、その路線で作るのであればJ・Jさんは最適ですよね。「フォースの覚醒」で完璧なまでに(ビジネス的な)仕事を仕上げてくれてましたから。

だからまあ、声の大きいファンによって収まるべきところに収まった、その結果がこの映画ということなんでしょう。

それが良かったのか悪かったのかはファン次第でしょうが、僕としてはつくづく残念だったし、「あのスター・ウォーズシリーズ」がただのその辺のシリーズモノ映画の一つに成り下がった瞬間を見届けることになったな、と悲しくもなったわけです。

最後だから挑戦しづらい、っていうのもあるとは思います。今さら新しいことをしようとしてもそれを回収する機会もないわけだし。

でもねぇ…これでいいの? ほんとに。観客の誰もが予想し得る展開でメデタシメデタシでいいの??

…といろいろ不満を書きましたが、まあでも本当にさすがにお金もかかってるしヘタなコケ方はできないプレッシャーも大変だったろうしで、観て普通によくできてる面白い映画だねとは言えると思います。

ただもー本当に7のときと同じことを書くことになりますが、「普通によくできてる面白い映画だね」なんてポジションにいられたら困るんですよ。スター・ウォーズが。

「うわこれやられたらちょっと他の作品が作りにくくなるわきついわ」って思えるような圧倒的な力を見せてくれないと。

相撲だって競馬だってなんだっていいですが、勝負事には「勝つのは当然、どうやって勝つかが問題」ってあるじゃないですか。

そういう深みがまったく感じられず、いわゆる「娯楽大作」の権化みたいになっちゃったのがね…つらい。

まだ憧れの存在であってほしかったです。スター・ウォーズは。勝手に憧れたいって言われても困るとは思うんですが。

ただそれも結局は“ファン”が望んだ声によって導かれた答えがこういう形で結実したんだと思います。そう思うと…今の世の中で感じられる問題の大半と同じだよなぁとも思うし、そこがまたなんとも暗い気持ちにさせられます。

国民が望んだ結果がこの国の形だよ、っていうね…。

この映画もまた、社会が劣化したが故にルーカスが作った頃の輝きを失ってしまったんでしょう。

そう考えるとなかなか罪深い「社会の鏡」として生み出された映画かもしれませんね。良いか悪いかは別として。

ネタバレの夜明け

一応作り手としては「レイがダークサイドに染まるように見せかけておいてレンがライトサイドに転向するのが意外」に見せたかったんでしょうが…まあそりゃそうなるよなとしか思えないですよね。

ただそのレンの転向にしてもいまいち説得力に欠けていたように思うんですが…。

レイに負けた時点でダークフォースの限界を悟ったのかもしれませんが、それだって邪魔者が入ったせいだし、じゃあその邪魔者(レイアの語りかけ)が改心のきっかけだったんだとすると、前も散々対話してたじゃねーかと思うし。

その後のハン・ソロ登場は驚きましたが、あれはもう背中を押す役割でしか無いので転向のきっかけではないと思うんですよね。

もう少しレンの内面を丁寧に描いて欲しかった。レイの内面は結構描かれてたし、それに対してレンが介入しようとする話ばっかりで、逆にレンの方がどう思っているのかの描写が少なかったせいで唐突に見えたんじゃないかなと。

っていうかレンにレイにレイアに名前が似すぎなんだよ!!!

ハン・ソロ登場と同じく、ルーク登場もあってよかったっちゃーよかったんですが…あの辺もあざといよなぁと思います。

これ完全に過去の遺産を利用してるだけですからね。過去の遺産でファンサービスしてるだけ。過去ジェダイの語りかけもそう。グッと来たけど。グッと来たけどあれはあざといファンサービス。ヨーダの声とかそりゃ喜ぶに決まってるでしょ。

そういう意味では映画自体が過去の人(過去作)を乗り越えられてないわけで、そんなんじゃダメでしょと。それこそ前作で語られた「師は超えられるもの」になってない。だからJ・Jさんの仕事はライアン・ジョンソンに負けてるんじゃないですかねと言いたい。

結局はパルパティーンが黒幕だった、っていうのもいかにもファンサ臭がするし、もうちょっと独自路線がんばれよと思います。

ただ綺麗に〆るにはパルパティーン、っていうのもわかるんでね…ここはしょうがないかなとも思うんですが。

最後にもう一つ、これは声を大にして言っておきたいんですが、ラスト直前の1シーン、「レイ…何?」とファミリーネームを聞かれたレイが一瞬考え、「レイ・スカイウォーカー」と答える…それは良いですよ。納得です。

ただそこであからさまにレイアとルークの肖像を空に映すかね!?

あのカットだけは本当にいらなかったと思うしマジ憤慨ですよ。マジ憤慨。

バカじゃねーの? ご丁寧に「ルークとレイアが見守ってます、だからスカイウォーカーを名乗りましょう」って。

そんなの観てる方は誰だってわかってるんだから、一瞬考えて(そのたっぷりとした演技を見せて)「レイ・スカイウォーカー」でいいじゃん!?

なんでわざわざご丁寧にあの二人を浮かび上がらせるわけ!?

子供だましにも程があるでしょ。ここは本当に申し訳ないけど「超絶センスねぇな」と思いました。あのカットだけで0点にしてもいいなと思ったぐらいにひどいカット。

何がひどい、って観客を信用してなさすぎ。それはつまり観客をバカにしすぎ。

だから逆に監督がバカにされるんだって話でね。もうJ・Jさんにはまったく期待しないことにしました。ドキュメンタリーとかの方が向いてんじゃないの。

あ、あとそうだそのシーンで頭来ちゃってすっかり忘れてましたが、レンとレイのキスもあり得ないし寒すぎましたね。それっぽい雰囲気を漂わせるまでは許すけど、キスまでしちゃったらおしまいでしょ。あんなことさすなよ…!

このシーンがイイ!

いいシーンはだいたいあざといファンサービスだったので、なかなかコレと挙げづらいんですが…。やっぱりラストシーンかな。あのセリフはわかってはいたけど聞きたかったし良いシーンだったと思います。

ただネタバレに書きましたが、その直前の1カットがマジで余計でクソカット・オブ・ザ・イヤーだったことも付け加えておきます。あのカットさえなければもうちょっと評価できた映画かもしれない。それぐらい憤慨するひどいカット。

ココが○

「フォースの覚醒」のときもそうですが、やっぱりこれだけのシリーズを終わらせるプレッシャーというのは相当なものがあったと思います。ましてや前作が“嫌われ者”なので。

それでもしっかりやりきったことは褒められて然るべきでしょう。

何をどうやったって叩く人は出てきますからね。これだけのものになると。

サッカー日本代表の監督と一緒ですね。

ココが×

ただ僕はやっぱり不満が多かったわけで、もうちょっと観客を信用して欲しかったし、最後だからこそ冒険する映画であって欲しかった。

この辺はきっとディズニーの意向も大きいんだろうと思うので、監督ばっかり責めを負うのも気の毒ではあると思いますけどね…。

そういう意味ではJ・Jさんも大変な中よくやったね、とちょっと許してあげようかなと言う気にはなります。

MVA

今回オスカー・アイザックがなかなか良かったんですが、それでも一番成長が見えたのはこの人だと思います。

デイジー・リドリー(レイ役)

今作ではとても表情豊かで…やっぱり意志の強さを感じる眼差しが素晴らしいですね彼女。

結局レイが主人公というよりはレンとのダブル主人公的な三部作になったと思いますが、やや感情の起伏が見えづらいアダム・ドライバーに比べると、万感こもった演技が際立ったデイジー・リドリーの方が良かったかなと。

ただこれは「(自分が)男だから女性の方が評価が高い」という単純な理由もあると思われます。アダム・ドライバーもすごく良かったしね。

あとは…詳しくは書きませんが、やっぱりドーナル君がね…。いつもなんかかわいそうな役が多いな、って気がして愛おしいですね。かわいそうだけど。

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